〈月刊ガンダムエース2022年09月号〉
□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
第7話 戦士の魂はアリゾナに眠る(後編)
ミア技術少尉がヒルドルブを解体する間、アルマ少尉たちは、敵に応戦。
早々にガンタンクを撃破しますが、砂塵とミノフスキー粒子により、
ピクシーを見失います。が、アルマ少尉は、敵機の気配を感じ取ります。
アルマ少尉機がピクシーと対峙し、ヘレナ曹長機が狙撃を狙いますが、
傍らから陸ジムが現れ、ヘレナ曹長機を掣肘します。
アルマ少尉は、敵機の猛攻に距離を取ろうとしますが、ピクシーは、
さらに速度を増した連撃を繰り出し、アルマ少尉機も応戦する形に。
アルマ少尉機のタックルを仕掛け、ピクシーも膝蹴りで応えます。
ただ、ピクシーは、調整前のようで、本調子ではないようです。
しかし、ピクシーは、アルマ少尉機の斬撃を躱し、横面を打撃します。
その時、ミア技術少尉機の作業が終了し、撤退命令が出ます。
アルマ少尉機は、相手の隙を作ろうと応戦しますが、右膝部が故障。
左腕部にピクシーの斬撃を受け、二振り目がコクピットを破壊します。
ピクシーのパイロットは、ミア少尉を見て、子供…!?だと困惑し、
コロニー落としで亡くなった妹のことを想起します。
その一瞬を衝かれ、アルマ少尉機は、母艦のシルフに帰艦します。
連邦軍の部隊も追跡を諦め、帰還します。
アルマ少尉は、戦闘の後遺症で、当面の安静を要します。
その眠りの中で、他人の心が何となく判る辛かった過去を回想します。
ジオン軍にスカウトされたものの、NTの試験結果は芳しくなく……。
そんな彼女を、キリー少佐が自ら立ち上げた部隊にスカウトされます。
アルマ少尉がフラナガン機関と関係があると知ったバルバラ中尉は、
何処かへと調査報告書を送ろうとしていました。
□機動戦士MOONガンダム
episode 49(後編)
ユッタは、ミネバの脱出ポッドを空へと放り投げ、サフィラ中尉に任せ、
サイコバウ隊に、サイコプレートで攻撃を仕掛けます。
が、ユッタは、空中での戦闘に慣れませんが、プレートが助力します。
サイコプレートをサーフボードのように駆ります。
そこへ、ギュネイ准尉機が迫り、アゴス少尉の所在を訊ねます。
彼がミネバを誘導する筈だったが、何故ガンダムがいるのか?と。
ギュネイ准尉は、直ぐに仕留めるとし、ムーンに戦いを挑みます。
ユッタは、プレートを駆使し、ギュネイ准尉機を抑え込みますが、
そのまま南極の雪山に落下し、プレートを、スノボのように操り、
激突は何とか免れたものの、ムーンガンダムは、倒れ込んでしまいます。
その場に、シャア大佐のサザビーが現れます。
ムーンガンダムメカニカルワークス
Vol.31 AMX-107P サイコバウ
頭頂高:21.5m
ジェネレーター出力:2,910kW
装甲材質:ガンダリウム合金
固定武装:
サイコプレート×8(背部)
グレネードランチャー×2(腕部)
ビーム・サーベル×2(手首部)
※ビーム・ガン兼用
3連ミサイル×2(主翼部懸架)
携行武装:
ビーム・ライフル
5連装メガ粒子砲内蔵シールド
機体は、ティターンズ残党が極秘に造ったGドアーズのデータを流用し、
ネオ・ジオンが開発した強化人間専用のサイコミュが搭載されている。
その実態は、サイコフレームの雛形であるサイコプレート・システムの
