コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

豚カツ定食

2004年12月14日 | MS & MA
No.41「MSM-01/水中型ザク」
H:17.5m/W:43.3t
役職は、主任となっていました。


第29回「水中型ザク」
「水中型ザク」は、「水陸両用MS開発整備計画」によって開発された機体であり、
ジオニック社の協力の下、開発が進められたと報告されています。
当初、MS-06C「ザクII」を原型機として開発が行われており、完成した試作機は、
人工海で運用試験が行われていました。しかし、その結果は惨憺たるものであり、
宇宙用で機密性の高かったC型でも防水面では、完全とは言えなかったようです。
報告に拠りますと、水深100m程度の潜水でも浸水が見られるなど、軍部の要求を
大きく下回っていました。また、整流性の乏しい機体形状では水中での運動性能が
低く、これ以上の向上が見込めず、実用性には程遠いものでありました。
前機の失敗を受けて軍部は、既存機の改修ではなく、水中戦にも対応可能な本格的な
機体の開発を行っています。各部の防水加工は勿論の事、モノアイ保護用シールド
などを備えており、機体流用も大幅に減少しています。しかし、水中での耐圧性は
増したものの、その自重のために水中での航行速度は低下し、運動性も以前として
解決されないままであったと報告されており、遂に軍部は開発を中止しています。
こうして中止された本機でありましたが、後の水陸両用機用のデータ収集機として
潜水艦隊「シーサーペント」で運用テストが行われています。
その後、追加生産の2機を合わせた計7機は、再武装されて実戦参加しています。

以上で第29回の講義を終了いたします。
次回の第30回では「ハンブラビ」についてお話しいたします。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする