コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

ガンダムエース2023.07 No.251

2023年06月30日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2023年07月号〉


□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-01[The first Victim](前篇)

宇宙世紀0087年10月17日、月の裏側 暗礁宙域ゼブラ・ゾーン。
ティターンズのペガサス級強襲揚陸艦《ヘカーテ》は、
エゥーゴのシュツルム・ディアス隊の奇襲を受けます。
艦も被弾し、護衛に出ていた、第2小隊のマラサイが全滅します。
艦長のリュコス中佐は、この艦の任務を察したとでも言うの?と。
ロビンソン大尉のペイルライダーDIIが応戦に出ますが、
僚機のワヒーラ機(マラサイ)が、百式改に撃墜されます。
劣勢を見兼ね、ヘカーテのラセット中尉が出撃を要請しますが、
副長のオクリーヌ少佐は、テスパイと試作機を失う訳にはいかんと。
リュコス艦長は、MSを可能な限り収容し、強行離脱を図ります。

バスク大佐麾下の特務部隊《ヘカーテ》隊は、同宙域における
新型機の極秘性能試験任務中に、エゥーゴの奇襲を受け、
多くの被害を出しつつ戦域を離脱。が、エンジントラブルにより、
加速方向にミスが生じ、月軌道外縁部を漂流することになります。
先の戦闘で、《ヘカーテ》は、マラサイを全機喪失し、
出撃可能な機体は、予備機を含め、ペイルライダーDIIが3機のみ。
合わせて、人的被害も甚大で、保安要員3名、機関士1名、
それに、ニタ研から出向していた技術者が全員亡くなったそうな。
ニタ研の人たちは、前述の試験機のためで、彼らが亡くなり、
現在は、そのガンダムウェアヴォルフの性能評価試験どころではない。

リュコス艦長は、自分たちの極秘任務がエゥーゴに漏れていたと。
ティターンズも一枚岩ではないと、オクリーヌ副長に話し、
ウェアヴォルフのデータが手掛かりになるとも思ったのですが、
ニタ研の連中と共に、宇宙の藻屑になってしまったと。
また、人に紛れ、密かに人を喰らう人狼を冠する機体名も悪趣味だとも。

ラセッド中尉は、1機でも必要だろうと、ウェアヴォルフの解除を
行おうとしますが、整備士のマカミ軍曹は、機体の封印解除は、
ニタ研の立ち会いの下という厳命があり、無理だと抵抗します。
同じくMS隊のレト少尉は、出撃だけなら他の機体でも出来るが、
ラセッド中尉は、ガンダムに拘泥っているように見えると言います。
ラセッド中尉は、一年戦争の時は、何も出来ないガキで、
コロニーが頭上に墜ちて来るんじゃないかってよく夜中に跳び起きた。
「ガンダム」の伝説的な活躍を聞き、その後、機体に乗っていたのが
当時のオレと同じ位のガキだと知った時は、震えたと述懐します。
ガンダムは、還る家までも守り抜いたって話じゃねぇかと語ります。
レト少尉の憧れだと?との問いにも、まあなと答えていました。

警報が鳴り、今度は、アクシズの攻撃に遭います。
エンドラ級のクラート艦長は、情報通り、単艦で孤立しているとし、
ガザC小隊を展開させ、狼狩りだと、《ヘカーテ》を攻撃します。

その数ヶ月後。
宇宙世紀0088年 グリプス戦争末期、ティターンズ第13特秘チャンバー。
ウェアヴォルフ事件極秘査問会が開かれ、全身を拘束された証人が、
複数人からの尋問を受け、《ヘカーテ》で何が起こったかを訊かれます。
証人は、死んだんです……、たくさんの人が……!!と答えます。
──殺された、同じ艦の仲間だと思っていた相手に!!と続けます。
あれは、人の皮を被った狼が巻き起こした、殺人事件だったんだと。
タイトルの通り、ガンダム×人狼ちっくな物語みたいですね。
拘束された証人は、誰なんだろ??副官かな??

