キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

やっぱり!チャーリーパーカー

2009年01月28日 23時07分14秒 | 音楽生活

この前の日曜日。

すっかりようやく風邪の不調からも開放され、なんとかアルトも普段どおり練習できるようになってきたなと思っていたら、、、。
たまたま付き合いで行った本屋さんで見つけた雑誌に目がとまり、、。

それで買ったのが、クールジャズコレクション(シリーズ)の第七巻。
チャーリー・パーカーの巻だった。
この雑誌は、去年から発売されているCD付きの本で、アーティスト別に発売されている模様。発売は隔週間みたいなんだけど、特別、本自体に興味は無く、、。
ただ、今回、どうしても聴きたい曲があったので、本を購入した。

というのも、実は、チャーリー・パーカーは大好きなんだけど、なぜかあの有名なナウズザタイムというアルバムは持っていなくて、その中に入っているコンファメーションのテイクがどうしても聴きたかった。(って、ならCD本体を買えばいいのでは?という質問はしないで!汗)、、、なにしろ他の曲は、オムニバスとかで聴いていたので、とりあえず、コンファメーションだけ聴きたかった。
それで、なんとなく勘で、この本の付属のCDにその曲の聴きたいテイクが入っているという予感を感じて、、、。

で、実際には、ずばり的中!
、、、って、そのテイクが、例のオムニブックの譜面の曲だったり。(笑)
なので、それ以来、毎日、チャーリー・パーカーのコンファメーションがお食事タイムのBGMになった。(って、まだ数日。爆)

それにしても、改めてチャーリー・パーカーのコンファメーションを聴いて思った。

素晴らしすぎる!
これがチャーリー・パーカーの音楽なんだ、と、思った。

それとその雑誌(本)には、チャーリー・パーカーの経歴やエピソードも少し掲載されているけど、それを読んで、私までも元気が出た感じがした。
もちろん天才らしい話もたくさんあるけど、でも、そんな天才でも、サックス初心者の学生時代のやる気だけで、凄いど下手時代があったからこそ、未来の成功した姿があるのではないかと思えた。
もちろんチャーリー・パーカーの経歴に関しては、映画「バード」で、私も知っていたつもりだったけど、まだまだ知らないことがたくさんあると思った。
なので、今度は伝記とか他の本もぜひ読んでみたいと思ったり、、。

それにしても、チャーリー・パーカーの曲は、テーマもさることながらアドリヴが異常に速いフレーズが多い。
ただ聴いているだけだとそんなに速く感じないけど、いざ、譜面を見て吹こうと思っても速すぎて目が回ってしまった。でも、そんなに速くても、一音一音がちゃんと計算されつくされた音の羅列で、コードに則った美しいフレーズラインが続く。
でもそれも自分がアルトを始めて、初めて気付いた事実だった。

なぜなら、それまではずっと聴くだけだった。
もともと映画を観て、CDを聴いて、それでチャーリー・パーカーが好きになったので、まさかそんなに難しい事をやっている人だとは気付かなかった。
きっと当時も、そんな魅力に魅了された人々がたくさんいたと思う。
そして今も、、。

私は改めてチャーリー・パーカーを聴いて、今、アルトをやっていて幸せだと思った。
そして、こうやって曲を聴いて、また元気が出て、本当に良かったと。

以前、どこかのブログでのコメントで、
「チャーリー・パーカーの曲は、チャーリー・パーカーが吹くからカッコ良いのだ。」と、仰っていた人がいた。
たしかにそうかもいれない。でも、大好きで聴いて、吹いている人の気持ちはきっと観ている人にも伝わるのではないかと思ったりもした。
なので、私も元気を貰って、また練習してみようと。

ちなみに、この雑誌、最新刊は、ジョンコルトレーンだそうです。
(買おうかなー。笑)


クールジャズコレクション↓HP

http://www.de-club.net/cjc/

チャーリーパーカー↓第七号

http://www.de-club.net/cjc/issue.php?pos=0&Issue=07

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ウォーリーとキャットテール

2009年01月23日 13時33分01秒 | 音楽生活

そういえば2週間前の日曜日。
生まれて初めて池袋のサンシャイン60の展望台に登ってみた。
私はもともと高いところは得意じゃないけど、やっぱりあの高さって面白い。なんか雲の高さって素敵だと思った。

