chakaしげの直滑降な日々

定年後67才にしてブログデビューし現在17年目に突入
夫婦の趣味である旅行・スキー・史跡めぐりなど気ままに綴っています

~さいたま市有形文化財指定・旧坂東家住宅~

2008-10-24 08:10:04 | 国内旅行
旧坂東家住宅   埼玉・さいたま市見沼区大字片柳1266‐2   

加田屋新田を開発した旧坂東家は、木造平屋、寄棟造り茅葺の
建物で、安政4年建てられました。(さいたま市有形文化財指定)

南部鉄瓶で沸かしたお湯で、お茶の接待を受けました。



坂東家は、紀州の出身で、江戸に住む商人でしたが、新田開発や
見沼代用水の完成に併せて、用水の見回り役などを務めました。




貴重な茅葺屋根を守るため、毎日「囲炉裏の火」
燃やしています。室内をいぶしておくことにより、虫除けとなり、
家の保全管理されているそうです。




平成4年、解体工事に伴い発掘調査で(復元工事)土瓶に入った
一分銀400枚が見つかり(百両相当)展示されていました。

「生きている民家」をテーマにされている「くらしっく館」は、
見て・触って・体験できる家です。昔の楽しい思い出が甦りました。




館内では、公開講座や企画展示など月毎に行われています。
今回は、和紙を使った絵の展示をされていましたが、初めて
の「和紙絵」に感銘を受けました。(緒方澄子作)



古きよき時代の大切さを感じました。    

           

コメント
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