□機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争
 CHAPTER:11「抗いし者たち」

ジオン軍の駐留基地に、連邦軍の接近があり、迎撃体勢に入ります。
キリング少佐は、サイクロプス隊に、我々の作戦は、本国への帰還だと。
ザンジバル級を10分で飛べるようにしろと命じます。
キリング少佐は、ヴェロディという名の兵士に市長への伝令を伝えます。
ハーディー隊長は、最低限の資材を積み、その後、MSを積み込むと。
隊長は、ベラルーシという兵士に所要時間を訊ねると、2時間との答えが。
ガルシアたちは、MSを積み込むとなると、街を守るどころか、
基地の防衛もままならないと反論しますが、隊長は、命令は、絶対だと。

連邦軍の攻撃が始まり、その余波がパーティー会場の古城にも及びます。
ヴェロディは、早急にMS部隊を出撃させるとし、お送りした重火器で、
持ち堪えて欲しいと、キリング少佐からの伝令を伝えます。
市長たちは、多くの武器弾薬に、返り討ちにしてやるぞと息巻きます。

キリング少佐は、ザンジバル級への搬入を急がせます。
MSが搬入できない場合は、地球での破棄も考えるとします。
ワッパで、伝令から戻ったヴェロディは、MSが搬入されている状況に、
副長のセルヒーイに、どうなっているのか?と訊ねると、帰還準備だと。
ヴェロディは、MSで駆け付けるという伝令が嘘であることを知ります。

街の有志が武器を手に、連邦軍に挑みますが、火を見るより明らか。
ジムのビーム・サーベルやマシンガンで蹂躙され、足蹴にされて行きます。
キリング少佐は、地球人同士が殺し合う状況を諸手を挙げて喜びます。
副長のセルヒーイは、本部のオレクサドルに、これは、虐殺だとし、
軍法会議に掛けられるものならな!!と、市民の支援に出撃します。
セルヒーイの旧ザク、カヴィのザクの他、数名が戦闘地域に向かいます。
キリング少佐は、軍法会議ものだなと、ハーディー隊長に拳銃を構えます。

□機動戦士MOONガンダム
 episode 58(前編)

南極旧資源開発基地には、掘削用のアッグも置いてあったり。
ミネバは、ネオ・ジオンの制服姿のユッタに驚きます。
ユッタは、ただの服だといいますが、ミネバは、違う、軍服よと。
簡単に身に着けて良いものじゃないと、ユッタを窘めます。
ミネバは、誰に言われたの? いつものユッタなら断って──
ユッタは、その言葉を遮り、わからないんだ……!と声を荒げます。
ミネバとサフィラを助け、逃げることしか頭になかったのにと。
アゴスにしたことは、許せないけど、シャアが悪い人だとは思えないとも。
ミネバを連れ、ここから逃げても、連邦に捕まり、利用されるかもと。
ミネバが安全でいられ、自分を必要としてくれる人がいるなら、
ここに残ることだって── ミネバは、ユッタの手に手を重ねます。
ミネバは、黙って心を落ち着けてと。が、ミネバの思うようには行かず。
どちらかがサイコプレートの近くにいないと、ダメなようです。
ひとりで出せない答えでも、ふたりなら──と言い掛けた瞬間、
シャアが、会話を続けてくださいと、部屋に入って来ます。
シャア曰く、ふたりの間に起きた事象は、正確に表現する言葉は無く、
事実だとすれば、人類の進化史を塗り替えかねない画期的な出来事だと。
また、それが自然に生じたことであるなら……と、言葉を続けます。

婚礼の儀の会場で、リナートは、腰の短剣を、レイメルに向けます。
レイメルは、リヒト家こそが、闇の仲介者だと語り、嗤います。
アルフォンソは、レイメルに、アルツトの長が掟を破るのか?と。
サラサは、リナートを制止し、レイメルの話を聞きましょうと。
レイメルは、2枚の葉っぱを取り出し、語り始めます……。
ニルダは、レイメルの行動を止めようと、早馬を走らせます。

ナナイの調査によると、現在のムーン・ムーンの植生は、
バナール計画に則ったものではなく、緑地総面積の約3割を占めている
特定禁輸植物は、不法滞在者の持ち込んだ種子が発芽・育成したもので、
異常な繁殖速度からも明らかな通り、遺伝子組み替えが行われていると。
で、コカに酷似したその植物は、原種を凌駕する効能と中毒性があると。
シャア大佐は、ユッタが知りたい事は、ムーン・ムーン創世物語にあると。

□機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
 MATERIAL-Z135[AESIR FELLOW]