それでそこへ行ったもうひとつの理由が、今公開中の映画「ウォーリーの特別展」をやっているとHPで見たから。
でも結局、その展示会、それほど大規模なものではなく、よくデパートの一角でやっているような小規模な見本市だった。もちろん、私は先月、映画の方は映画館で鑑賞しているので、やっぱり絵コンテとかみると、妙に懐かしく思えた。
で、今でもネットでオフィシャルのHPを観ては、ウォーリーの予告編を楽しんだり~。

それにしてもウォーリーって可愛い。
もちろんイヴも可愛いけど。(笑)

それでウォーリーって、やっぱりソーラーパワーが原動力で、その辺がやっぱりと思わせるところだった。で、ソーラーといえば、今や日常でも欠かせないようなイメージがあって、たぶん、それは私がソラー腕時計を使っているせいかも。
できれば、他の電化製品もソーラーだったらいいなと思うこともあるけど、今はどうしても設備費の方が高くてそうもいってられない。

で、ふと自分の楽器について思うこと。
べつにソーラーは関係ない。なぜなら、サックスも他の管楽器も電気は使わないから。、、、で、よく考えたら、以前、やっていたドラムも完全アコースティック楽器だったので電気はいらない。(なんて経済的な!笑)
でもその分、それを操る人間にエネルギーが託されている。

もしソーラーシステムになって欲しいといえば、やっぱりメトロノームとCDプレイヤー。
そうすれば野外とか練習するときや、ライヴでも助かる気がした。
もしくはサックス本体も、もしベルにソーラーが付いていたら、今までとは違った音が出るのでは?と思ったり~。(爆)

アコースティックな楽器って素敵だと思う。
以前、とあるお店のセッションで停電になった。
当時、私はドラムで、お店は電子オルガンがメインのお店。店主のオルガニスト、ベース、サックス、ドラムという編成で演奏していた。で、突然、お店の電気が落ちて真っ暗!
その時、音が聞こえてきたのが、ドラムとサックスだけだった。

その時、思った。

「電気を使わない楽器って素晴らしい!」

それ以来、電気を使わない(必要としない)楽器が、さらに好きになった。
そして密かに、サックスが憧れの楽器になったのはいうまでもない。(笑)

映画、「ウォーリー」は、ただのロボットをテーマにしたアニメかもしれないけど、あれほど地球の環境をテーマにした映画も無いと思った。

WALL・E/ウォーリー
http://www.disney.co.jp/movies/wall-e/


最後に、写真は、我が家のキャットテール(メメ)のお花の写真。
昨年の10月に撮影。
現在は、冬眠中~。(笑)


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習い事(レッスン)の有効期限

2008年12月25日 11時12分24秒 | 音楽生活
実は、私、とても悩んでいることがあって、、。

それは、習い事や楽器のレッスンとか、どれくらいの期間、同じ先生(講師)についていればいいかという点なのです。
私の今までの経験は、ドラム教室が15年、サックス教室が4年、フルート教室2年、ピアノ教室が6ヶ月です。それ以外では、子供の頃、絵画教室を一年、、、それくらいです。(学習塾を除く。)

それで、これについては自分で考えても、あまり埒が明かなくて、、、。
それなので、今回に限り、もしこれを読まれている方で、ご自分で楽器のレッスンや、もしくは他の習い事(音楽以外、スポーツも可。)で、同じ教室に何年通ったとか、同じ先生に何年習っていたとか、もしあったら参考にさせてもらいたいので、書き込みお願いします。

たとえば、私の場合、ドラム教室は、トータルで15年ですが、内訳は、最初に行き始めた教室で同じ先生で、11年6ヶ月間、個人で習っていました。その後は、違う教室でグループで4年6ヶ月。その間に、違う教室で、3箇所、3人の先生に短期間習っていました。それもグループだったり、個人だったりで、はっきりいってドラム教室に関しては、両方体験してます。

それで思ったのは、やっぱり一人の先生に10年以上は長く過ぎる。でも、1年や2年じゃ結果は出せない。でも、3年以上でも、お互いに妥協すると上達が滞る、、、でした。
それなので、新たに始めた楽器のレッスンでは、その失敗を繰り返したくないと思いやってきたのですが、、。(って、とりあえず今の教室は問題ないのですが、。笑)

で、やっぱり、なんでも習うのって楽しい。
でも同じ教室、先生って、楽器へのモチベーションや学習内容とか、いろんな意味で有効期限があるような気がしているのです。、、、なので、もし、なんらかの教室での体験談、あったらぜひお聞かせ下さい。
よろしくお願い致します。m(_ _)m
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Jazz Theory Workshop

2008年11月10日 14時52分55秒 | 音楽生活

昨日の日曜日、近所のブックオフにて珍しい本を発見!

