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桜花賞の法則3【結果】

2011-04-11 00:00:00 | 牝馬の法則
■血統傾向更新■

昨年、父SS系が3着以内に入らなかったこと、キンカメが1、3着に入ったことにより、潮目が変わったかと思いきや、今年はSS系を持つ馬が掲示板を独占。NEW阪神となってSS系とノーザン系の配合の馬が4勝目。また、1着のマルセリーナの母父マルジュは、昨年1、3着のキンカメの母父ラストタイクーンと同じトライマイベスト系である。

成駿と仕掛人・上田にやれ『切れる脚がない』とか『上り3F35秒を切ったことがない』ということで低評価だったホエールキャプチャーであるが、上り3Fはご両人の◎マルセリーナと同じ34.3の2位タイ。(ちなみに1位は3着のトレンドハンターの34.2。)しかも、大外を4角手前からぶん回してのこの上り。マルセの方は直線半ばまで馬群から出るに出られず、結果的に脚を溜めに溜めての切れ味。つまり、ホエールの方が速い脚を持続できるということ。となれば、枠順にそれほど有利不利がない府中に変われば、逆転の目は大いに有り得る。

上位4頭は、4角を後方に回ってきた通りに入線。ということは、ズブズブの展開。ラップを紐解けば、前半3F34.6⇒後半35.4の+0.9秒差の前傾ラップ。この前半3Fの数字は昨日のNZTよりも1.4秒も速く、先週のダ卿CTよりも0.9秒も速い。にもかかわらず、中間の2F(4F・5F目)は23.9秒で、NZTよりも▲0.1秒速く、ダ卿CTよりも0.1秒遅いだけ。つまり、中間も息が入らない展開だったということ。その勢いは3F目に11.3で突入したことでもわかる。が、さすがにここまでラップが速過ぎては、前は持たない。残り2Fは12.0-12.1とガクンとペースが落ちた。そこを後方待機の4頭がズブズブといったのが実態。この厳しい流れの中、勝馬からは3馬身1/4(0.6秒差)千切られたものの、最後まで粘りとおしたフォーエバーマークの能力は評価してもよいのではないだろうか。マイルでは長いが、次走1200m~1400mの内回りに出てきたら要注目。

なお、11番人気で4着に突っ込んだメデタシは、栗東の坂路(水曜)で№1の49.7秒を叩き出していた。

■コース傾向更新■

SS系の天下は変わらない。

=おしまい=