宇宙世紀0079年 ミナレット──
イングリッド0は、機番011のゲルググ・キャノンで出撃します。
ユーマは、機番099の高機動型ゲルググで出撃して行きます。
エイシアは、ふたりの出撃を、ミナレットから見送ります。
彼女の後から、ジョニー・ライデンが現れ、訓練を見守ります。
イングリッドは、急速成長胚を用いた初めての試みらしく、
どう成長し、どう老いているのかさえ判っていないんだそうです。
エイシア曰く、大きな医療的バックアップが無ければ生きていけないかも。
また、クローン技術で、NTを量産する計画も進行しているそうな。
イングリッドは、ヒュー大佐の主導で作られたようです。
エイシアは、大戦で大勢が死んだとし、だから生み出される者たちは、
それが喩え、どんな形であれ、祝福して上げたいと話します。
ジョニーは、あの子たちを生み出した自分たちの宿業とはと自問します。
エイシアは、子供たちは、過去を見ない、皆未来を見ているとし、
それは、大人が奪ってはならない子供たちの本質だと言い、
ジョニーにも、あの子たちと寄り添えるように、未来を見て欲しいと。
ジョニーは、しかし、ヒュー大佐は、そう考えていないだろうと。
イングリッドに、ジョニーの因子を混ぜたのは、ヒュー大佐の指示で、
当初は、ジョニーのクローンを造ろうとしていたと、エイシアは言います。
最終的には、グラナダが用意した胚に、ジョニーの一部を組み込んだと。
ヒュー大佐は、ジョニーのクローンが造れないと知るや、興味を失い、
現場責任者として、坦々と計画の決済をしていたそうです。
と、イングリッドには、エイシアの因子も埋め込んでいると話します。
エイシアは、ルーツを持たないなんて痛ましいでしょと、事も無げに。
そのためか、イングリッドは、宇宙でエイシアを感じる事があるらしい。

で、問題の事件が起きまして。
ジョニーは、イングリッドを休眠カプセルに入れ、ユーマを追うことに。
曰く、反乱かも知れないと。必ず戻ると言い残し、出撃して行きます。

回想終わりまして。
ジョニ子のメットを介した呼び掛けに、レッドが答えます。
必ず戻ると言ったのだから、戻らないとなと、ジョニーの記憶の通りに。
そして、ただいまと言い、ジョニ子は、お帰りなさいと返します。

□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第2話

キユウは、警備中隊機の頭部のみを破壊し、行動不能にします。
アスタ・ラ・ビスタ ベイベーとT2ぽいセリフを叫んでいました。
昨日ムービーで観たんだとか。ヴィルダは、教育のため、昔のムービーを
リビングブロックに置いていたけど、タイトルを選ばないとと少々反省。
機体を降りて追撃するパイロットには、ヴィルダがテーザー銃で応戦。
脱水症状を心配し、彼らを日陰に運びつつ、現場を後にします。

10年前 A.S.96年──
ヴィルダは、パーメット言語の研究は、日進月歩だとし、
教師がステレオタイプの古い学説を押し付けをしていると、意見します。
素直に受け入れられる訳もなく、講義室から叩き出されてしまいます。
そんなヴィルダの論文に興味を持ち、カルド・ナボが彼女を訪ねて来ます。
ヴィルダの弟は、宇宙多孔症候群らしく、GUNDに希望を持っていると。
で、ヴィルダは、ヴァナディース機関に参加しますが、その3年後、
弟は、亡くなります。それでも、同じ症例の人のため、研究を続けます。
が、A.S.101年、ヴァナディース事変が起きてしまいます……。

現在 A.S.106年 地球──
ヴィルダは、知り合いの老教授が、子供たちへの読み聞かせに行った後、
こんなことを言っていたと、キユウに語ります。
老教授は、18人の4歳児たちを合わせると、自分と同じ年齢になるが、
その感受性で、子供たちが日々体験している輝きを合わせると、
私の感性など、容易く凌駕するだろうと。詰まり、子供の頃の体験は、
その後の数十年間よりも大切で、生き方を左右する重要な時間なんだと。
だから、キユウが楽しく、充実しているなら、私は、安心なんだと。
そのためか、情操教育の一環として、犬を飼うことが出来ないので、
ヴィルダは、たびたびぬいぐるみを買い、キユウに渡しているそうな。
が、キユウには、その後の数十年が無いんだそうです……。今の所。

□機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE
 第3片 クレッセント・ムーン & ペイル・ルージュ(2)

目覚めた薄紅姫は、違和感を感じます。
豚王曰く、カーティスの蹴撃からまだ1年と経っていないらしい。
モニターの豚王は、洗脳のレベルを下げていると、薄紅姫に言います。
今回潜入するサイド2の39バンチ「レム」は、外部からの通信に厳しく、
一度侵入すれば、こちらとの連絡が出来なくなるため、随時命令できず、
自分自身で判断しなければいけない局面が増える故の処置だと。
作戦は、ビッグデータと呼ばれるものの破壊と、カグヤの警護と監視。
豚王は、カグヤは、まだまだ木星の役に立つと、ムーン・ムーンからの
出奔に反対し、そのガス抜きとして、作戦に同行させるんだそうな。
この先、海底都市に繋ぎ止められても、今回の事件の思い出だけで、
生きていけると思える程のスリルとサスペンスを味合わせてやれとも。
というようなことがあり、カグヤの思いになるべく応えてるんだそうな。