実証機で、サイコプレートによる操作性の向上に主眼が置かれている。
そのため、サイコバウの機動性は、バウの比ではなく、理論上では、
ムーンガンダムと同等の機動性能を持っている。
副次的に、8枚のサイコプレートをバインダー部に懸架することで、
オールレンジ兵器の端末としても使用できる。
パイロットには、NT研究所の強化人間部隊から選抜され、隊長機に、
ヤーヒム・ヤロミール大尉、部隊機に、ペトラ・ゼルニケ准尉や、
ギュネイ・ガス准尉が、それぞれ搭乗している。
□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
第22話「ペトリファイドフォレストの暴動」(前編)
ザビーネ中尉は、ユウリ少尉からバグの件で訊ねられます。
彼女は、現場の監視カメラからは、バグというキーワードは、
会話の中では、確認できなかったと、ザビーネ中尉に話します。
代わって、ザビーネ中尉は、ドレル大尉が自分が会議に遅れてきた理由を
誰よりも早く知っていたことについて、ユウリ少尉に訊ねます。
ユウリ少尉は、早耳だったのは、単なる偶然で、憲兵からの連絡は、
ドレル大尉の機関にまず最初に報告されるためだと答えます。
ただ、黒の戦隊の行動に不審を抱いていることは事実だと釘を刺します。
ザビーネ中尉は、特務機関が設置され、自分の出る幕はないとしますが、
ユウリ少尉は、それは建前で、行動は続けますよね?と話します。
で、その特務機関に選抜されたベガ三兄弟の話になります。
彼らは、ブッホ社が最初に開発したMSのパイロットで、
総帥の信頼も篤く、ミリアム中尉は、総帥直属だと思っていたが、
実際は、鉄仮面の直属なんだそうです。
ザビーネ中尉は、総帥からラフレシア計画の調査を行っていた人物が、
調査書を残し、行方不明になり、バグという言葉が記されていたと。
ザビーネ中尉は、そこで聞いたバグという単語をブラフで使ったみたい。
また、ユウリ少尉は、連邦軍に在籍していた時の話をします。
宇宙世紀0119年、現在から遡ること4年前──
ザビーネ中尉やユウリ少尉たち、ブッホコロニーで育った若者たちは、
総帥や鉄仮面の勧めにより、地球連邦軍に入隊していた。
彼らは、CVが軍隊としての基盤を形成するために送り込まれた、
言わば、技術スパイのような役割を担っていたとされています。
ザビーネ少尉、カシム少尉、ユウリ少尉(何れも当時)たちは、
サイド6でも最古に建造された基のひとつ、ペトリファイドフォレストが
初任地で、僻地への左遷と言っても過言ではなかったみたいです。
コロニーは、老朽化が激しく、過去に大火災があったようで、
政府は、税金による再整備を計画しているのですが、コロニー側は、
これまで修繕工事費として徴収していた積立金は?と訊ねると、
政府側は、目下調査中だとお茶を濁し、重税を課そうとする始末……。
それから半月経ち、状況は、さらに深刻なものになって行きます。
ザビーネ少尉たちは、ジェガンによる政庁警護の任に就くことになります。
□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
第11話「ライジン」
ケニーのライジンストライカーがエクリプスとカラミティに割って入り、
隙を衝いてライジンパックを切り離し、エクリプスが装着します。
バッテリー残量が戻り、エクリプスは、反撃開始となります??
