昨日の日曜日、近所のブックオフにて珍しい本を発見!
それが「Jazz Theory Workshop ジャズ理論講座」というジャズ理論書。
それも今回、買ったのは、その中上級編。(写真中央の本。笑)
、、、というのも、実は、もうその初級編は、すでに一年前に、レッスンにて先生に薦められて購入していた。
ところが、ほとんど読んでいなかった。(おぃ!)
なにしろ中身は、スケールとコードの音の関係の説明ばかり。
もう細かく一音づつ音が入れ替わるほどに名前が変化し、もう読んでいて頭が混乱していまうので、読んでいると何度も気絶状態になってしまい、、。(汗)
仕方ないので、しばらく読むのはお休みした。(って、そういう読み方はいけないのかもしれないけど、。)
でも、なんとなく気が向くと読んだりもしていた。(笑)
そんな初級編の教本だけで、もう満足して、次の中上級編はさぞかし難解な内容だと、密かに思って買わなかった。
ところが、、。
昨日、ブックオフで、新品同様~というより新品状態の本が半額で売られていて、、、やっぱ衝動買い!(爆)
もちろん立ち読みをすること30分以上!(笑)
凄い難しい内容かと思ったら、そうでもなく、(理論的難易度は高いみたいだけど、)、、、内容は、コードハーモナイズ応用の実用編とか、ジャズでは普通にあるモード旋法とブルースの理論と解説も載っていて、わりとジャズ初心者でも分かる内容だった。
初級編では、ひたすら音の関係ばかりの説明だったけど、中上級編ではジャズ音楽全体の説明も入っていて、普段からジャズの曲を練習している自分としては、こっちのほうが取っ付きやすかった。つまり、ジャズの曲を演奏するということは、最初に回答を見て演奏しているのだと、教本を読んで自覚できた。そして、その教本には、その答えに対する問題の分析が載っていて、ちょっと面白いと思った。
ただ、、、どちらの本もすでに絶版になっていて、楽器屋さんにあってもそれは在庫限りらしい。もし見つけたらぜひ、初級編だけじゃなく、中上級編も、一緒に購入するのがいいかもしれない。
私としては、ジャズのモードやブルースは大好きだけど、理論書であまり詳しい説明を読んだことがないので、実際にジャズで演奏することを考えると、そっちの理論だけでも知っておくと役に立ちそうな気がした。
それからついでに、一緒に売っていた「音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと」という本も買った。こちらは絶版ではないみたい。(もちろん半額で購入~。笑)
で、こちらは、楽器を演奏する際の体の理論書。イラストがたくさん入っていて、楽器ごとに体がどう動くか解説してくれている。そして、どういう動きをすると体が駄目になるとか、どういう動きが良いとか書いてあるので、普段から首や肩こりに悩まされている自分にとっては、目から鱗、、。まだ全部読んでないけど、参考になりそうな事が書いてある感じだった。
それでひとつ最初に目にとまったのは、ドラムとか打楽器を叩く動きについて。
私は、20年近くドラムを趣味で叩いてきて、メタルバンドでのツインペダルでの連打とか、激しい音楽を激しく叩いてきたけど、、、なぜか一度も腰痛になったことがない。
よくドラムをやっている男の人とか、上手い人でも腰痛になる人が多いのに、なんでなかな?と思っていた。それで、その謎なんだけど、ひとつヒントみたいなものが載っていた。それは、ドラムを叩くときの体全体の動き。
つまり、手足で振動のある動きをするとき、体本体もそれなりに微妙にねじったり、曲げたりして、動きを助長させることで、体全体の動きと呼吸を助けるというもの。
それを考えると腰を痛めるドラマーって、フォームは一見して綺麗で、体のブレも動きも少ないのに気付く。それに比べ、私の場合は、前にライヴのビデオを見て思ったのは、変に無駄な動きは多い。実際にスティックでドラムを叩いてなくても、いろいろと体を動かし続けている。でもそれが、体にはよかったのだと、やっと理論的に説明できて本当によかった気がした。実際、何時間叩いても腰痛になることもないし、、。
あと、首に関しては、別の理由があるので、こちらは、また後で。(笑)
、、、ということで、中古で何気に買った教本だったけど、意外と面白い内容でうれしかった。
これで少しは、理論的にも音楽が楽しめたらいいなと思ったり~。
「Jazz Theory Workshop ジャズ理論講座 中上級編 」
http://store.shopping.yahoo.co.jp/gakufu-net/62261.html
「音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4414402808/blogtakaradajp-22