薄紅姫とカグヤは、警備の追跡から逃れ、モビルスーツの格納庫へ。
薄紅姫は、ステン・グレーから専用機のことを知らされていました。
薄紅姫は、カグヤの現状を、何時もより広い鳥籠に入れられた小鳥だと。
それは、まるで僅かばかりの判断の自由を与えられた私のようだと。
モニターが映り、ピエトロ市長は、じいを人質に取り、投降を勧めます。
カグヤは、姫になるため、正しいことをしろと言われて来た。
その全部が嫌だった訳ではないが、他のことも自分で試したかったと。
逡巡後、投降を決め、薄紅姫に、最後まで手伝えなかったと詫びます。
薄紅姫は、所詮人間は、操り人形だとし、命令を聞くことに慣れれば、
自分の意思すら疎ましく思う生き物だと、実体験を基に話します。
で、レムのビッグデータによる選択で、住民は、判断をしなくなってると。
カグヤは、違和感を感じつつも、それが住民の願いなら致し方ないと。
薄紅姫は、判断力の落ちた人間の存在意識の総意は、本当に総意なのかと。
薄紅姫は、これを悪だと判断し、壊すと宣言します。
また、投降するカグヤに、それで、本当に後悔しないのか?と訊ね、
カグヤが人質を取られてる故、仕方がないと答えると、頬を打ちます。
薄紅姫は、この人質作戦は、十中八九ビッグデータを用いて考えられたと。
身内から聞き出した情報を基にしているため、思いも寄らない行動をし、
その裏を掻いてやろうと、薄紅姫は、カグヤに計画を持ち掛けます。

薄紅姫は、用意されていたトゥエルブに、カグヤは、後のクレインに搭乗。
格納庫を蹴破り、反撃に出ます。警護のモビルスーツが応戦しますが、
ピエトロ市長は、カグヤの予想外の行動に狼狽し、誰かしらに縋ります。
薄紅姫は、ピエトロ市長がビッグデータの指示を仰ぐ隙を狙います。
カグヤは、薄紅姫の計画に賭け、共に行動を開始します。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第29話「トトカルチョ(後編)」

団長から、コンテストに出ないセシリーを説得するように言われ、
シーブックは、単身で彼女の元に向かうことになります。
先刻、観劇のことで喧嘩をしてしまい、気が進みませんが……。
シーブックは、楽屋裏でセシリーを捜しますが、生徒会役人が出張り、
トトカルチョを知り、セシリーが出場を拒否したことを受諾したと。
そこへ、セシリーが現れ、シーブックに出て行きなさいと怒り心頭。
シーブックは、トトカルチョで現金を賭けていないような屁理屈を言い、
セシリーの手を無理矢理引き、コンテストの会場まで連れて行きます。

会場では、チャイナ服姿のフランソワ・ランクウェルが登壇します。
セシリーは、シーブックに手を引かれていることを意識し、
出るから、いい加減手を離してと言い、そのまま会場に上がります。
セシリーは、客席で待ってなさいと、シーブックを睨み付けます。
ドワイトに紹介されたセシリーは、会場の声援に笑顔で応えます。
シーブックは、サムと一緒に、コンテストの様子を見守ります。

□機動戦史ガンダム武頼
 第参拾肆話

サルタヒコは、宇宙の衛星?(RX78天体遊星「REUNISS」)に到着。
サルタヒコは、母星を追われ、地球に辿り着いたんだそうな。
で、真のGUNDAMたる我が、この星の神となると宣誓します。

虎鉄たちは、宇宙に上がる術が無く、サルタヒコを阻む術も無く。
錫乃は、迷いながらも武頼と黒星の八咫烏なら宇宙に上がれると。
虎鉄は、宇宙では何が起こるか判らないと言われますが、決意します。
千夜は、虎鉄のケツを叩き、何があろうと必ず帰って来いと見送ります。
錫乃も切り火をし、虎鉄と龍侍の武運を祈り、送り出します。

「為虎添翼」虎鉄は、八咫烏が合体した形態の武頼真打翔ノ型に、
「機相展蓋」龍侍は、狛犬の武具を装備した形態の迦楼羅に搭乗。
虎鉄は、宇宙に上がり、龍侍は、対是音具戦の支援に向かいます。
四天王のシュラとは言え、多勢に無勢になり、死を覚悟します。
そこへ、龍侍の迦楼羅が現れ、如月流無双剣 風来扇刃で敵機を斬断。
シュラは、虎鉄が一太刀入れてから是音具の動きが鈍くなっていると。
徳轟が鬼の制御を抑えているのではないかとし、好機だと言います。
シュラは、自分たちが抑えている間に、龍侍は、直接頭を目指せと。

