今回の寝屋川市の中一少年少女殺人事件は
かなり衝撃的だった。
実は寝屋川市駅はうちから近い。
だからよけいに関心を寄せてしまう。
さて、今回一番疑問に思うのは、
なぜ深夜に中一の子どもが出歩いていたかと言うこと。
寝屋川市駅周辺が特に非行の温床になっているとは思えない。
私も深夜に飲み歩く不良主婦だが、
寝屋川市駅周辺に少年少女を見かけたことはない。
せいぜい仕事帰りの大人がでチラホラ歩いているくらい。
コンビニとかもあるので道は明るいし、
ネガティブなイメージが全くない。
だから中学生も油断したんだろうな。
大人の私も警戒する場所ではないもんね。
さて最初の疑問に戻る。
なぜ子どもが深夜に外出できたのか?
これは「発言小町」と言うサイトも参考に
私も考えてみた。
●親も子どもの頃遊んだ。だから子どもを放任。
●深夜のファミレスを親と過ごした。深夜=危険ではない。
●親が夜勤で不在
●親が寝た後に子どもがこっそり出かける
●子どもの外出を止めると暴れる
●子どもの外出を禁止するとかえって非行に走りそう。なので黙認。
●子どもを信頼している
●子どもの社会性(仲間の付き合い)を尊重している
●深夜でも近所なので危険なことはない
●子どもが深夜に出かける常習性がある。危機意識が薄れていた。
以上のような背景があるのかなって勝手に推測してみた。
注目すべきなのは被害に遭ったは子ども達が真面目であったこと。
髪を染めたり、ピアスをしたり、化粧したり、煙草を吸ったりと
反社会的なタイプではなかった。
と言うことは深夜の外出は特に反社会的な行動ではない、
と認識していたのだろう。
私らの時代と大きく異なるのは、
スマホの普及と24時間営業の店が増えたこと。
それにより所在が確認できるし、深夜でも人通りがあること。
もう「深夜」ではなくなった。
子どもにとっては夕方の延長でしかない。
ファミレスで午後11時を過ぎても子どもが走り回る時代だ。
彼らの親の中の「深夜」も消滅した。
この事件を機に、子どもの動向についてもっと注意を
向けなければならない。
たとえ自分の子どもでなくても。