コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

エビフライ

2004年12月06日 | MS & MA
No.36「ORX-005/ギャプラン」
H:19.8m/W:50.7t
役職は意外にも「お客様」です。


第24回「ギャプラン」
北米オークランドのニタ研で開発が行われた可変MA「ギャプラン」は、他の可変MA同様、
MA形態での戦闘を主体としており、格闘戦などの時にしかMS形態を取りません。母艦への
着艦の際には、中間形態を取る事もあったと報告されていますが、本来の使用法ではなかった
ようです。また、NRX-044「アッシマー」とは違い、巡航能力が低いため、長距離の航続や、
高々度迎撃時には専用のブースターが必要となっています。このブースターは、MS、MAの
両形態において使用する事が可能となっています。
本機の特徴である武装とスラスターを内蔵したシールドは「ムーバブル・フレーム」で腕部と
連結されているため、それ単体で自由な可動範囲を持っており、事実上あらゆる方向に対する
攻撃とスラスターの噴射が可能となっています。そのため、機首方向を変える事なく、急激な
方向転換をも可能としており、その軌道は戦闘機ですら捕捉不能であったと言われています。
然し、その際にかかるGには強化人間や、それに準ずる強い心肺機能を持つパイロット以外に
操縦する事は出来なかったため、本機のパイロットにも主に強化人間が選ばれています。
完成した試作機はオーガスタ研究所に移され、「サリッサ計画」と言われる中・高々度迎撃案
の試験機として専用ブースターの改修とテスト飛行が繰り返されていたと報告されています。
また、短期決戦型として計画されていたため、設計期間は短く、全周囲モニターが不完全で、
機体の真下に死角があるという欠点も持っていましたが、後に本機が量産されても、この設計
ミスは改善されないままに実戦投入されています。

以上で第24回の講義を終了いたします。
次回の第25回では「ゾゴック」についてお話しいたします。
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