宇宙に向かった武頼の中に、黒星が顕れ、虎鉄は、驚愕します。
黒星曰く、八咫烏に自分の意識を移したのだと。
サルタヒコは、衛星兵器を取り込み、途方もなく巨大化します。
虎鉄は、サルタヒコの言葉を遮り、問答無用で、頭部に斬り掛かります。
ビーム攻撃に圧される武頼を見掛けない、鉄機たちが救います。
彼らは、帳のツヅラから連絡を受け、この場に参集したそうです。
アルス・オズドラゴンのガンダムエクスキャリバー、
本誌では、オズドラブンですが、礒部先生のtwitterで訂正されてました。
サラド・ブラディのガンダムズアルフ、
シュ・シュウのガンダム干莫、フレイヤ・エイジスのガンダムスルト。
日本以外から4機のガンダムが現れ、サルタヒコの討伐に参戦します。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #41「とても小さな戦争」

レガシィに呼応するかのように、反連邦組織が各地で蜂起します。
ヌーベルエグム、月面イプシロン市の核融合発電所を占拠。
汎アフリカ解放戦線、南アフリカ核貯蔵庫に上陸、低軌道艦隊が急行。
サイド1では、ルー・ヴァータが煽動するデモが激化。
サイド3では、共和国解放戦線に一部駐留艦隊が呼応し、艦隊戦に。

これらの対応に追われ、トリムールティへの援軍は、期待できない。
と、アナハイム社のエージェント、アルゲントゥムは、判断します。
彼女は、ハチ女みたいなヘッドセットを装着しています。
で、アルゲントゥムは、以前のようにMSを扱えないと言い、
ヴェロニカ大尉に、リヴを助けて欲しいと託します。パッツィさん?
また、0120の開発主任は、0120をドライグと呼んでいたそうな。
ヴェロニカ大尉は、MSA-0120 ACTIVEに搭乗し、出撃します。
その際、彼女は、0120をドライグ・アクティブと呼んでいました。

地球衛星軌道上 トリムールティ近海──
ミズマ機は、宇宙用のギガン、ガ・ゾウムガンナーなどと交戦し、
補給のため、母艦に戻ります。先の戦闘以降ディル少尉は、昏睡状態。
ミズマは、ディル少尉の病室を見詰めるバズ大尉の姿を見ます。
バズ大尉は、…俺たちは、ここでしか生きられない…と独り言ちます。

ややあって。
トリムールティ宙域に展開するテロリストに対する作戦会議。
F90Nは、ディル少尉用に調整されているため、大幅な戦力低下。
ミズマは、アマルガムの資料から、この部隊がニュータイプである
ディル少尉を育てるための、まさに彼のための部隊だとします。
で、代わって、ギデオン大尉が、対0120装備のF89に搭乗します。
0120以外は、ロートルな大型機のため、突破は不可能ではないと。
カナタ少尉は、対艦攻撃用(P.V.スペシャル)装備のF90に搭乗。
整備したヘルプもP.V.スペシャルと呼んでいました。基本MA形態。

カナタ少尉の回想──
シャルルは、火星からの通達を受け、ボッシュ大尉に詰め寄ります。
自分たち独立火星軍が、長い同盟関係にあるレガシィを討つのか?と。
ボッシュ大尉は、ドラグンに今、ハウゼリーを討たせる訳にはいかないと。
そして、不測の事態に備え、教導団として、議員護衛の任に就くとも。
カナタは、ボッシュを独立火星軍での階級?の大佐と呼んでいました。
ボッシュは、直ぐに大尉だと、カナタに訂正していましたが。
SDクラブ版のF90で、ウェラーが大佐だったためだと思います。
お前たちニュータイプが派遣されたのは、ジオンの怨念返しのためでなく、
世界を見るための筈だと、シャルルとモニターのカナタに言います。
そして、ジオンの次の未来を考え、旧いジオンは、我々に任せておけと。
カナタ少尉は、FF隊で見聞し、選択した道を進むことを決めます。

出撃前、バズ大尉は、嗅ぎ回っているようだなと、ミズマに警告します。
ミズマも引かず、ディル少尉に手を出すなと、バズ大尉に警告します。

ギデオン大尉のF89は、ユーリィの0120にレールキャノンで先制。
両機は、直ぐ様ビーム・サーベルを抜き、格闘戦に移行します。

トリムールティは、防衛隊として、ミックスの方のギラ・ドーガ改を展開。
公社のミサイルポッド装備のジムコマ(宇宙用)は、隕石迎撃センサーが、
巨大な移動物体を観測したと、モビルアーマーよりもデカい……と。

レガシィのドラグンは、火星や木星の手は借りぬとし、
ロナ家を討ち、マハを討ち、地球圏の害毒を取り除くのだと息巻きます。
マトリカがパイロットにされた、巨大モビルアーマーが登場します。

