金谷港からフェリーに乗船しました。通常ですと久里浜まで約40分です。乗船して30分程で久里浜ターミナルが近づいてきたので、デッキからロビーに入りました。広いロビーですが乗客は少なく20名前後でした。窓から外を見ると4隻のタグボートが並んで停泊していました。
そして接岸地点に来ると係員が長いカギの付いた棒で、フェリからのロープを引っかけ固定しました。手際よい仕事ぶりです。
この後久里浜港フェリーターミナルに接岸し、遊覧以外の人は下船して行きました。船内に残っていたのは私たちだけです。そして約20分後の14時15分、出港し金谷港に向かいました。
久里浜フェリターミナルの横に久里浜漁港が見えてきました。小さな漁港で、釣り船が主体だそうですが、海上保安庁の物と思われる船も停泊していました。
金谷港から久里浜港に行くときはデッキに出て写真を撮っていましたが、帰りは2階のロビーに座っていました。風が冷たくなってきたからです。窓越しに海を見ていると釣り船や漁船の姿が見えてきました。漁をするポイントの様です。
14時40分位になると船首の窓から鋸山やフェリーターミナルが見えてきました。夕日に照らされて少し赤く見えます。1時間程この光景を見ていないだけなのに、何故か懐かしく思えました。
定刻の14時55分に金谷港に到着です。2階の船尾に近いデッキから下船。その後ターミナルを出て駐車場の端に向かいました。恋人の聖地を見るためです。
ここ金谷地区は鋸山や海辺の夕日の美しさ等が評価され、千葉県で最初に「恋人の聖地」の認定を受けました。行って見ると夕暮れ時の光線と海を含めた景観がとても綺麗。ツレにそこに立ってもらい何枚か撮影しました。トップの写真がそれです。
時間がきたので内房線に乗るべく駅に向かいました。途中フェリーに乗船するバスや乗用車が見えます。今度の出港は15時20分、冬は陽が落ちるのが早いですね。もう暗くなってきて土産物屋も開いているところが少ないです。