光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

南房総保田漁港③-いまだ残る台風被害Ⅱ

2019年12月10日 | 日記
 
 保田駅から台風の被害に驚きながら漁港周りを散策していると海に浮かぶ筏に沢山のシラサギたちを見つけました。シラサギが10羽位カモメや大きなアオサギもいました。



その姿が海面に写って神秘的でとても綺麗。



 カメラを持った観光客が筏に近づくとアオサギが飛び立っていきました。礼儀を知らない年配のおじさんです。次々に海鳥が飛び去るので、漁協の荷捌所に行きました。そこでは天井の修理中、台風で天井板が剝れたのを直していました。



1時間に1本しかない内房線の電車の時刻が近づいてきたので駅にもどりました。途中漁船の影からブルーシートで養生した屋根が沢山ん見えます。駅近くの神社では本殿の屋根だけでなく、山車を収納する場所が全壊しており、中の山車と思われるものがシートにくるまっていました。





  電車の窓から富士山が見えました。残念な事に雲がかかっていますが、こんな光景もそれなりに風情があります。しかし鋸南町はまだ台風の被害が残り、普通の生活を取り戻すには時間がかかりそうです。


南房総保田漁港②-台風被害Ⅰ

2019年12月09日 | 日記

 漁港直営の「番屋」だけでなく保田駅周辺から台風15号、19号の被害にあった家屋が目立ちます。屋根が全部ブルーシートで覆われた家やブロック塀が倒れてそのままになっていたりする光景が、当たり前のように見受けられるのです。





 以前在った廃屋の風呂屋もがれきの山になり、崩れかけていた煙突は姿も見えません。



 以前アンコウの吊るし切りを撮らせてもらった、ポパイマリンサービスも大変な被害を受けたようです。足場が組まれ修理が行われていましたが、ポパイのブログでは来年の夏までに修理が終わらないようです。



また国道127号内房なぎさライン沿いの民家もブルーシートと飛散防止用の網が掛けられていました。修理は順番という話ですから、復旧はまだまだ先の様です。


南房総保田漁港①-美味しいアイス珈琲

2019年12月08日 | 日記

 館山・中村屋で昼食をとった後、今度は保田漁港に足を延ばしました。内房線で千葉方面に5駅戻り、保田駅に着いたのは午後1時15分頃。ここも台風の被害が残っていますね。隣の安房勝山に負けないくらい酷いです。
 

  駅から歩いて15分位の所に在る保田漁港直営の漁師飯「番屋」に行って見ると、まず看板が目につきました。汚れてへこんでいます。本館の壁もビニールシートが架かり屋根もこわれてました。



 ただ知り合いが営業しているカフェ&ギャラリー・フィッシャーマンズテラスは無事でした。中に入ると奥さんが温かく迎えてくれました。汗をかいていたのでアイスコーヒーをお願いしました。サービスにソフトクリームをのせていただき大喜び。美味しかったです。
     それにしても南房総は温かい。



 ここは建物被害はなかったようですが、停電や断水があり困ったと言っていました。お客も例年の半部以下だそうです。12/15から開店10周年記念で知り合いの作家たちが、展示会を開催するそうなので、是非再訪したいと思います。



館山中村屋で美味しいパンのランチ

2019年12月07日 | 日記

 館山市のギャラリー葉葉で開催されていたツレの知人、田中曜子さんの作品展を拝見した後、館山駅前の中村屋で昼食をとりました。入店したのが午前11時40分位なのでまだ空いていました。ここは明治33年東京の本郷でパンや菓子の製造を始め、昭和2年に館山に移転し今日に至っている老舗。2階では食事もできるので館山に来た時には寄って美味しいランチを食べています。



 中村屋は先に会計を済ませ、席について頼んだ物を待つシステム。昔のデパートの食堂のようです。2番という番号をもらい窓際の席で待ちます。私はホットコーヒーの付いたクラムチャウダー(税別750円) ツレはクラブハウスサンド(598円)とホットコーヒー(268円)を注文。クラムチャウダーにはミニサラダとロールパンが2個ついています。



  クラムチャウダーは良く煮込んでありとても美味。
ただアサリは入っていなくて鶏肉とジャガイモ、人参、玉ねぎのホワイトシチューの様でした。



 ツレのクラブハウスサンドは良く焼けた食パンにハムとキュウリが挟んであり、もう一種類はトマトとポテトサラダのサンドイッチでした。ボリューム満点。ミニサラダとコーンスープも付いていました。
 店内は昭和を思わせるレトロな内装で落ち着けます。ただ平日の昼なので、年配のおばさんが沢山来ていました。


夕空を舞うV字型の雁の群れ-木更津市

2019年12月06日 | 日記

 12/1(日)ツレと夕方自宅近くの田んぼ道を散策していました。すると南の空から沢山の野鳥が北の空に向かって飛行しているのを目撃しました。V字型の編隊を組んでいます。





 時間を見ると16時04分でした。また西の方角には傘雲のかかった富士山も見えています。鳥の編隊は少しずつ編隊の形を変えていきますが、基本はV字型です。





 雁の編隊飛行のようです。子供の頃よく見ましたが最近では珍しいですね、「雁が音(かりがね)」等と言っていたのを思い出します。また切手で「月と雁」が非常に高額だったのを思い出しました。