それが「Jazz Theory Workshop ジャズ理論講座」というジャズ理論書。
それも今回、買ったのは、その中上級編。(写真中央の本。笑)

、、、というのも、実は、もうその初級編は、すでに一年前に、レッスンにて先生に薦められて購入していた。
ところが、ほとんど読んでいなかった。(おぃ!)
なにしろ中身は、スケールとコードの音の関係の説明ばかり。
もう細かく一音づつ音が入れ替わるほどに名前が変化し、もう読んでいて頭が混乱していまうので、読んでいると何度も気絶状態になってしまい、、。(汗)
仕方ないので、しばらく読むのはお休みした。(って、そういう読み方はいけないのかもしれないけど、。)
でも、なんとなく気が向くと読んだりもしていた。(笑)

そんな初級編の教本だけで、もう満足して、次の中上級編はさぞかし難解な内容だと、密かに思って買わなかった。
ところが、、。

昨日、ブックオフで、新品同様~というより新品状態の本が半額で売られていて、、、やっぱ衝動買い!(爆)
もちろん立ち読みをすること30分以上!(笑)
凄い難しい内容かと思ったら、そうでもなく、(理論的難易度は高いみたいだけど、)、、、内容は、コードハーモナイズ応用の実用編とか、ジャズでは普通にあるモード旋法とブルースの理論と解説も載っていて、わりとジャズ初心者でも分かる内容だった。

初級編では、ひたすら音の関係ばかりの説明だったけど、中上級編ではジャズ音楽全体の説明も入っていて、普段からジャズの曲を練習している自分としては、こっちのほうが取っ付きやすかった。つまり、ジャズの曲を演奏するということは、最初に回答を見て演奏しているのだと、教本を読んで自覚できた。そして、その教本には、その答えに対する問題の分析が載っていて、ちょっと面白いと思った。
ただ、、、どちらの本もすでに絶版になっていて、楽器屋さんにあってもそれは在庫限りらしい。もし見つけたらぜひ、初級編だけじゃなく、中上級編も、一緒に購入するのがいいかもしれない。

私としては、ジャズのモードやブルースは大好きだけど、理論書であまり詳しい説明を読んだことがないので、実際にジャズで演奏することを考えると、そっちの理論だけでも知っておくと役に立ちそうな気がした。

それからついでに、一緒に売っていた「音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと」という本も買った。こちらは絶版ではないみたい。(もちろん半額で購入~。笑)
で、こちらは、楽器を演奏する際の体の理論書。イラストがたくさん入っていて、楽器ごとに体がどう動くか解説してくれている。そして、どういう動きをすると体が駄目になるとか、どういう動きが良いとか書いてあるので、普段から首や肩こりに悩まされている自分にとっては、目から鱗、、。まだ全部読んでないけど、参考になりそうな事が書いてある感じだった。

それでひとつ最初に目にとまったのは、ドラムとか打楽器を叩く動きについて。
私は、20年近くドラムを趣味で叩いてきて、メタルバンドでのツインペダルでの連打とか、激しい音楽を激しく叩いてきたけど、、、なぜか一度も腰痛になったことがない。
よくドラムをやっている男の人とか、上手い人でも腰痛になる人が多いのに、なんでなかな?と思っていた。それで、その謎なんだけど、ひとつヒントみたいなものが載っていた。それは、ドラムを叩くときの体全体の動き。

つまり、手足で振動のある動きをするとき、体本体もそれなりに微妙にねじったり、曲げたりして、動きを助長させることで、体全体の動きと呼吸を助けるというもの。
それを考えると腰を痛めるドラマーって、フォームは一見して綺麗で、体のブレも動きも少ないのに気付く。それに比べ、私の場合は、前にライヴのビデオを見て思ったのは、変に無駄な動きは多い。実際にスティックでドラムを叩いてなくても、いろいろと体を動かし続けている。でもそれが、体にはよかったのだと、やっと理論的に説明できて本当によかった気がした。実際、何時間叩いても腰痛になることもないし、、。
あと、首に関しては、別の理由があるので、こちらは、また後で。(笑)

、、、ということで、中古で何気に買った教本だったけど、意外と面白い内容でうれしかった。
これで少しは、理論的にも音楽が楽しめたらいいなと思ったり~。


「Jazz Theory Workshop ジャズ理論講座 中上級編 」
http://store.shopping.yahoo.co.jp/gakufu-net/62261.html

「音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4414402808/blogtakaradajp-22

