今日は、超久しぶりにクラリネットを吹いてみたー。
というか、前に、いつ、吹いたか?
、、、まったく覚えていない。
たぶん、最後に吹いたのは昨年だと思いたい。
たしかレッスンを止めたのが2、3年前。
その当時のクラリネットのレッスンでは、月に3回、30分の個人レッスン。それを約一年半も続けたけど、結局、マスターしたのは、「シ」の運指だけ。
たった30分のレッスン時間なのに、毎回20分もロングトーンばかりで曲もちょっとしか吹かないので、最後の方は諦めムード。というか、楽しくないし。
ロングトーンの練習にしても、単にクロマチックで一人で吹いているだけで、吹くたびにアドバイスは頂けるけど、とりあえずダメ出しばかり。
たしかに「先生のようなお手本的なクラシックの音色じゃないけど、一応、音出てるし、、。」という、そんな無意味な感想ばかりもっていたせいか、まったく上達せず。
そんな状態だったので、ついに見切りを付け、次にやりたいことがあったので、それを期にレッスンはやめた。
そして今日。
超久しぶりに吹いたけど、とりあえず音は出た!
さらにクロマチックの運指もなんとか覚えていたー。
肝心の「シ」も「ド」もちゃんと指が覚えていて吹くことができた。
それで問題なのが、リード。
クラリネットのレッスンでは、なぜかレジェールシグネイチャーのソプラノサックス用3番のリードを使っていて、それは先生が選定して頂いたモノだったので文句もいえず。
でも内心、「なぜクラリネット用じゃだめなの?」って思っていた。って、たぶん、自分が使っていたのが柔らかすぎたから。
ちなみにリードは、フォレストーンとレジェールシグネイチャーの3番を使用。たしかに柔らかい。
現に吹き込むとリードミスが連発するほど、息と舌の勢いに負けるみたいで微妙にコンロトール力が必要な気がした。
さらにアンプシュアも深めで、どちらかというとサックス風??、、、で、でも、その吹き方はクラシック専門の先生には我慢ならないポイントだったのかもしれない。
つまり、クラシック本職の先生からみたら、「どう吹いたら、こんな音を出すような吹き方ができるんだろうか?」と、疑問に思うくらい変な音になっていたのかな??
がしかし、たぶん、これっていわゆる「才能のが無い。」の典型だと、当時は思っていた。
ちなみにクラリネットは、ビュッフェクランポンの「R-13」という機種で、2代目。
一代目は、ヤ○ハの「Y-27」で、どちらも中古。(価格はだいぶ違うけど。)
レッスンに通っているとき、「シ」の音が出たお祝いに思い切って「R-13」を中古で買ったのだけど、とても良い楽器だった。
前の持ち主は大学の音楽系の先生らしく、古いものだったけど、保存状態は良かった。
シリアル番号があったので、後にネットで調べたら1980年製。当時のクランポンは、木も良い品質のものを使っているらしく、それはそれでうれしかった。
なのに。
相変わらず初心者のまま、吹くのがままならないという現状が、、。
「楽器は吹き者を選べなくて残念だよねー。」とか、思ってしまうほど、、、「宝の持ち腐れ」状態っ!?
それで、今日の練習内容としては、
まず、Cメジャースケールを吹いてから、「チューリップ」や「聖者の行進」のメロディを吹いた後、、、。
ジャズの「フライミー」と「バイバイブラックバード」のテーマを吹き、、。
って、ここまではなんとか音がちゃんと出て、よかったのだけど。
ところが、その後、「フライミー」と「バイバイブラックバード」をジェイミーの「マイナスワン」でテーマとアドリブ吹いたら~。
「あー!れー?!」、、、って、。
うん。テーマはともかくアドリブ吹いたら、急に吹きずらくなってリードミス連発!
さらにおまけになぜか音色までおかしくなって、
まるで「にわとりが首を絞められているような音。」に!!!
もちろん自分自身、ちゃんとした吹き方をしたいとは常に思っている。
がしかし、しかし、クラシックの正統的なレッスンを受けても、先生にずっとダメ出しを喰らっていた経緯を考えると、もうレッスンに行くのは時間とお金に無駄のような気も。
で、つくづく思うのは、まず「正統的(クラシック的な)吹き方ができない。」
さらに、「クラリネットの基準的なリードだと苦しくて音が出ない。」
そんな状態でいいのだろうか?
そう思ったこともあったけど。
ただ、趣味として、音楽をやることを考えると、正統的な吹き方と音じゃなくても良い部分もあってもいいのでは??
ということで、首を絞められたにわとりの声であっても、その声がちょっとでも美声になればいいな。