JR久留里駅近くの喜楽飯店でランチを食べた後、まだ時間があったので再度町中をツレと散策しました。「雅めだか」の幟が立っていたあたりに行ったのですが、ビニールハウスの中に水槽があってめだかを見る事は出来ませんでした。最近産直市場のゆりの里に行くと、この雅めだかが金魚鉢に入れられ売っています。


近くには紀平豆腐店がありますが、日曜日なので営業していませんでした。以前出来立ての厚揚げを購入し、その場でいただいたことがあります。さすが久留里の水を使って製造した厚揚げ、ビックリするほど美味しかったです。

豆腐店前の緩い坂道を上って行くと、武家屋敷跡のような風情のある道に出ます。新井白石住居跡もあるのですが、何時も行くので寄らず、この風情ある道を久留里街道方向に進みました。途中1輪車を押す方とすれ違ったのですが「こんにちは、暑いですね。気を付けて久留里を楽しんでください。」と挨拶されました。礼儀正しく親切な人が多い町です。


道の両側は重厚な作りの家が多いですね。塀に忍び返しが付いていたり、黒い木造の門には電話四十一番というプレートが張られている家がありました。


この道の突き当りは国道410号線久留里街道。丁度道路の反対側に久留里を代表する井戸、高澤の水があります。ここには何時も水を汲みに来る人が列をつくっていますが、今日は誰もいません。喉が渇いていたので、美味しい水をいただきました。


久留里街道は左に行くとクランクになり、久留里城方面に向かいます。カーブミラーが2個供えてありますが、ちょっと危険な道です。クランクがあるのは城下町の特徴の様です。クランクの道の角に車のガレージがありました。入り口と出口の扉を開けると、どちらからも道路に出られます。不思議なガレージです。

右に進むとレトロな建物が残っている街道です。まず紙屋という店舗が目につきます。以前ツレが庖丁を買った金物店ですが、今日はお休みです。明治15年(1882年)建てられた木造建築。昔は久留里藩に紙を納めていたことから紙屋という名称で、看板の大きな庖丁も、紙を切る庖丁だそうです。(トップの写真は紙屋の全景です。)
