カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

平和の祈り75年

2020-08-24 09:34:37 | 日常のあれこれ


コロナ禍のニュースばかりで目立たないが、

今年は戦後75年、節目の年だ。

75年も経つと戦争肯定派の多くがこの世を去ったせいか、

「あの戦争は間違いだった」と堂々と言える風潮になった。

それでも、あの戦争は回避できなかったと唱える人もいるだろうが、

「十分回避できた」と言える資料や証言も続々と出てきている。

間違いだったと認めた日本は、

当時の植民地だった国に対してキチンと謝罪を行ったのだろうか?

戦後の日本はODAなどの援助はしたし、

それに応えて恩讐を捨てた国もあるだろう。

でも、なんかやり方が間違っていると思うのは私だけか?

国家元首(日本は総理大臣かな)が植民地全てを回って謝罪するのが筋のような気がする。

もちろん戦後は総理大臣はコロコロ変わったので、リレーでもよかった。

隣の国、韓国ももしかしたら、それで少しは溜飲を下げてくれたかも知れない。

(それだけでは足りないと言われるだろうけど)

ま、そんな私のど素人の戦争観なんてどうでもいい。

今年はコロナ禍に埋もれてはいるが、

戦争についてのメディアの地味で根強い発信があり、

私はいつになくそれに興味を持ってしまった。

戦争のことなんか全く興味がなかったのにね。

ただ、周りに戦争のことを話してくれる人がいない。

終戦の時、母はまだ5才だ。何も覚えていない。

私が若いころに祖父母4人は他界。

唯一の証言者は伯母ぐらいだ。

ただ伯母も終戦のとき9才。どうだろう・・・?

それに普段陽気な伯母にシリアスな話を聞くのも気が引ける。

でも、今年は読売新聞でも色んな識者の話も読めたので、

十分かも知れない。

あとNHKで放送していた「あちこちのすずさん」は見ごたえがあった。

これはBDに焼いて永久保存しようと思った。

なんならタイムカプセルに入れて埋めてもいい。埋める場所がないけど。

そんなことを考えるくらい、この夏は戦争について色々と情報を取り込んだ。

取り込んだしりから忘れている。・・・それは言うなっ!!

そんでもって、ちょっぴり自分が偉くなったと思っている。

でも、カッパさんにこんな難しい話をしても、関心ないだろうな。

だからBDをタイムカプセルに埋めて10年後に取り出し、

カッパさんに観せてやる。

もちろん、カッパさんの大好物のお寿司を添えて・・・。

コメント
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