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サックス四重奏

2008年10月11日 11時26分52秒 | 音楽生活
先月、私の師匠が出演したライヴイベントを観に行ってきた。

うーん、良かった!(笑)

場所は東陽町で、あのクラリネットのメーカーで有名なビュッフェ・クランポンのショールーム。一ヶ月前に電話で整理券を予約、そして送られてきた整理券、、、番号は5番。ちょっと楽しみだった。

そして当日。勇んで電車で1時間30分掛けて現地に到着!、、、ちょうど入場時間5分前~。
、、、って、あれ?お客さんいないのだけど、。(汗)

それから5分後、受付をすませ、入場した時は誰もいなくて、、、なぜか一番目。(おぃ!笑)
さすがに誰もいないと、一瞬、どこに座ろうか迷ったり~。

そして、一番前のちょっと右寄りに席に座り、開演を待つ。
で、、、その間にどんどんお客さんが入り、いつのまにか満席!(爆)
やっぱ、出足が遅かったのね。
ちなみにキャパは、5、60くらい?
小さいスタジオにパイプ椅子を並べただけの場所だったので、、。

それで後で師匠から後で聞いた話だけど、このイベントスペースは完全防音をしてないので、大音量のライヴはでできないらしい。、、、なので、リハーサルでは、すごい音量のバランスとか、気を付けるのに時間が掛かったそう、、。

それから、もうひとつ珍しかったのは、ライヴに紙のプログラム付き!(笑)
たぶん、クラシックのミニコンサートを意識したためだと思われるが、いかんせん、サックスメンバーの米田さんの下の名前が完全に誤植!(爆)、、、思わず目を疑った。

そんなことより~。

ライヴは、つづらのあつしさんのバンドのライヴイベントということで、新作アルバム「シャドー」の宣伝も兼ねていた。
なぜ、この場所でライヴをやったかというと、単にタイアップしているシャドーというユリウス・カイルヴェルト社の楽器を日本では、クランポンで取り扱っているから。
実際にライヴで使った楽器は、バリサクとアルトだけだったけど、、。
ただ、ライヴで演奏を聴いた素直な感想は、そのシャドーという楽器、それほどのものではなかった。
たしかに良い楽器だと思うけど、使い込んでいないのか?あまり抜けた音ではない。でも演奏者の技術が素晴らしいので、良い音だとは思ったけど、プロであの音だと、普通の一般の人が吹くとちょっと魅力に欠けるような気がした。
そういっている私も、去年の楽器フェアで、その楽器を吹いたことがあって、感想は、まず息の通りがよく鳴りやすい、(つまり簡単に音が出る、)わりと傍鳴りする傾向、管は軽いけど音色が重いというか太め。
、、、って、これを単に悪いと判断するより、単に好みの問題のような気がした。
私はどちらかというと、遠鳴りのする透き通った響きのある、煌びやかな音色が好きなので、そう感じただけかも。
それに楽器の値段も割と高いし、、。(この値段なら、他の有名メーカーとかジャンジャン!買えるし、。爆)

それでライヴは、全部で10曲、演った。(+アンコール曲)
最初に「ナイチンゲール」というマントラの曲をサックス四重奏で、。
そしてクラシックの名曲、「G線上のアリア」を同じくサックス四重奏をジャズアレンジで、、。
その後、チックコリアの「ラフェスタ」をフルート入りとか、Voのチアさんをフィーチャーした「星に願いを」とか、生カラオケ持参で、「ジャイアントステップス」や「ルパン三世のテーマ」とか、内容、盛りだくさんだった。

それで主役のつづらのさんは、バリサク、アルトがシャドーで、直管のソプラノはセルマーマーク6、クラリネットがクランポンのR-13だった。
つづらのさんの演奏は、とにかくタイトで、特に良かったのが、シャドーではなく、、、セルマーのソプラノだった。(笑)それでこれも師匠に聞いた話だと、セルマーの特にマーク6は、音色は良いけどピッチが超難しいらしい。そんなソプラノを見事に吹きこなしていて、本当にプロの実力を感じた。

その他のメンバーは、テナーが竹野昌邦さん、アルトが米田裕也さん、そしてバリサクが竹村直哉さん(お師匠さまです。一曲だけアルトも。笑)で、竹野さんと米田さんは一曲だけフルートも披露~。なかなかカッコ良かった。
それにヴォーカルがチアさんという可愛い女性の方。