月刊モビルマシーン縮刷版 VOLUME10
RGM-111Y2 Gカスタム
頭頂高:15.9m
全備重量:39.8t
固定武装:
 バルカン砲×2(頭部)
 メガマシンキャノン×2(胸部)
 ビーム・サーベル×2(背部)
 二連ビームガン×2(腕部)
 ミサイルランチャー
 サンドバレル
携行武装:
 ビーム・ライフル
 狙撃用ビーム・ライフル
 ビーム・スマートガン

MSA-0120 ドライグは、ジオニック事業部単体によるものだそうな。
で、ATMSのコンペに敗れたアナハイム社は、SF計画を発動します。
その計画で得られた2つの事実がアナハイム社を瞠目させます。
ひとつは、参謀本部が意図的に漏洩したF91の性能が、アナハイム社の
想定を遥かに超えていたこと。F91をF90Vの完成形程度に考えていたが、
実際は、そのような次元に留まるものでは無かったと。
もうひとつは、F70量産計画が、アナハイム社側では、不可能なこと。
これを受け、シルエットフォーミュラ計画は、先鋭化し、技術的優位を
確保するためならば、非倫理的な行為も許容されるようになったと。

Gカスタムは、0120のメガブースト機能を109フレームに搭載した試験機。
メガブーストは、Eパック内に封入された縮退寸前のミノフスキー粒子を、
M&Y式融合炉に注入することで、瞬発的な出力を2倍に増大させる。
Gカスタムのメガブーストは、バックパックに創設され、使用時には、
腰部HPのEパックを2個消費する(一度の出撃で、5回が限度)。
ビーム・マグナムのEパック弾倉みたいなのが着いています。
使用時のジェネレーターは、オーバーロード寸前の状態になり、
核爆発の危険性と隣り合わせだそうな。オーランド元大尉が搭乗した、
試験機の実験も、このような理由から自己に繋がったらしい。
そのため、Gカスタムは、サブを積んだ推進器の方にメガブーストがあり、
暴走しても切り離しが可能になっていると。その分、出力は0120に劣る。
素体は、RGM-111Yを使用しているが、頭部のみ別で進行していた、
ゼータ系可変機小型化案で開発されていたモノに変更されている。
また、メガブースト使用時の高速戦闘に、111Yのセンサーが追従できず、
バイオ・センサーも増設されている。合わせて、アポジも増設されている。
メガブーストを内蔵している後腰部のシュツルム・・ブースターには、
ミノフスキー・フライト、増槽、ミサイルランチャー、サンドバレルを
装備しているが、容積の制約で、増槽は、0120の半分程度になっている。

U.C.0147年1月22日 ファレス・ムアワッド

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.03 追撃開始

髭面の兵士と、トマス軍曹は、北米キャリフォルニアの反対側に流され、
南米の北側辺りから救難信号を出し、援軍の到着をひっそりと待ちます。
トマス軍曹は、耳が良いのか、異変を察知し、淹れていたコーヒーを断念。
トマス軍曹は、緊張すると、右耳たぶを触るクセがあるみたいです。
髭面は、ゴッグに、トマス軍曹は、ゾックに飛び乗り、臨戦態勢へ。

バルン社長は、ラルフ小隊の機体改修を担当した責任があるとして、
社員総出で、先行したラルフ隊に合流するようです。

髭面とトマス軍曹は、ラルフ小隊から身を隠し、状況を窺います。
シュウカ伍長によると、哨戒機がその辺りで熱源反応を確認したとか。
ラルフ中尉は、焚き火の跡がまだ熱を持っているとし、厳戒を敷きます。
ウィリアム曹長も緊張すると、右耳タブを触るクセがあります……。

髭面のゴッグがメガ粒子砲で先制しますが、何れの機体にも命中せず。
続けて、トマス軍曹のゾックがメガ粒子砲を掃射しますが、効果はなく。
マロビ曹長機が跳躍し、ゾックの頭部に躍り掛かります。
トマス軍曹機は、フォノンメーザー砲を放ちますが、躱されます。
マロビ曹長機は、胸部を少々灼かれ、地面に叩き付けられます。
ラルフ中尉機は、髭面のゴッグと対峙し、そのまま水中に引き込まれます。
ラルフ中尉機は、髭面のゴッグにのし掛かりますが、
ビーム・サーベルを振りかぶり、ゴッグとの距離を強制的に取ります。
髭面のゴッグは、フリージーヤードで、ラルフ中尉機の動きを抑え込み、
左腕のクローで斬り掛かりますが、左腕部のみで阻まれてしまいます。
ラルフ中尉は、ガンダムを見くびるなと、サーベルで斬り付けます。
ラルフ中尉は、まだ脱出できる筈だと通信を入れますが、
ゴッグの髭面パイロットは、捨て置け、もう手遅れだと断り、
仲間が宇宙に還る猶予を少しでも稼いだと言い、ゴッグは爆発します。

