桐生織物記念館 群馬・桐生市永楽町6-6
昭和10年代織物産業の全盛期を迎えました。この躍進は外国
販路を求めていたことや、人絹や絹洋服地など新製品を創り出した
ことなどから好況期を頂点に会館が造られたといわれます。
記念館は、昭和9年桐生織物同業組合の事務所として建設されました。
建物は、当時流行していたスクラッチタイル張りの外壁を取り入れ
屋根は青緑色の日本瓦葺きとしたモダンなものでした。
館内には、展示室や会議室に開放されています。
「織匠の間」では、ジャカードの手織機をはじめ、貴重な道具類
が展示されています。
1300年前の朝廷に仕えていた山田の男子が、養蚕や織物に優れていた
官女「白滝の姫」に恋をして、故郷に連れて帰りその技術を伝えてのが
始まりと言われています。(資料より)
「国登録有形文化財」として市民に親しまれています。