で、実は、私はこのライヴ、つづらのさん、チアさん以外のメンバーが目当てで、、、。(爆)
一番の目的は、もちろん師匠の演奏が観たかった。
あとは、密かにファンである竹野さんと米田さんの演奏も、、、。(笑)
なにしろ、この2人、2年前に某ビックバンドのライヴで観てから、本当に演奏している姿がかっこよく、そして音色が凄い好み~♪
特にテナーの竹野さんは、男らしい気迫を感じつつ、いかにもテナーらしい太い音色でありながら、繊細なメロディラインと抜群のリズム感で、観ていると本当に吸い込まれそうになるほど。
それとは別に、アルトの米田さんは、ジャズの音色なのに、澄んだ煌びやかな甘い音色で、いかにも遠鳴りしそうな豊かな音で、フラジオ音域も天にも登るかのように自然に吹いていて、その音色とピッチの美しさは、言葉では言い表せられないほど。
そして、我が師匠は、相変わらずセルマーマーク6で、いかにもジャズらしいサブトーンを鳴らしまくっていて、スラップタンギングでベースのピチカートを表現したり、ほかバリサクとは思えないクリアーなトーンでテナーっぽく吹いてみたり、バリサクらしいその重厚な音色と繊細な表現力は、やっぱりマジに凄いなぁと思った。
はっきりいって、その存在感は誰にも負けない?(笑)、、、それでいて、特に目立つこともなく、他の共演者の演奏しやすいように土台の音とリズムを作っていて、、、もし私が何も知らなくても、この人だったら、問題なく一緒に演奏してもらいたいと思う貴重なひとりだと思った。(って、私がこんなこというの変だけど、。滝汗)

とにかく素晴らしいライヴだった。
たった1時間の演奏時間だったけど、はっきりいって、この4人によるサックス四重奏は、私にとっては奇跡的な出来事かもしれない。
奇跡のサックス四重奏!(爆)
なにしろ自分の好きなプレイヤーばかり4人集まっての演奏なのだから。
(ちなみにもう一度、同じメンバーでのライヴがあるらしいけど、、、次回は行けないけど。涙)

そしてライヴが終わり、恒例の(CD買うとサイン、、。)って、いうのを目当てに、参加者全員のサインが欲しい~!と、わがままいって、(特に欲しくなかったけど。おぃ!爆)「シャドー」というCDを買って、参加者全員のサインと握手をゲット!!(笑)
特に、竹野さんと米田さんのサインが欲しかったで、嬉しかった。
それと竹野さんについては、以前、ライヴを観に行ったのを覚えていてくれて、、、。
「ひさしぶり~。」って、仰ってくれて、やっぱ、ファンとしては嬉しかった。(笑)

あと、サインと同時に参加者全員との握手会も、強行実行したのだけど、。
ここで気付いたのは、握手のやり方。やっぱ、人によって手に掛ける圧力が違うのよね~。(爆)
で、誰がどう、、って、プライベートな問題?なので、秘密だけど、なぜか私の師匠だけは、一番上手い、、、気がした。(笑)
それと、つづらのさん、まさか私が他の人目当てだなんて思っていなかったみたいで、やたらと愛想が良かった。(当たり前か?笑)

、、、ということで、楽しいひとときが過ごせた。

ちなみにライヴでは、サックス等、管楽器はノーマイク。
リズム隊のある楽曲は、レコーディングで使用した生カラオケを持参。
そのほか、Vo曲では、歌の伴奏で、つづらのさんが生ピアノも披露していた。
それで買ったCDには、ライヴでやった曲が、つづらのさんのひとり多重録音で全部ひとりで楽器を得そうしていて、それはそれで凄いと思うけど、、。
やっぱ、こうやって生でライヴを聴くと、、、うーん、ライヴの演奏の方がずっと良い。
こうやって素敵なメンバーを選んでくれたつづらのさんに感謝!(笑)

で、とにかく素敵なライヴでもあった。
ありがとう。

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好きなサックスプレイヤー

2008年02月19日 16時52分02秒 | 音楽生活

今日は気が向いたので、私が好きなサックスプレイヤーの映像を紹介します。

まずは、この人↓チャーリーパーカー。

http://jp.youtube.com/watch?v=XFx9ZBlBUuc&mode=related&search=Charlie%20Parker%20Jazz%20Be%20Bop

