最近では50代ぐらいでは「オバサン」と
呼びにくくなった。
キョンキョンを「オバサン」と呼べるか?いや、呼べない。
60歳過ぎて、なんとなく老化が見え始めて
ようやく「オバサン」と呼べる気がする。
そして、そんなお年頃の女性に対する私の感想。
オバサンはとにかく人の言葉をスルーする。
聞かれるので返答しようとすると、返答のスキを与えない。
「あの店、美味しかった?」と聞かれ
「はい、実は・・」と言葉を続けているのに
「私は美味しいとは思わない」と上から言葉を重ねてくる。
最初からどうでもいい質問はしないでほしい。
あとオバサン自身の失敗なんかを披露したりされると、
こちらも相手を慰めるフォローするのだが、
そのフォローについてはスルーする。
もしかして耳が遠いのかも知れない。
その前提だと、こちらは何もしゃべらないで、
ただ聞き役に徹した方がいいかも知れない。
耳が遠いせいで相手の言葉が「ふにゃふにゃ・・」としか聞こえなければ、
ただ不快なだけだろう。
近所でオバサン同士が立ち話をしているが、
まあ声の大きいこと!
他人の悪口を大声で怒鳴り合っているのだ。
あの声量でなければ会話が成立しないのだろう。
さて、やがて自分にもやってくる老化。
私は眼は悪い分、聴力はいい方なので、
耳が遠くなると言うことが恐ろしくてたまらない。
眼はどうせ白内障の手術をするだろうし、
手術すれば今より視力が良くなるらしい。
老化によって良くなる部分もあるのだな。
しかし、それと反比例して耳が遠くなる。なんだかなー。
できるだけ自分の身体は大事にしようと思う。
そう思い歯医者さんで歯のお掃除をしてもらった。
もっとあっさりふんわりしたお掃除を想像していたのだが、
なかなかの大工事で、
歯科医はあのキーキー言う嫌な器具を使いまくっていた。
キーキーが終わればガギガギ言う器具。
いったいどれだけ工具類があるのか、
考えるとうっすらと涙が浮かんできた。
掃除と言う名の工事は10分くらいで終わった。
口の中は血だらけだ。
半年後にまた来てください、と言われたが、
たぶん1年後になりそう。
歯周病にならないよう、歯の隙間はマメに掃除した方がよさそうだ。
オバサンになるのは仕方ない。
でも人の話をちゃんと聞くオバサンになりたいものだ。
本当のところ私もバリバリのオバサンなのだけどね。