先日、地元の市民会館の講座で兼ねてより気になっていた講座が開かれた。
それが、「トランプサイズの油絵講座」というもので、、。
実は、油絵は子供の頃に興味本位で少しだけ描いたことがあった。がしかし、、、あの油独特のにおいが苦手で、大人になってから諦めていた。(汗)
でも最近は、あまり臭わない油絵具もあるらしい。それに大作を描いたりしなければ、絵具の量もオイルも少なくて済むし、もしかしたら、もう一度、油絵を描いてもいいのでは、、、と、思っていた。そんな折、その講座の存在を知り、受講してみることに。
普段、描いているデッサンや水彩画、アクリル画でも、一番小さいサイズの画用紙はハガキサイズで、それ以下の小さな紙に絵を描いたことはなかった。
で、実際にその油絵講座では、8センチ×10センチという確かにトランプくらいのサイズの厚紙に油絵を描いた。
油絵の特徴は、ずばり絵具が乾かないこと。
でも、それはメリットでありデメリットである。
と、つくづく感じた。
今までアクリル絵具で油絵風の塗り方で描いたりしたけど、アクリルは、もともとすぐに乾くので重ね塗りが容易。でも逆に絵の具がすぐに乾くので、一旦、紙に塗るとその上で絵の具の混色が難しい。それに描いた絵の具は二度と剥がれない。
ところが油絵具は、塗った後も絵の具同士で混色が可能で、いくらでも色が混ざる。それに描いたあとも絵の具をふき取ることが可能。
どっちがいいか、、、というより、どっちも良い。というが素直な感想。
とりあえず油絵初心者ということで、講座の最初に「初心者セット」という絵の具や筆の入ったセットを購入ー。
って、この時点ですでに続けることを決意?!(笑)
ちなみに「初心者セット」の中身は、絵の具、筆、オイル、洗浄液、紙パレットなど。
で、ケースはプラケースが付いていたけど、、、ここは本格的な道具が欲しい自分は、後日、リサイクルショップで、(運良く、)空の木製ケースを中古でゲット!!
やっぱ油絵のケースは木でしょ?(爆)、、、という単なる憧れは、どんなことやっても同じかなー。
肝心の油絵の講座は、2時間で、目の前にミニチュアのモチーフを好きに並べて描いた。
はっきりいって、ほとんど初心者の油絵。
絵の具の使い方が分からず、描いては消し、描いてはぼかし、、、。
なんだかよくわからないものに。(汗)
でも描いている時は楽しかった。
やっぱり絵は色を考えて塗るのが楽しくて、そういう意味でいうと良いかも。
ただ、油絵は弱点ともいうべき、アレ。
絵の具が乾かないー。
仕方なく、ビニール袋に入れて持って帰ってきたけど、問題はその後。
やっぱり乾くまで意外と臭う。
なので、家の中に置いておけない。
仕方なく箱に入れてベランダに。
というか、ベランダに置くためのケースが欲しいー。
ということで、子供の頃から憧れだった油絵。
ちょっとずつこれをきっかけに始めてみようと。
で、実際に描いてみると仕上がりの絵の感じがアクリルとかと微妙に違う。
油絵独特のあの質感は、やっぱり油絵だからあるのかも。
で、昨日、描いたのがこの絵。
これからは楽器の練習の合間に少しづつ描いてみたい。