毎日、暑くて頭がボーっとしている。
油断すると身体から幽体が抜けていきそうなので、
必死でつなぎ留めている感じだ。
それもそろそろ限界らしい。
年を取ると言うことは、色んな経験を積むと言うことなので、
どんな事態にも冷静に対応できる・・・
と私は思っていた。
違うんだな・・・。
人間って自分の経験則で物事を判断する。
それは勝手に発動する自動装置になってるんだよね。
でも今の時代、変化が早すぎて、
かえって経験則が邪魔になるんだよね。
例えば、3人掛けの椅子に縦に2本規制線が貼られていたとする。
私は「あ、この椅子は座れないわ」と諦めるのだが、
若者はスッと規制線の貼られてない部分に腰かける。
そう、そう言うことなのだ。
密にならないための規制線であり、
テープがかかってないスペースは座ってもいいのだ。
あと、
なんでも機械で精算する風潮が広まってきているが、
それは私も賛成なんだけど、
機械によって紙幣や硬貨を入れる場所がまちまちで、
「え、どこにお札入れたらいいの?」と迷うことが増えた。
たまに、車いすの方も利用しやすいように、
低い位置にお金を投入する自販機とかもある。
それはそれでいいのだが、
バカでもわかるように「ココ!!」と大きく書いて欲しい。
あとお手洗いね!
トイレの水を流すボタンがわからないときがある。
今までは水槽のワキに手動のレバーが着いていたんだけど、
最近はボタン式で横の壁や後ろの壁とさまざまな場所にある。
うっかりすると非常ボタンを押してしまいそうになる。
これもユニバーサルデザインとかでわかりやすく統一してもらえんやろか・・・。
また手洗いの水も、ようわからん。
自動で出ると思えば出ない。
斬新なデザインの蛇口だと、ほんまに困る。
また自動なのにセンサーが狂っている蛇口もある。
手を出したりひっこめたりしている時に、
ふいに出てカバンを濡らしたこともある
ホント、年取ると頭が固くて柔軟に対応できんのよね。
暑さのせいで、よけいボケて行く・・・。
もう幽体離脱しちゃったよ・・・。さいなら・・・。