イケメンでイクメン

私の住んでいる地域はいわゆる新興住宅地。

ワーキングプアが問題となっている昨今、

新築の分譲マンションや分譲住宅を購入しているのは

若年層ファミリーだ。

３０代前半の夫婦と未就学児で構成される世帯が多い。

おそらく頭金とかは親が出しているようで、

３０年ローンを組んだとすると、

月々の返済額はマンションの賃料くらいなのかな、

と勝手に思っている。

もちろん繰り上げ返済するにこしたことはない。


そんなプチ富裕層（？）なヤングファミリー達は

しけた私の家の前を闊歩して、目の前のスーパーへと

買い物に行く。

そこには若いパパと、ようやく歩けるようになった幼児が

仲良く買い物をしていたりする。

よくある微笑ましい光景だ。

でもね、つい私はガン見してしまう。

鋭い視線を投げてしまう。

と言うのは、その若いパパがとてもイケメンだからだ。

１人ではない。

この辺で見かける若いパパはほぼイケメン。

イケメン率９５％だと言っても過言ではない。

永井大似のパパが若干多い。

あと石川遼、綾野剛、田中圭、玉山鉄二、坂口憲二・・・

こんなイケメンがうようよしている。


私はハタと思いついた。

確か男性の生涯未婚率がかなり高いらしい。

と言うことは、

イケメンから先に売れて行くのは自然の摂理だ。

言い換えればイケメンでなきゃ結婚できない時代なのだ。

ははぁ・・・

こう言う時代がきたのか。

必然的に生まれる子どもは美形が多い。



ただ、女性は美形から売れる訳じゃない。

私の周りには独身の美人が何人かいる。

しかし彼女達は結婚相手を慎重に選んでいるうちに、

気がつけばイケメンが周りにいなくなっただけ。


独身の男性はと言うと、自分の容姿がコンプレックスで

女性にアプローチできずに現在に至ると言うわけだ。

相手の容姿にこだわるのは女性の方かも知れないね。

だって見た目も頭脳も優秀な子孫を残したいものね。