それから国内ではあまり知られていないですが、イギリス人女性プレイヤーのバーバラトンプソン。(なぜか今週、来日中~。でも観に行けない。涙)

http://jp.youtube.com/watch?v=0yFZJlcLHFE

チャーリーパーカーはアルトだけですが、バーバラトンプソンはテナー、ソプラノを中心にアルトとフルートも吹きます。映像はソプラノでのオリジナル曲です。
ちなみにそのバーバラトンプソンは現在は60歳を軽く越えています。(たぶん今64歳くらい。)映像はそれよりも10年以上若い頃のものです。ちょっと古いものですが、興味がある方は観てみてください。
ちなみにチャーリーパーカーはもっと古いですね。(笑)

P.S.もう一本いかが?
ということで、バーバラトンプソンの最近の映像も、。

http://jp.youtube.com/watch?v=YUBw0IbLyJw&feature=related

こちらはいきなりアルトを吹いています。
おしりふりふり~、かっこいい~!(爆)

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一週間の出来事

2007年07月10日 00時12分39秒 | 音楽生活
ようやく何気に忙しかった一週間が終了した。

振り返ってみると、、。

6月30日(土)ブラックサバスのコピバンのリハでドラム。

7月1日(日)メタルバンドのリハでドラム。

7月4日(水)ジャズビックバンドのリハで、アルトサックス。

7月5日(木)アルトサックスのレッスン。

7月6日(金)フルートのレッスン。

7月7日(土)メタルバンドのリハでドラム。

7月8日(日)メタルバンドのライヴ本番でドラム。

、、、以上でした。

普段はそんなに予定が続いていないので大したことないけど、さすがにこれだけ繋がっていると、体力的にも神経的にも切り替えが大変、、、。でもなんとか乗り越えました。(笑)

詳しい事は、後で個別に書きます。

ちなみに事情があって、今日、歯医者に行ったのですが問題があり、気分がブルーです。(汗)
でも昨日のライヴで、観に来てくれた女性から薔薇の花束を貰って、ちょっと気分が良いです。(爆)
それから注文して3ヶ月待ったソプラノ(カーブド用)のスタンド(K&M)が、ようやく届きました。これで各楽器専用のスタンドが揃ったので、練習中も安心です。(笑)

あと今週は特に予定がないのでヒマと思っていたら、、、その、、、歯医者の問題があり、あとサックスのレッスンとビックバンドの練習についての新たな問題が勃発したので、これから必死にやらないといけない状況になってしまいました。
それに今月は7月っ!!、、、って、実は私の一番嫌いな月です。なにしろ体力が最も低下する時期で、過去に死ぬ思いをしたことがあるので、すっかりトラウマになっているみたいで、。(汗)
でも、なんとか過ごせるように頑張ります。

ちなみに、、、頑張ってサックスのレッスンをあと2回入れました。
これからもがんばるぞーーーっ!!(笑)

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サックスのクリニック

2006年12月17日 00時16分53秒 | 音楽生活
今日は渋谷のアクタスまで、、、
藤陵雅裕さんのジャズサックス「How to Improvisation」というクリニックを観に行ってきた~。

、、、って、あーーーっ!またしても渋谷駅前で迷子、、。(滝汗)
ど、どうやら出口を間違えた。が~ん!
おかげで渋谷駅の周りを1時間も迷走~。まいった。
で、でも運がよかったのか会場に着いたら、これから始まるところで一安心。
どうにか聴講することができた♪

で、ジャズサックスのアドリヴのクリニックということで、何をやるのかなぁ~?って思っていたけど、案の定、ジャズの基本的音の出し方、ニュアンスの付け方、B♭のブルースでの攻略法やジャズスタンダードのテーマのフェイクの仕方が、おもな内容だった。
教えてもらう内容も、どれも順序立ていて分かりやすく、とても参考になった。
、、、というか、最近あまりB♭ブルースを練習していなかったので、新鮮~。(おいおい。笑)いつもFだし、、。

それと、おみやげに頂いたセルマーの名前入りシャーペンが気に入ったけど、、ってそうじゃなくって、アドリヴに必要なスケールとフレーズ例の譜面を頂いたのでよかったかも。 なにしろ普段のレッスン等では、フレーズってほとんど教わっていないので、(習ったフレースは今までひとつだけ。爆)こちらもとても新鮮っ!(笑) それで、さっそく家に帰って貰った譜面を吹いてみたけど、、、なんか違う。あ~。

ともかく4時間にも及ぶ、公開レッスン方式のクリニックだった。(実際に楽器を持って受講したのは3名。聴講が10名前後。)
まぁ、楽しかった。
アドリヴのセミナーというより、あれはジャズサックスのレッスンかな?
でも、参考になりそうなことも多々あったので、今までレッスンで教わったことを、もう一度見直し、再度、自分の中でのジャズの吹き方と、アドリヴのやり方を検討してみようと思った。