トマス軍曹のゾックは、マロビ曹長機たちに囲まれ、窮地に陥りますが、
クライシンガ少尉のグフ・カスタムが救援に現れ、戦力が拮抗します。
クライシンガ少尉の、まさか「赤い三巨星か」との通信に対し、
マロビ曹長は、広まってるううう!!!と満面の笑みを浮かべます。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION PLAYBACK
 第2回 Adユニット「ラング」

分類:突撃強襲ユニット
開発:アクシズ技術本部
全長:197.7m
全幅:139.1m
全高:114.6m
出力:不明
推力:4,600,000kg
装甲材質:超硬スチール合金
武装:
 大型メガ粒子砲×2(側部装甲面)
 ビーム撹乱幕

Adユニットを改良し、突撃強襲型MAに再構成した機体。
サイサリスとアトミック・バズーカを無傷で、送り届けるため、
ガトー少佐が搭乗し、ジービッグ・ザムをねじ伏せている。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 覚醒前夜編(5)

虚空に投影されたハマーンの立体映像が、宙域のネオ・ジオン兵に、
宙域からの離脱を告げ、死地は、この一戦に非ず、生きて機を待てと。
これまでの戦闘が嘘だったように、ネオ・ジオン軍は、撤退します。

セイン大尉たちは、サダラーンを沈め、降伏させるとし、MS形態へ。
頭部のハイメガを準備しますが、その間にセラーナのディマーテルが
ファンネルを展開させ、無防備なヘッジホッグに襲い掛かります。
セイン大尉は、被弾したバックパックを誘爆前に切り離します。
その隙を衝き、ディマーテルがビーム・サーベルで斬り込みますが、
セイン大尉は、左手に逆手に持っていたハイパー・ビーム・サーベルを
発振させ、ディマーテルの背部のバインダーを斬断します。
両機は、さらに斬り結ぼうとしますが、ヘッジホッグは、狙撃を受け、
ビーム・サーベルを持っていた右腕を丸ごと破壊されます。
その光撃は、エルナルドのザクが放ったモノで、停戦を呼び掛けます。
同時に、ネオ・ジオン側が降伏し、停戦信号が発射されます。
セイン大尉は、サダラーンを沈め、ハマーンだけでもと言いますが、
レント中尉に、極刑モノだと制され、戦争は終わったんだと。

セラーナ機と、エルナルド機は、サザダーンに帰艦します。
ネオ・ジオン旗艦サダラーンが投降し、同軍は、降伏します。
が、座乗していたミネバは影武者と判明し、残党は、各地に四散します。
連邦軍上層部は、表面上の勝利に満足し、宇宙への関心を無くしていく。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第20話 ケンとスセ家

ケンは、ヴァレに自分の出自を語ります。
C.E.71年6月15日 大西洋連邦が発動した、オーブ解放作戦により、
敗れたオーブは、その後暫くの間、大西洋連邦軍の監視下に置かれる。
駐留するかつての敵軍が暴走することは、歴史上も多々あり、
大西洋連邦軍もご多分に漏れず、際立ったモノだったようです。
ザフトによるオペレーション・スピットブレイク(アラスカ攻略作戦)、
パナマ攻略戦に於いて、戦況は、泥沼の様相を呈し、連合、ザフト共に、
投降兵どころか民間人にまで殺傷行為を行う者が多発している有様で、
連合は、現場兵士の暴走を止めることを半ば放棄していたと。
寧ろ、丁度良いガス抜きとさえ考えていた部分があったと。
表立った抗議も出来ないオーブ暫定政府は、幾度と無く改善要望書を
送っていたが、その総ては、悉く無かったことにされたと言います。
この事実上の占領期間を、建国以来最大の屈辱と評する者も多いと。