Mobile Suit Research Division: 04
EW453R ライジンストライカーパック
固定武装:71-XX式曲射型ビーム砲×2
型式番号のEWは、電子戦闘[Electric Warfare]を意味し、
無人機としても活動できる「広義の意味での電子戦闘機」を示す。
EW機は、後にEW454F オオトリも開発されることになる。
機体は、P204GX ライトニングストライカーを基に開発され、
EW452HM マニューバストライカーも同時並行で開発中となっている。
高性能の大型バッテリーとミラージュコロイド制御能力を活かした、
曲射が可能な大型ビーム兵器を主武装としているが、
設計スペックに達していないテスト段階のため、仮番号となっている。
□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
#32「Gleam Black Guns」
気絶していたギデオン大尉が目を覚まし、状況を確認します。
続いて、僚機のF90のコクピットに移り、ディル少尉の無事を確認。
両機が漂っている場所は、月の暗礁宙域のようです。
ギデオン大尉は、暇を持て余したのか、4年前のことを訊ねます。
リヴは、煌黒銃が拠点にするコロニーで目覚め、その後、地球へ。
彼らの隠れ里がタシケント付近にあり、そこで暮らしていたと話します。
タシケントは、旧公国軍の第102採掘基地があった場所だそうです。
アニメでは、第18話「灼熱のアッザム・リーダー」の舞台です。
マトリカ・ヴィカラと名乗った少女は、リヴと対峙したパイロットですが、
仕事が終わり、恨みはないと話し、リヴの怒りに不思議そうな顔をします。
彼女の父親のクベラ・ヴィカラは、彼ら傭兵のリーダーのようです。
当然、リヴは、彼らに怒りをぶつけますが、生きていく義務があると、
クベラは、持論を展開し、リヴを説得します。
彼らは、一年戦争以前から地球に住んでいる不法滞在者で、
連邦軍に出来ない仕事を請け負うことで、居住を黙認されているとか。
ティターンズの反乱とハマーン戦争では、カラバに雇われ、
クベラの代になってからは、企業やマフィアに雇われ、紛争を生きたと。
リヴも生きていくため、多くの紛争に関与して来たそうです。
リヴは、母親の仇敵を追うために煌黒銃に残ることを決意したのですが、
外の世界、人としての生き方を教えてくれた家族だったと回想します。
因みに、ディル・ライダーは、マトリカの好きな映画から名付けられたと。
しかし、一昨年の冬に総ては変わってしまったと述懐します。
新サイド6(旧サイド4)の暗礁宙域──
煌黒銃は、ジオン残党レガシィからアナハイム社の輸送船の奪還任務。
ディルは、RGM-86RN エウリュアレを投入してまで、
まして全員で宇宙へ上がる必要はなかったのではと、クベラに問います。
クベラは、依頼人のアナハイム社たっての希望だと答えます。
マトリカが敵機を察知し、煌黒銃は、作戦を展開します。
マラサイを中心とした敵部隊を次々に撃墜していきます。
※ハイザックキャノン的な装備をしたマラサイなんかもいたりして。
が、母親の仇敵であるティグリスが現れ、ディルは、突出します。
そして、撃墜せずに、手掛かりを探ろうと鹵獲しようとします。
それが命取りになり、周囲から複数のティグリスが現れます。
F90FF目線の宇宙世紀年表も載っていました。
□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
Report8『オスカ・ダブリン』
宇宙世紀0095年3月 ニューホンコン──
キッカは、オスカに招かれ、取材に来ていました。
オスカは、一年戦争後も軍に残り、グリプス戦役では、カラバに参加。
その後、アムロやブライトたちを支えたいという動機もあり、情報局に。
キッカは、ロンド・ベルという選択肢もと訊ねると、それも考えたが、
微妙な立場にある彼らには、外からの支援が必要と思い直したとの答えが。
オスカは、改めてニュータイプという言葉をどう考えているか訊きます。
キッカが言葉としての意味を答えると、オスカは、直感的な印象でと。
キッカは、希望を感じますと答えます。宇宙に出て、人の認識力が拡大し、
他者と誤解なく判り合えるのだとしたら、素晴らしいことだと思うとも。
オスカは、一年戦争後、アムロがマスコミに語ったことも同様だと。
が、大衆には理解され難かったようで、彼の言葉は、表に出なくなり、
人々は次第に、戦場において、突出した戦果を挙げた者をそう呼ぶように。
