実は朝からどうしても見たい本があり、押し入れを捜索ー。
で、偶然にもずっと見当たらないと思っていた本まで見つかってしまいラッキー。
それがドラムの教則本だった。
若い頃から教則本や楽譜を集めるのが趣味だったので、古くは10代の頃に初めてやったクラシックギターの教則本やのちにやって挫折したエレキギターのギター譜やバンドスコア、そして20代に始めたドラムの教則本が多数~。もちろん40代で始めたジャズサックスの楽譜や教則本や現在進行形のスラップベースの教則本とか、、、多々あるけど。(爆)
その中でもドラムの教則本やジャズドラムのもの、ロックドラム系、そして一番多かったのがルーディメンツ系の教則本たち。
ドラムの基礎であるルーディメンツは、ドラムを始めて2年後くらいに嵌って、あのロールがしたいがために週に一度、ドラム教室とは別に専門の個人レッスンを受けていた。
その時に教室で使用していたのが下に書いてある教則本の一部。
実際には、打楽器教則本とAMERICA'S・N・A・R・D(DRUM SOLOS)を、2年掛けて全部レッスンでクリアした。
それ以外の本はレッスンを止めた後、独学でやろうと思ったけど、少しやって挫折!(おぃ。)
未だに課題のまま。
■打楽器教則本
■ルーティメント/リズム教育研究所
■AMERICA'S・N・A・R・D(DRUM SOLOS)(洋書)
■ALL AMERICAN DRUMMER 150Rudimental SOLOS(洋書)
■MODERN RUDIMENTAL SWING SOLOS(洋書)
■'14 MODERN CONTEST SOLOS' for Snere Drum(洋書)
最初、「ALL AMERICAN DRUMMER」という本を練習したかったのだけど、当時、先生が「これはちょっと難しいから「NARD」をぜんぶ練習したら、次にレッスンでやってもいい。と仰ったので、真に受けて気合入れて練習した。
がしかし、全部終わった頃、事情があり、そのレッスン自体を止めてしまい、次をやることもなく。(涙)
で、ちょっとだけ教則本を紹介します。
■打楽器教則本
これはフツーの打楽器の教則本で、学校とかでも使用されているもの。
ドラム初心者2年目だったので、「ルーディメンツをやる前にこれをやりなさい!」と課題として出された本で、レッスンではこの本とルーディメンツの本を兼用していた。
一応、ルーディメンツの基礎も詳しく書いてあり、それなりに楽しい教則本だった。
■ルーティメント/リズム教育研究所
ドラムを始めた頃、特に話題になっていた教則本で、ドラムセット教則本と姉妹品として関連のビデオもあり、とてもお世話になった。
監修、著者のリズム教育研究所という教室もこの本で知り、本を練習しているうちにどんどん興味が湧いて、結局、数年後に教室の門を叩いた。
で、そこでは2人の先生に付いて、約2年間ドラムを習うことになったのだけど、、。
ちなみに本はその教室でも使用されていた。(みたい。)
ルーディメンツの基礎が詳しく書いてあって、入門書としても練習用としても最適だと思う。
■AMERICA'S・N・A・R・D(DRUM SOLOS)(洋書)
で、これがいわゆる「ナード」と呼ばれているルーディメンツの教則本。
レッスンで最初にやれ!と言われて必死に練習したけど、凄く難しかった。
なにしろ全部まさかの手書き!(おぃ!)
綺麗に清書されているけど、、、見ずらいー。
さらに手順が書いていない。(うっ。)
ルーディメンツ初心者はその手順が問題で、、。
でも内容の曲としてクオリティは高くて、スネアだけ叩いてもなんとなくメロディを感じられて楽しかった。
全編、4/4拍子と6/8拍子しか出てこない。
■ALL AMERICAN DRUMMER 150Rudimental SOLOS(洋書)
この本は、どっかのドラム教室とか、セミナーとかで中の譜面を何度も見たことがあったので、正式にやってみたかったけど、、、願い叶わず。
こちらは手順もばっちり書いてあるし、譜面も印刷だし、見やすいんだけど、、、たしかに内容は手強いかも。
■MODERN RUDIMENTAL SWING SOLOS(洋書)
これはアドバンス向けのコンテスト用の教則本なので、参考用に購入。
一番のお目当ては、P44に掲載されている(マニアでは有名な?)「Three Camps」という曲の譜面が欲しかったから。
で、この曲は叩いてみると分かるけど、あのどっかの「337拍子ー。」と同じリズム。
当たり前だけど、ドラム系の教則本はリズム譜しか掲載されていないので、譜面もすべてリズム譜として捉える。(←これが、後にサックスを始めて、ト音記号を読む弊害になるとは思わなかったけど。)
■'14 MODERN CONTEST SOLOS' for Snere Drum(洋書)
これも含めた洋書4冊は、最初に紹介した「ルーディメント」の本の中で、「推薦するマーチング・エチュード集」のページに紹介されたもので、素直にそれを信じて全部集めてしまう自分って、一体。
なので、この本も参考程度で、中身はやっぱりちょっと難しいかもー。
説明では、あの「スティーブガットが愛用した教本」と明記されていた。
今でもルーディメンツは好き。
特に「ロール」が好きで、あとは「フラム・アクセント」という手順が好き。
一時期凝っていた頃は、毎日スネアで練習していたので、どっかの楽器フェアで適当に叩いていたら、「マーチングをやっていたのですか?」と何度も言われたことがある。
残念ながらマーチングの経験が無いのがちょっとさびしい。
おかげでジャズに必要なレギュラグリップのマスターとか、ロールとかマスターできたので良かったといえば良かったけど。
でも本当のドラムの難しさは単に練習で補えるものではなく。
練習で頑張ってテクニックの習得をしても、結局、ドラム本来の「リズムをキープする。」という役割は会得できなかった。
、、、とはいってもドラムを叩くのは楽しい。
たとえ上手く叩けなくても、ビート刻んでいると無心になれる。
それに音楽がどんどん耳に入ってきて心地よい。
やっぱりドラムって素敵かも。