で、アドリヴの極意、、、って、、、一体、なんだったんだろう?(爆)

それから終って、ご一緒したお友達とお茶して話し込んでいたら、、、あれあれ~、もうそろそろ電車がヤバイ時間になりそうだったので、急いで帰宅、、。

あとクリニックが終った直後に、藤陵さんに直接質問っ!!(笑)
で、聞いたら、私の今レッスンでやっている内容って、初級というより中級の内容だった。 (、、って、それって、レッスン最初からそうなんでけど。爆)
ということで、どうりで大変だと思ったけど、的は得ているみたいなんで一安心。先生に感謝~♪

ということで、明日からまた元気に練習したい。
今度は受講してみたいにゃ。(笑)
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923BIGBAND LIVEっ!!@SPACE DO

2006年12月01日 16時57分08秒 | 音楽生活
昨日は、久しぶりにビックバンドのライヴ鑑賞~。

、、って、あーーーーっ!!すごすぎ。(爆)

このバンドを観るのは、今回で3回目だけど、いや~、参りました。

「今までより100倍良かった。」、、、これは冗談ではなくーーーーっ!って、本当に良かったんです。うん。(笑)

私にとって、このバンドってなんか心の故郷というか、未来の夢というか、そういうものを常に感じられていて、観る度に感動してしまう~。
もともとは、メンバーの顔ぶれが良かったのが動機だけど、実際には選曲が好みだったり、演奏している雰囲気が妙にマニアックな香りで、それでいて開放感があって、、。
なんでも包み込んでしまうような包容力的がイメージがバンドにあって、とても好き。

ジャンルはファンク系、、、なんだって?、、、いや~、そうんなんだ。(爆)
たしかにツインドラムやパーカションまでいて、それにギター、スラップベース、、、それにホーンだから、確かにそうんだろうけど、私にとってみると(実はあまり好きではない、)アシッドジャズやファンク系のバンドとなんか雰囲気が違う。
私にいわせれば、、、、やっぱりジャズロックなんだよね、音楽は。(笑)

で、演奏者について、。

まず、リーダー(っていうのかな?笑)KUNIZOさんの演奏なんだけど、べつに今回、初めて聴いたわけじゃないんだけど、そのトランペットの音色が良くて、とても驚いた。
私は今までトランペットの音色について変な固定概念があって、そういうもんだと思っていた。でもKUNIZOさんの音色って、まるでサックスのような暖かい音色だった。
それも表面的というより、内面的な声みたいな感じで、不思議な感覚。(う~ん。言葉で説明できな~い。汗)
とにかく良い音色~♪金管はやらないつもりだったけど、、、これはヤバい。

それからお目当てのサックスセクション。一番好きなテナーの竹野昌邦さん。今回は渋く、サックスがマーチンのオールド。5、60年前の楽器だそうで、低音のトーンホールがバタフライになっている。(このスタイルはカーブドソプラノしか知らなかったけど、調べたらマーチンってアルトもこのスタイルだった。笑)それらをバリバリ~吹きまくってカッコ良かった。ただ楽器のせいか、音色はおとなしめ。でも楽器の魅力は十分出ていたと思う。

で、私が、竹野さんの演奏が好きな理由は、”ずばりっ!吹いているときの気合の入った目。”(笑)
顔の表情もそうだけど、あれはまさに格闘技の顔かも?、、、それなんで、ライヴではいつも竹野さんの目の前で聴いている。
まさに”獲物を一発で仕留めようと狙っているような眼光”なんだよね。
「すごーーーっい!」って思った。
あれくらいの気迫があれば、楽器も良く鳴るっ!って思った。そして、それを見つめているとなぜか幸せな気分になる。ぁ、不思議だ。(爆)

そして鈴木明男さんについては、先にちょっと書いたけど、まさかこんなに間近くで観られるなんて、思っていなかったのでちょっと興奮っ。
なにしろ初めて観たのは、今年の10月に池袋サンシャインであった楽器フェスタで、ioの楽器紹介ライヴだったんだけど、その時、ピンク色のアルトが妙に印象深くて、未だに覚えていた。
そ、それがな~~~んと、昨日はそれが再び現れて、一瞬、デジャブかと思ったほど~。(笑)
いや~~~、すげーっ、良い音色だった。
ピンク色のアルトというだけで見た目も驚くけど、音色が吸い付くような甘~い音色で、それでいてとろけるように透き通っている。ファンキーなイメージだけど、あんな音色を聴いたのは初めて。(、、じゃ、ないか。笑)
それと、やっぱり吹いているときの表情が最高で、ソロを吹いている間、だんだんと体の中から湧き出るように盛り上がっていくのが、観ていて分かって楽しかった。さすがっ!(笑)

