☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

春天の法則

2011-04-26 00:28:31 | 長距離血統の法則
91年 天皇賞(春)

メジロマックイーン、
親子三代制覇。

絶対の強さは、
時に人を退屈にさせる。

天皇賞が来る―


皐月賞の時のCMはミホノブルボン。そのナレーションは『そのモンスターの名は、ミホノブルボン。』と『常識は、敵だ。』であった。
勝ったのは、成駿をはじめ大方のマスコミ関係者(知る限りでは水上学氏だけが、京王杯の敗退は1400mを使う方が悪いだけで、兄と一緒にしてはいけない、と言っていた。)が煽ったおかげで、多くのファンが刷り込まれた『左周りが苦手』という常識を打ち破ったオルフェーヴル。
ならば、今回のキーワードは『親子三代制覇』か『絶対の強さ』の二つ。
が、前者の可能性はない。二代制覇ならばマンハッタンカフェ産駒となるのだが、『親子二代制覇』では今ひとつインパクトに欠けるのは否めない。
★イコピコ…×ジェイドロバリー
★ゲシュタルト…×エンドスウィープ
★ヒルノダムール…×ラムタラ


ならば、もう一つの『絶対的な強さ』か?
マック自身は91年、92年の春天を連覇し、史上初の3連覇がかかった92年で惜しくも2着。この順序は違うが、もし今年勝てばマックと同じ春天2勝2着1回となる馬が一頭いる。そう、あの馬のことだ。
★マイネルキッツ…チーフベアハート×サッカーボーイ
■血統傾向■

確かにリピーターが活躍する春天ではある。
が、マックほどの『絶対的な強さ』を持っているのかと言われると?を付けざるを得ない。
マックは、全成績【12-6-1-2/21】のうち1番人気になったのは合計18回で、残る3回も2番人気が2回、4番人気が1回である。そして、1倍台に指示されたのは14回あり、【7-4-1-2】と馬券対象圏外に飛んだのはたったの2回しかない。(ちなみに、そのうちの1回は91年秋天の1着入線も、18着降着になったもので、これは記録上ではマックが負けたことになっているが、実質、武豊の負けである。)ここまでファンからの絶大な指示に応えてこそ『絶対的な強さ』と言えるのだ。
どだい、キッツとマックを比べるのは可愛そうなんだけどね。
とまあ、ヨタ話はこれくらいにして、もう寝ます。
おやすみなさい。