ケンの母親は、コーディネイターで、父親は、ナチュラルでしたが、
10年前、反コーディネイターの過激派テロで、父親が亡くなり、
母親のノエミは、ケンを連れ、オーブに逃げ込むように移住したと。
が、子連れの女性が異邦の地で、簡単に生きていける筈も無く、
たまたま目を付けられた、スセ家の当主の愛人になり、生き延びたと。
C.E.71年7月 スセ家の当主は、病に伏したノエミとの関係を絶ち、
窮地に立たされたケンは、スセ家がエクリプスを、ODRを秘密裏に
調査していることを、スセ家のデータベースをハッキングして知ります。
これをネタに、ODRに入り込み、キオウ家に、そのウェアハウスに
近付くことを見返りに、スセ家の息子にして欲しいと願い出ます。
氏族の出自なら、連合でも母親に手出しすることはしないだろうと。
ケンは、土下座をして見せ、スセ家当主の自尊心をも満足させます。
水星の魔女でもチュチュがデミバを借りる時に手を合わせていましたが、
外国人がめっちゃお願いする時、どんなポーズで頼むんだろう??
以前のケンの回想にもあったように、半年後、ノエミは亡くなります。
ヴァレは、ケンの出自を聞き、鼻水まで垂らし、泣いてしまいます。
これで、ケンは、ヴァレからの信頼を勝ち取ります。

ウミトは、ウェアハウスについて、解説します。
当家は、外交面を担当して来たが、本来は、文化面を担って来たと。
国家の運営は、単純に経済や軍事力があれば、成り立つものではなく、
その根幹に根付く文化事業があってこそ、一国としての立場を
得ることが出来るが、移民国家オーブは、成り立ち故に歴史が浅いと。
で、国家方針に、国際的な文化事業への積極的な参加も組み込まれたと。
スラム街のグラフィックアートから世界宗教の聖歌団まで、
様々な分野とコネを作り、時に政治や軍事とは、異なるネットワークを
国境を越えて構築することもあり、表に出ない情報も漏れ出して来ると。
それらで、外交交渉を円滑に進めたり、無理なお願いを聞いて貰ったり。

ケンは、知りたいことを知り得たため、これまでの慎重さを捨て、
最大の機密である2号機に関するデータに接触し、痕跡が発見されたと。
スセ家当主は、ケンが勝手にやったことだと弁明しましたが、
利用されたのは事実だが、無罪とは言えないと、政治生命を絶たれます。
タツミは、ケンが総て仕組んだことなのかと訊ねると、
ウミトは、……確証はないが、多分違うねと答えます。
占領下のオーブは、混乱の中にあり、本来なら警戒されるような人物も
容易に入国できたとし、その人物がケンを利用したのではないかと。
その当人のジョエルは、トランプタワーを作り、作戦開始を待ちます。

□機動戦士ガンダムNT
 第48話『傀儡使い』

ビアギッテ曹長機は、猛攻を続け、フェネクスを徐々に追い詰めます。
砲塔の残骸に激突したフェネクスに、ビアギッテ曹長機が組み敷きます。
ゾルタン大尉は、精細さを欠くも攻撃を継続するジェガンに苦慮しますが、
フェネクスからの「糸」が切れ、各パイロットは、自我を取り戻します。
フェネクスは、ビアギッテ曹長機に対し、防戦一方になります。

ゾルタン大尉は、これを好機とし、左腕のアームユニットを射出し、
5つの砲身から小型のサブ・アームを伸ばし、ジェガンを捕らえます。
さらにアームから触手のような極小のコードが伸び、機体を穿孔します。
そのコードが機体の制御を乗っ取り、フェネクスへと攻撃させます。
フェネクスが無線だとすると、ネオ・ジオングは、有線の乗っ取りですね。
ゾルタン大尉曰く、他人の頭ん中に入り込むより良心的だろうがっと。
また、自分たちは、ニュータイプという夢に似せて造られた人形で、
リタは、死ぬことで、ビアギッテは、心を捨てることで、人を超える存在、
真のニュータイプになったのなら、その力、オレが纏めて貰い受けると。

ジェガンがフェネクスに組み付き、ヘリウム備蓄基地を背にします。
それを別のジェガンが撃つと、っフェネクスは、貯蔵槽にめり込みます。
そこへ、ビアギッテ曹長機が光弾を撃ち込み、フェネクスを抑えます。
これを見て、ゾルタン大尉は、ずっと探し続けたホントウノ……と。

□機動戦士ガンダム エピソード ルナツー
 第7話「マゼラン出撃」

ワッケイン少佐座乗のマゼランが、出港準備を終え、出撃します。
パオロ艦長に呼ばれたブライト少尉たちは、ホワイトベースを守れと。
そして、重傷を押して、ホワイトベースに連れて行って欲しいと。
担当医は、その身体では無理だと止めますが、パオロ艦長は、
その様な言い訳は、シャア少佐に通用しないと、彼らを説得します。
ブライト少尉は、パオロ艦長をホワイトベースへと連れて行きます。

出港中のマゼランは、シャア少佐たちを迂闊にも作業員と誤認します。
シャア少佐たちは、そのまま作業員を射殺し、MSの捜索に移行します。
ブライト少佐は、パオロ艦長を伴い、ホワイトベースに向かいます。

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