それが味方であれば、頼もしいが、戦う相手がいなくなれば……。
権力者たちは、NTに怖れを抱き、アムロは、シャイアンで半ば幽閉状態に。
グリプス戦役で、エゥーゴ・カラバ陣営が勝利した後も構造は、同様で、
連邦政府や軍上層部は、彼らを評価しながらも、恐れていたと語ります。
また、情報局の仕事には、ニュータイプ関連の案件も少なくなく、
ジオン、同残党、ティターンズによる非人道的なNT研究の調査、
NTという概念を巡る言論や出版物の監視なんかも含まれているそうです。
これを聞き、キッカは、今書こうとしている伝記もまたとハッとします。
過激なNT論を展開し、世論を惑わす意図はないと理解していますが、
オスカは、今尚大きな影響力を持つアムロを扱うことに釘を刺します。
キッカは、それでも、だからこそ、ここで立ち止まれないと答えます。
アムロを知る人物がありのままの彼を語らなければ、
その姿は、歪められ、きっと誰かに利用される気がしてならないとも。
オスカは、これを聞き、微力ながらと協力を申し出ます。
コミックス発売直前PLAY BACKも載っていました。
□機動戦士ガンダムNT
第40話『ラソイオ』
連邦政府の暗殺部隊は、ラソイオがテロの首謀者だと認識します。
仲間を殺され、同様もありますが、標的をラソイオに変更します。
この会話を聞いていた、会長代理は、情報秘匿のために殺害されます。
暗殺部隊は、中庭の一角に負傷したガブリエルを発見し、バズが近寄り、
天井の角に貼り付いた、ラソイオの銃撃を受け、死亡します。
暗殺部隊は、銃撃戦に移行しますが、ラソイオは、煙幕弾を撒きます。
暗殺部隊は、焦らず、その場からの銃撃を続け、ラソイオは、落下。
ラソイオは、膝を付き、降参を意思表示します。
部下のアンディは、狙撃を提案しますが、隊長は、それを制止し、
万全の策を採るとし、ラソイオに銃を階下に捨てさせ、パン一にさせます。
隊長は、ラソイオの右側の扉が開いていることに違和感を感じます。
アンディがラソイオに、腰の後ろにあるモノを取り出せと命じると、
ラソイオは、間違えて持って来たテレビのリモコンだと見せます。
隊長の銃撃の命令が早いか、ラソイオは、リモコンを押し、爆薬を爆破。
暗殺部隊は、爆風の餌食になり、ラソイオは、扉に入り、爆風を逃れます。
暗殺部隊の隊長は、何を気にして、狙撃を制止したんだろうか??
事の真相を聞き出そうとするスケベ心でも抱いたんだろうか?
セーフティルームの会長たちも爆発音を聞きます。
暗殺部隊の隊長は、ラソイオからブライアーの存在を聞き、
死の間際に、ラソイオは、彼女に勝てないと予言めいた言葉を遺します。
ラソイオは、更なる策を弄し、ブライアーに対峙するようです。
□機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争
CHAPTER:10「前夜」
宇宙世紀0079年11月上旬──
サイクロプス隊は、南欧バルディ市近くの基地に滞在していました。
と言うよりも、兵士全員がサイクロプス隊の所属なのかな??
ガルシアは、同僚のワッパの整備を終え、基地のBBQに参加。
ややあって。ジオン軍は、オデッサを喪い、ジャブローに侵攻予定。
ここの兵士たちは、参加せず、本国の教導団に編成され、兵士の鍛錬。
しかも、同隊がここを離れることを既に掴んでいるとの情報も。
そんな中、キリング少佐とハーディー隊長が地元の祝賀会に行った理由を
アンディ少尉は、真意を図りかね、同僚に訊ねますが、答えはなく。
また、オデッサが陥落した今、自分たちがこの場所を離れれば、
ジオンシンパの住民は、間違いなく、連邦軍の報復に合うぞと憂慮します。
しかし、命令は絶対だと窘められ、アンディ少尉は、憤懣やる方無し。
南欧バルディ市近郊の屋敷で、祝賀会が催されています。
主催の市長は、連邦軍から解放してくれたとして、キリング少佐を歓迎。
キリング少佐は、市長に、本国からの要請でここを離れることを耳打ち。
直ぐに最新鋭のMS師団を連れ、戻って参りますと安心させます。
キリング少佐たちが帰還した後、連邦軍の部隊による急襲があります。
□機動戦士ガンダム ヴァルプルギス
第54話「Realise V」
マレーネは、ローレン博士に強化処置を依頼します。
博士は、人格が喪われる危険があるため、次期指導者には不適当だと。
しかし、戦闘再開を望む強硬派に主導権を渡す訳にはいかないとし、
ハマーンのような人物が必要なのだと博士を説得します。
処置のことは、マガニー博士にも伝わります。プルシリーズの生みの親?
