燈籠坂大師の切通しトンネルに入ると周りの空気が一変します。冷たい風が吹き抜ける異空間に入った感じです。手掘りの壁が迫って来て古代遺跡の中にいるよう。トンネルを抜けるとお好み焼きとタコ焼き、だるまの屋台が並んでいました。
だるまを購入しようと思って選んでいると店の人が、お大師様に登ってから買ってください。というので、まず鳥居を潜り、登り始めました。お寺なのに鳥居や燈籠がある珍しい場所です。
急こう配の階段で色々な人とすれ違いますが、やはり年配の御夫婦が多いです。お札を持って降りてくる人もいました。
お堂ではお線香とロウソクのセットが1組50円、ツレの分も一緒に6セットを購入。お供えしました。手軽なお値段なので10セットを買っている人もいました。おばあさんがここは霊験あらたかで、よく願い事が叶うと言っています。
下りは幾分緩やか女坂を下りました。ここは台風の被害はあまり受けなかったようですが、一ヶ所階段横が崩れ、電柱が倒れていました。
お堂を降りて、小さな赤いダルマを購入。これでお大師様の参拝を終えバス停に向かいました。
最後にもう一度燈籠坂大師の切通しトンネルを通りましたが、凄い迫力です。先日行った百地蔵とはまた違った不思議な富津市のパワースポットです。