あと、もうひとりのアルトの米田裕也さん。見た目が若そうだけど、なんと23歳っ!すごーっ。
で、もっと驚いたのがアルトとクラリネットの演奏。それほどフィーチャーされていなかったけど、ちゃんとソロもあり、特にアルトの音色にびっくりっ!!(そればかりですが。笑)

「えっ、まじ、これほんとにアルトの音色?」って思うほど、すごい芯の強いクリアな音色。まるで電子パワーアップしたクラリネットみたいな音で、もしくはソプラノをさらに芯を強くしたような、、。あ~、なんて言ったらいいだろう?
ともかく、こちらも初めて聴くような音色。(うん、一瞬、憧れた。笑)もし、ああいう音色を自分で出せるなら、一度でいいから出してみたい。そんな夢も、。
で、もう何を吹いたかフレージングなんか忘れるくらいサックスは音色が気になり、つくづく、「あぁ、やっぱり、サックスって音色とピッチなんだ。」、、、と思った。

、、、って、あれ、他のサックスの方は、、、
えっと、、、ぁ、そうそう~、私のサックスの先生、竹村直哉さん。(笑)
普段のレッスンでは、私がアルトなんで、アルトを持ってきて吹いてくれるので、バリトンが専門って言われてもあんまりピンとこなかったけど、でも、こうやってライヴでも、いつものように楽しそうに吹いていて、楽器は違っても、観ていてとても楽しかった。もちろん音色は一番の憧れ♪
やっぱりバンドでは、いるだけでその存在が伝わってくる素敵な人でした。(ぁ、これ以上は、コメント控えまーす。爆)

そして、もっとも自分の中で感化されているリズム隊なんだけど、特にドラムとベースは凄かった。

で、まずベース。やっぱりスラップだよね~。(笑)
私はベースといえば、昔からスラップ好きで、一度は5弦ベースを買って、教則のビデオと本も買って、家で練習したこともあるくらい、スラップが好き。
それなんでスラップ奏者のクリニックにも行った事もあるけど、、、でも、結局、まったく出来ず挫折したまま。
それでも未だに好きで、こうやってライヴを観る度に、またベースがやりたいと思ってしまう~。(笑)
う~ん、それにしてもスラップはカッコ良かった。あのリズムと音色、、、シビレる、、。

それからドラム。あれ、ふたりじゃん!!(笑)
思わず、以前在籍していたドラム教室の研修会を思い出してしまった~。そこでは、いつもドラムだけで2台から4台で演奏して技を競っていたけど、そこの講師の模範演奏のような凄技に思わず時間を忘れた~。はっきりいって、そのドラムのバトルだけでライヴ代の元は取ったも同然でしょう!!(爆)、、というくらい白熱した演奏。びっくり~。

ドラマーの血が一瞬、騒いだ感じも。

なにしろドラムって、好きな人にか分からない部分が多々あり、ソロを叩いても、段々音量を上げて手数が多くなれば、盛り上がってくる~!と思っている人も多いと思うけど、叩いている側からするとちょっと違うかも。もちろん盛り上がればそうなるけど、そこへ行く過程がとても重要で、単純なリズムが複雑に、自分の中で絡み合う瞬間が楽しかったりする。
それはもちろん、バンドのアンサンブルのアレンジでも同じようなことがいえると思うけど、ドラムも多数の打楽器の集合体と考えれば納得がいく。
いいなぁ、ドラムス。将来はドラムセット付きのスタジオに住みたいにゃ~。(爆)

ぁ、、、話が脱線した。

というか、話が長くなってきたので、この辺で終わりにします。

もちろん、書かなかったほかの演奏者すべてが最高に素敵でした。ライヴでは、ひとりだけを観ている時間もあるけど、もうほとんど全員を観ている感じで、観るだけですごく集中力が必要な気もしたけど、演奏者の方々が熱く熱~~~っ!!く演奏している姿。
そして、もの凄い音のパワーーーっ!!、、、もうこれは言葉で表現できないほど感動した。うん。
似たようなバンドが他にもあるかもしれない。そう思う人もいるかもしれないけど、、、。
私はこのバンドが好きです。他はいらないです、、、って。(笑)

楽しいライヴでした。
KUNIZOさん、ありがとうっ!!(笑)
コメント (2)
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