ハマーンに扮していたマレーネは、自我を取り戻し、後悔します。
そんな彼女の深層にハマーンが現れ、彼女を慰め、妹に戻れと諭します。
マレーネが気を失ったことで、部隊は瓦解します。
宇宙空間に吸い出されたフィーは、マシロの不思議な力で包まれます。
が、タイタニアのコードが彼女を捕らえ、機内へと取り込んでしまいます。
コードは、さらに彼女に薬物を注射し、フィーの意志を奪い去ります。
瞬間、タイタニアIIが再起動し、マシロのオーヴェロンと対峙します。
□機動戦史ガンダム武頼
第弐拾肆話
尽華流藩の門真が亡くなり、その廉で、虎徹は、裁のシュラと対峙?
虎徹の憤りに呼応し、武頼は、両面宿儺の斬撃を首で受けきります。
また、武頼の削られた首元の装甲が瞬時に再生して行きます。
その様子を見て取った裁のシュラは、武頼が徳轟の障害になると判断。
裁のシュラは、武頼の首元を狙いますが、刀剣が両面宿儺の右腕を斬断。
この諸行に、裁のシュラは、激昂し、その正体を誰何します。
虚のイカルガの迦楼羅が現れ、頑駄無を一任されている故、手を引けと。
裁のシュラは、これを不服として、迦楼羅に攻撃の意思を向けますが、
迦楼羅は、阿行と吽行の敵機を向かわせ、強者が掟だとします。
千夜は、擱坐した武頼に駆け寄り、虎徹を鼓舞します。
虎徹は、無意識の中で、天津零の意識と対話します。
零は、武頼とさらに深く繋がることは、危険だと虎徹を忠告します。
虎徹は、我が身は、千夜の刃であり、命ある限り、刃として戦うと。
零は、虎徹に、大事な人なのかい?と訊ねると、虎徹は、首肯します。
零は、それならば、武頼も力を貸してくれるだろうと話し、
力に呑まれるなよ、ガンダムの力は、道を違えば、全てを破壊すると警告。
零は、かつてこの機体と共に戦っていたものだと語り、姿を消します。
虚のイカルガの迦楼羅が武頼に迫り、千夜を下がらせようとしますが、
千夜は、これ以上手を出すなら、藩主として、許すことは出来ないと。
虚のイカルガは、彼女を制し、迦楼羅で排除しようとします。
瞬間、武頼が再起動し、青い炎を噴き出しつつ、外装が黒く変色します。
黒星は、この状態のことを多少なりとも知っているようで、
純粋なる力を解放した頑駄無の荒魂の力を見せてくれと独り言ちます。
虚のイカルガは、この姿こそが脳裡に焼き付いた機相に違いないとし、
忌まわしき旧時代の頑駄無と呼び、迦楼羅で武頼に斬り掛かります。
□機動戦士ガンダム ジオンの再興 レムナント・ワン
第30話「シェイプ オン マイ ハート」
ブラウン大尉は、小型艇でエクスペルテンに取り付き、
その首元に持参した弾体を突き立てます。
四肢を喪ったエクスペルテンは、為す術もなく……。
ブラウン大尉は、怒りの言葉と共に弾体の信管を殴り付けます。
なかなか発火せず、剥き出しにした左手の義手で、着火させます。
エクスペルテンは、内部から火を噴き、機体は、爆散します。
ブラウン大尉は、その爆風で、虚空に飛ばされますが、
漂流していたマイヤー少尉のゲー・ドライに拾われます。
ブラウン大尉は、ゲー・ドライの両肩装甲に抱かれたまま、
爆発するエクスペルテンの最期を見ます。
作戦を完遂したケルベロス隊は、シャア大佐に作戦成功を告げ、
ネオ・ジオンは、第2作線に移行。レウルーラは、5thルナに向かいます。
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