光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

絶品・浜の太巻き寿司-木更津市

2023年12月06日 | 日記

 12/01(金)半年ぶりに浜の太巻き寿司が食べたくなって、木更津市高速バス停・通称「チバスタアクア金田」側にある、平島水産を訪ねました。

 ここの太巻き寿司は長さ約20cm、太さが10cmもある大きな巻き寿司です。千葉のふるさと料理・太巻き寿司は古くから冠婚葬祭や集会の時のごちそうとして受け継がれ、千葉の郷土料理を代表するものです。

 そして明治時代に誕生した「上総海苔」が使われるようになった事で、「房総太巻き寿司」が千葉県各地に広まった様です。太巻き寿司は海苔で巻く物と卵焼きで巻く物の2種類ありますが、海苔で巻く方が圧倒的に古く、卵焼きの方は大正時代末期から昭和初期に始まったと言われています。

 最近日本食が見直され、この太巻き寿司も注目されるようになってきました。海苔巻きの中に椿やアヤメの花を咲かせるように色々な具材を使った物が人気を博し、専門の料理教室が各地で開かれています。

 ここの太巻き寿司は芯がアサリの佃煮と海苔で、極めてシンプル。昔の太巻き寿司の原型を見ることが出来ます。また卵焼きと貝の佃煮が相まってとても美味。他の太巻き寿司とは一線を画すおいしさです。この周辺は半農半漁の生活をする人が多く、農繁期になるとここの太巻き寿司を沢山買い込むそうです。この太巻き寿司を片手に農作業をするのがライフスタイルなのです。

また店頭に鯨のベーコンが置いてあったので購入しました。懐かしいですね。今夜はこれを摘まみにツレとビールでも飲もうと思います。



最新の画像もっと見る