この前のベースレッスンの話の続きです。
ベースレッスンでの内容、おもな項目は以下のとおりです。
1.メジャースケール練習での謎のタッチノイズについて
毎回、ウォームアップを含めてやっているメジャースケールのスケール練習。
8フレットのポジショニングでの上昇下降のフレーズで、オクターブ上の「C(ド)」から降りてきて、「G(ソ)」を弾く時、左手小指で押さえるのだけど、その時、決まって発音とは違うノイズが出ることが多く。それがテンポを速めにした時だけという症状があり、、。
で、これについて自己判断で、「きっと弾く時に小指の運指がピッキングより少し遅いのが原因?!」と、思っていた。
それを先生に目の前で弾いて見せて相談~。
そしたら~なんと!その微妙なタッチノイズは、左右の手の連動が原因ではなくて、単に小指を押さえるときに左掌を覆いかぶさるようなフォームが原因だった。
つまり左手を、一旦、指板から放しているような~いないような、。
で、ノイズの正体は、左人差し指の付け根による一弦を触ってしまう~タッチノイズ~。(うーん、言葉にするのが難しい。)
それで解消方法は、単に左手のばたつきを押さえる意味も含めて、左手人差し指をフレットから離さないフィンガリング!って、これ運指の基礎だったり~。
2.ハンマリングオンとプリングオフについて
そして、その運指の基礎なんだけど、左手自体の自由度を高めるというより鍛えるためにも、ハンマリングオンとプリングオフは欠かせないテクニック。
特にスラップ奏法においては、最重要強化課題らしく、、、両方練習しないとダメ!!!と。
例えるなら、ハンマリングオンが=腹筋運動~、プリングオフが=背筋運動!!
なのに~なのに~~~自分は、ハンマリングオンしか練習していない!?、、、と、 自ら暴露して、、、墓穴を掘る!という、。
で、「プリングオフって、音出ないんですよー。」
と、何気に5フレット辺りで弾いてみたら~。
先生、「ちゃんと音、出てますけど?!、、、なにか?」と、突っ込まれ、、、またしても、、。(汗)
どうやらプリングオフで音が出ないというのは、本人がそう思っているだけで、実際には出るには出るけど、かなり神経を集中しないと狙ったように出ないというのが真実らしい。
3.スラップのオクターブ奏法のフォームについて
そして、前回、仕切り直しで、スラップ奏法の基礎練習ということで、課題曲として、あの有名な「ザ・スクエア」の「マジック」の譜面を頂いて、スラップのオクターブ奏法を練習してきた。
ところが、最初の方を弾いた段階で、「待った!」が入り、、。
どうやらオクターブを弾く左手のフォームがいまいちということで、改めてレクチャーしてもらった。
自分の場合は、手が小さいというのもあるけど、それに加えて手が固い?!というがあるのか、小指が曲がらない。
で、人差し指でCオクターブのルート、3弦5フレットを押さえて、小指で1弦を押さえると、小指が半伸ばしになり、さらに一音ごとに弦から指を離してしまう。、、、って、これは良くない例~。
それで先生に指示してもらったフォームは、3弦を人差し指で押さえたら、1弦を小指で押さえたら、その小指を曲げる!なるべく深く。ところが小指、、、固い!?、、、って、かろうじて第一関節は曲がっているけど、第二関節が曲がらないー。と、かなり苦戦!
で、思わす、「練習して、鍛えれば、なんとかなりますかー。」
先生、「そこは強化ポイントです。」(きっぱり。)
「はい。わかりました。」
「ちなみに、そのフォームは楽器を持っていないで、構えると、欧米ではやばいポーズになりますので、ベースを構える(弾く)以外にやらないように。」という注意事項も。(笑)
4.スラップ用のハンマリングオンのフォームについて
それで、「POW!」にも出てくる連続ハンマリングのフレーズ。
4弦~3弦~2弦~と連続してハンマリングすると、弾き終わった弦がミュートできずに音がかすかに残りノイズになる。
これについて薄々どうしたらいいか?気付いていたものの、、、放置!(おぃ!)
