☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

福島牝馬の法則【結果】

2011-04-23 17:41:34 | 牝馬の法則
■血統傾向■

例年ならば【1-1-1】のSS系×ファイントップ(FT)系や【2-2-0】のヴァイスリージェント系×SSが絶好の狙い目となるのだが、小回りの福島から外回りの新潟へ変更となった今年は、この傾向は通用しない。全くの別物の競馬になるのは容易にわかること。

■データ傾向■

<前走>
前走別成績では、中山牝馬S組が圧倒的優勢なのだが、今年は日程が後ろにずれ込み、例年ならば中5週あったのが今年は中2週と大幅に短縮された。この辺がどう出るのか?

<年齢>
4歳、5歳でほぼ二分。

<人気>
1~3番人気はそれぞれ【1-0-1】と信頼は置けない。かといってコレといった狙い目も見当たらないので、人気は気にせずに。ご自分のお好きなところからどうぞ。


【結果】

例年とは異なるローテーションにもかかわらず、今年もまた前走中山牝馬S組がワン・ツーフィニッシュを決めた。同組は計6頭出走していたが、2着、3着の馬がそのまま1、2着となった。中山牝馬Sは、ハイペースの流れでズブズブの展開となったため、フロック視されていたのか両馬とも9番人気、5番人気と人気になっていなかった。当時、フミノイマージンはコスモネモシンから4kg貰いの51kgで3/4差。今回は、別定の同斤量での出走となれば逆転と考えれば、この人気は順番としては妥当なところ。が、大方の予想を覆し、その着差は2馬身と開いた。その原因は両馬の脚質の違いにある。中山牝馬Sでの上がり3Fは、フミノ34.2(1位)に対してコスモ35.0(3位)。福島牝馬Sではフミノ33.3(1位)に対して33.9(5位)と、明らかに前々で粘るコスモに対し、後方で脚を溜めて一気に切れるフミノの決め手。

フミノが中山牝馬Sで記録した上がり3F33.3というのは、1着のレディアルバローザの上がり3F(34.4/2位)を0.2秒上回るものである。当時の斤量はレディ53kgに対してフミノ51kgの2kg差。着差は2馬身+1/2差。同斤となれば更に差が開くかと思われるが、これは4角での位置取りの影響が大きい。いくら上がり1位の脚を繰り出したところで最後方一気ではレディには届かない。決め手はレディと互角以上である。

ここで、中山牝馬Sと福島牝馬Sのラップを比較してみる。
<中山牝馬S&福島牝馬Sのラップ>

奇しくも両レースの勝ちタイムは1.45.4。が、中身は全く異なる。前傾ラップの中山牝馬Sに対して後傾ラップの福島牝馬S。この流れが異なるレースで、どちらも上がり順位1位の脚を繰り出したフミノイマージンは、もっと評価されてもいいだろう。
ブエナビスタVSアパパネの2強対決で注目されるであろうヴィクトリアマイルだが、このフミノイマージン、そしてレディアルバローザは絶好の狙い目だ。どうか人気になりませんように♪

=おしまい=

フローラの法則【結果】

2011-04-23 17:41:15 | 牝馬の法則
■血統傾向■
(中山開催から東京開催となった01年以降)

言わずと知れたオークストライアルではあるが、ここで権利を取りオークスで馬券対象になったのは7頭で、優勝したのはレディパステル(01年2着)と昨年1着のサンテミリオンの2頭のみ。果たしてマルセリーナ、ホエキャプを脅かす馬が出てくるのか?毎年オークスへ向けて「新星」が現れるのか注目されるのだが、今年の場合はそれだけではなく、翌日、同じコースで行なわれる皐月賞にとっても見逃せない一戦。

父SS系が【5-6-4】と過去10年の3着以内の半数を占める。その5勝2着6回のうち01年を除いた4回はSS系のワン。ツーフィニsッシュ。母父では【6-6-3】のノーザンダンサー系で、こちらも丁度半分。まずはこの2系統を中心に。

そして、面白いのが1着の父。1着の父10頭のうち02年パラダイスクリークを除く9頭には、共通点があるのだ。それは自身が菊花賞、春天馬か、あるいはいずれかを輩出した種牡馬であるということ。

<自身が菊花賞馬か春天馬>
01年ダンスインザダーク…96年菊花賞
03年サクラローレル…96年春天
07年ナリタトップロード…99年菊花賞
08年マンハッタンカフェ…01年菊花賞/02年春天
09年マジロマックイーン…90年菊花賞/91年・92年春天

<産駒が菊花賞馬か春天馬>
01年ダンスインザダーク
-菊花賞馬…93年ザッツザプレンティ/94年デルタブルース/09年スリーロールス

05年サンデーサイレンス
-菊花賞馬…96年ダンスインザダーク/00年エアシャカール/01年マンハッタンカフェ/05年ディープインパクト
-春天馬…99年スペシャルウィーク/02年マンハッタンカフェ/05年スズカマンボ/06年ディープインパクト

06年オペラハウス
-春天馬…00年・01年テイエムオペラオー/07年メイショウサムソン

また、04年1着の父フジキセキからは、後付けではあるものの06年菊花賞2着のドリームパスポートが、そして昨年の1着の父ゼンノロブロイ自身は04年菊花賞2着の実績がある。つまり、02年1着の父パラダイスクリークを除く9頭の1着馬の父には自身か産駒に菊花賞か春天で連対実績があるということ。決して長距離には分類されない芝2000mではあるが、ことフローラSに関しては父からスタミナを受け継いでいる馬が活躍している。

【結果】

勝ったのは前走未勝利を勝ちあがったばかりの9番人気のバウンシーチューン。ハナ差での勝利ではあるが、着差以上にこの勝利は大きい。なぜなら、父もしくはその産駒が菊花賞・春天で連対実績のある馬という法則が今年も成立したからだ。父ステイゴールドは98年の春天でメジロブライトの2着がある。

そして、もう一つのプチ法則『SS系が勝つときは2着もSS系』は成立しなかったものの、大系統であるヘイロー系で括れば成立する。

血統傾向的に気になるのは、父で2着3回、今年は母父で2着に入ったBT系。

というわけで…
★史上最強のフローラS鉄板法則★
1.父もしくはその産駒が菊花賞・春天で実績のある馬
2.SS系が頭なら2着もSS系
3.BT系も忘れずに!

みなさんも、どこかにメモっておいた方がいいですよ♪

=おしまい=