この間のことなんだよ。
フリーペーパーに○○って言うお店のAランチ半額のクーポンが
載ってあった。
仕事が休みなのでカッパさんと行くことにした。
飛込みで行ってクーポンが使えない場合があるので、
念のために電話で使えることを確認し「では1時ごろ伺います」と言った。
店の場所はすぐにわかったけど駐車場が見当たらない。
店に入って駐車場をたずねると
「先ほど電話くださった方ですね」と店員が聞いてきたので、
「そうです」と答えて、場所を教えてもらった。
駐車場は店から離れていて往復で10分くらいかかったのかも。
店に戻ると3人ほど客が増えていて、
私とカッパさんは、壁に向かった狭いカウンターに案内された。
スツールの座面が冷たくて一気に体が冷えた。
写真や本、雑貨などのディスプレイがあって、
きっと普段は客が座らない場所だ。
店員がおもむろに「今日はAランチ売り切れたんです」
言ってきた。
いやぁーー私は驚いて椅子から転げ落ちそうになったよ。
私が動揺していると、
「あの、その代わりにカレーライスならできますが・・」
と言われた。
確かにAランチとカレーライスの値段設定は同じだ。
でもねカレーは食べたい日と食べたくない日がある。
私の口はカレーの口じゃない!!Aランチの口だ!!
「ほかのロコモコ丼とかハンバーグランチは出来ないんですか?」
と聞くと首を横に振ってきた。
いくら値段が同じでも明らかにカレーは格下だ。
ホテルでシングルがダブルブッキングの場合、
格上のダブルの部屋をシングルの料金で用意するだろう。
この場合のカレーは、ホテルに例えると、
シングルの料金で従業員部屋を案内されるのと同じ事ではないか?
また選択肢がカレーだけってのもありえない。
カレーを食べられない客もいるはずだ。
店員によると私らが駐車場に車を停めに行っている間に客が増えたらしいのだ。
その上、私は正式に予約をしていなかった。
だからAランチを食べれなかった。
そうさ!私にも落ち度はある。
でもね、客からしたら店側はあんまりに不親切ではないか?
売り切れる可能性は電話したときに示唆して欲しかった。
じゃあ私もちゃんと予約したさ!
一度店に入ったときもきちんと確認してほしかった。
そして椅子に案内する前にAランチが売り切れたことを
告げてほしかった。
店側はなんの落ち度もないと言うのか?
いや悪いと思ったからクーポンの対象でないカレーを
Aランチと同額にしてくれたのか?
それで店は不手際がチャラになったと思っているのか?
いやーそれはない。
客からすれば、「どうせ一見さんだからテキトーでいいよね」な店の意図が見えるよ。
食事中すごく不愉快な思いが蔓延して、
ずーっとモヤモヤして過ごした。
なんといっても店員が表情に乏しい。
なんか無責任な対応に見える。
全然、店側は悪いと思っていないようだ。
「だってー今日に限って急に客が増えたんだもーん。普段ならガラガラなんだもーん」
って思ってる?
そりゃあ急に混む日もあるさ。
でも客だけが不快な思いをするわけなのか?
「あんたたち運が悪かったのよー」か?
では店側にどうしてほしかったか?
私がきちんと予約をしなかったのは認める。
だからAランチが売り切れたことは不可抗力だったのだろう。
でも店の対応でいくらでもそれは回避できたよね?
だからやはりカレーでなく、
私らの希望を尊重してほしかった。
ロコモコ丼を出してほしかった(ロコモコ丼はAランチと同じ値段)
なんでカレーしかダメだと言うのだ。
そこは絶対におかしいだろう?
こんな感じで私は一日中モヤモヤしっぱなしだった。
あ、カッパさん?
カッパさんもさぞキレたことだろう、って?
実はカッパさん、この日はカレーが食べたかったようで、
Aランチがなくてもちっともがっかりしてなかった。
むしろ手放しでカレーに喰らいついてた。
「おいしーねー、おいしーねー」を連発していた。
確かにカレーは美味しかったよ。
でもね食べたくないときのカレーは
美味しさがちっとも心にひびかないよ。
おまけに私がぶーたれていると、
「予約をしてなかったフクちゃんが悪い」と一蹴。
まあーカッパさんが店で暴れなかっただけ、
良しとしようか・・・。
そう思いながらどうやって店に対するクレームをつけようか、
と思いめぐらす日々なのであった。
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