でも何度も弾いているうちに我慢ならなくなって、遂に先生に相談してみたー。
「あの~、弦移動で連続してハンマリングすると音が残って、ぼわ~!と鳴ってるような音がするんですけど、なんとかなりませんか?」
そしたら、「なんとかなります!」ということで、
実は、あった!スラップ奏法のハンマリング方法が、、。
というか、ほんと見落としていたのだけど、スラップ奏法自体、右手ばかり気になっていたけど、本当は、左手の方が難しいテクニックが隠されていたことが、今更、判明?!
つまり右手のピッキングよりも難しい左手のミュート。
特に左手が固い自分にとっては試練だー。
で、スラップする時のハンマリングフォームは、ハンマリングしない中指と薬指を伸ばして弾いていない弦を触っておく。
ところが、その中指と薬指が伸びないー。なぜか力んで凝固していしまい、、。3弦でのハンマリングで、4弦だけ中指で触ろうとしても、、、、これが、、。(汗)
でも、これできないとミュートできないので、やるしかない。
、、、というか、このフォームこそ、スラップ奏法の核心をつく形らしく、
「構えているだけで、上手そうに見えるフォーム。」という、おだてに、つい乗ってしまい、、。
「はい。やります。やります!」
5.スラップ課題曲の中のベースソロについて
それで肝心のスラップ課題曲の「マジック」。
中間にご存じの8小節のベースソロがある。
最初、先生は、「見ないことにしていいですよ。」と、仰っていたけど、練習ついでにやってみたら、それほどの難易度ではなかったので、やってみることにした。
とりあえず練習しているうちにフレーズは覚えてしまい、、、先生の前でつっかえながら披露~。
そしたら、「相当、練習しましたね!」って言われて、、、。
「うーん、生徒が弾いたフレーズで、どれくらい練習したのか?!先生ってわかるんだー。」と、妙に感心してしまった。
(たしかに、毎日1時間以上、3週間は練習したけど。)
ただ、ここまででは完成には至ってなくて、フレーズの細かな部分は、まだまだ練習中ー。
もうこのベースソロに関しては、曲の一部になっているみたいで、ライブでベースは必ずそのフレーズ(リフに近い?!)を弾くと、観ている方も盛り上がるそうで、、。
できればネタとしても弾けるようにしたいところ。
6.POW!のリフ
そして1年以上の練習期間を要しているラリーグラハム先生の「POW!」のリフ。
スラップ奏法の基礎テクニックが詰まったリフなので、日々練習中なんだけど、、。
とりあえず先生の前で弾いてみた。
テンポは、まだ半分程度だけど、運指は少し良くなったかも?!
左手のタッピングは問題無しになったけど、一番の問題は、やっぱハンマリングのミュートのフォームかな?
というか、左手の各テクニックの動作の連動がもっとスムーズになれば、テンポアップも望めるみたい。
ということで、こちらはとにかく日々、動きを良くするために練習あるのみ。
7.リオファンクのミュートについて
最後に、こちらもあの有名なリトナーの「リオファンク」のイントロ。
問題点は、まず弾かない4弦を親指でミュートするかどうか?否か。
それから中のフレーズのプリングオフをやるかどうか、、。
これについては、親指ミュートはやっている人が多いというか、みんなやっている。
プリングオフについては、やった方が良い。
どちらもやらなくてもフレーズは弾けるけど、今後のスラップ自体のテクニックを安定させるためには練習としてもやった方が良い。
、、というが、結論だった。
という感じのレッスン内容でした。
はっきりって、どれもすぐにはできないテクニックが多く、でも、どれも基礎的なもの。
毎日地道に練習して体で覚える内容ばかりなので、日々の練習への集中力が試されるところ。
怠けずに少しづつ練習すること。
これができれば一番いいのだけど。
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