木更津市郊外のカワセミとツグミ

2019年12月05日 | 日記
  
 12/01(日)ツレと木更津市郊外の自宅近くを散策中、農業用水でカワセミを見ました。望遠ズームを持っていたので目撃と同時に7枚連写しました。カワセミをここで撮ったのは2017年12/23以来、2年ぶりです。前日の11/30早朝には富士山がクッキリ見えていました。





 朝日を浴びたススキもとても綺麗。もう冬の景観です。すると道路にツグミが降りてきました。近寄っても逃げないので、何枚か撮影しました。可愛い野鳥です。





  12/1は農業用水を野鳥がいないか見ていたのですが、ツレが小さくて素早い鳥を発見。それがカワセミでした。ほんの一瞬でしたが青い姿が目に焼き付きました。今度は何時見られるでしょうか。



市川動植物園の紅葉③-冬の足音

2019年12月04日 | 日記

 開放されているもみじ山を見た後、動物園方面の階段をおりました。市川動植物園の正門に続く路がありその周辺のモミジも中々綺麗です。





しかし例年と比べると紅葉したモミジが少ないです。



 もみじ山周辺の紅葉を撮影した後、帰宅する為北総鉄道大間駅に向かいました。また尾瀬の様な湿地帯を戻るのです。大きな噴水池には橋が架けられています。そこから見る紅葉が水鏡になり風情があります。



また公園内の湧水には緋鯉や鯉が放され元気に泳ぎまわっていました。



公園を出ると大きな農家の柿の木には実がなっていました。近くには干し柿もつるされており、こんな光景を見ると冬ももうすぐですね。ゆっくり散策しながら北総線の大町駅に向かいました。


市川市動植物園の紅葉②-もみじ山

2019年12月03日 | 日記

 尾瀬のような湿原に架かるコンクリート製の遊歩道を市川動物園に向かいました。大きな池の側がもみじ山の入り口です。鉄製の扉に開放時間が午前9時~午後4時までと記入されています。扉正面のモミジに陽が当たって輝いていました。





 入り口を入りかなり急な斜面を登ってゆくと真っ赤なモミジ林です。しかし例年より紅葉したモミジが少ないですね。





 動植物園の人がいたので今年の紅葉はどうですか?と聞いてみました。今がピークですね。例年より気温が高く台風も来たので少しダメージがあり、紅葉は今が見頃との事でした。



モミジ山にはベンチが置かれているので、すこし休んで水分補給。見に来る人もお年寄りのご夫婦が多いですね。反対側のベンチにも高年齢の方達が、労わりあいながら座っていました。




アオサギさんこんにちわ-市川動植物園の紅葉①

2019年12月02日 | 日記

 所用で松戸に行ったついでに紅葉が綺麗な市川動植物園のもみじ山に寄って来ました。ここは紅葉が綺麗な期間だけ開放されています。今年は11/23~12/8までなので、11/29(金)午後1時頃から見学してきました。湧水が豊富な湿地帯で、ビオトープのような場所にコンクリートの観賞用通路が造られています。

 尾瀬の湿原を思わせる素敵な場所です。その通路を歩いてもみじ山に向かうと、女性が何かに手を振っていました。大きなアオサギです。70㎝位あるでしょうか。アオサギがじっと女性を見ています。



 私も影が映るくらいの距離から撮影しましたが、大人しくじっとしていました。良く慣れているようです。

 ただあちらこちらに看板が立っていて、野鳥に餌はやらないで下さいと書いてあるので、写真を撮るだけにして鳥の側を離れました。大きくてとても可愛い鳥でした。





 今年の紅葉はあまり綺麗ではないようです。ここもそれ程美しい紅葉は見られません。しかし点在する赤や黄色の木がハッとする色彩を見せています。赤いカラスウリも鳥に食べらずに残っていました。



  暫く歩くともみじ山の入り口が見えてきました。その近くにあったもみじが赤く色ずき陽の光を浴びてとても綺麗です。



新中国江南旅情⑭-最終回・上海の朝

2019年12月01日 | 日記

 最後に宿泊したのは「シェラトン上海虹口ホテル」です。朝から良く晴れていたのでツレと午前6時半頃からホテルの周りを散策しました。このホテルは上海市虹口区四平路にあり市街地のなかですが、朝早いので車も人もまだ少ないです。



 道路を隔てたホテルの反対側は市民が暮らす住宅群。比較的古いアパートのようです。建物と建物の間に洗濯物が干され如何にも中国らしいですね。



この古い住宅群の中を歩いているとバイクに乗ったおじさんが声をかけてきました。何をしてるのという感じで通り過ぎて行きました。
 カメラを持って朝早く散歩しているのが珍しいようです。





 このレトロな町を歩いていると日本の昭和を思い出します。このまま日本映画三丁目の夕日のロケ地に使えそうな光景です。三輪車のミゼットに似た電動バイクもこの風景にピッタリでした。





 八百屋と魚屋が隣り合わせで営業していました。こんな光景を子供の頃よく見かけました。暫く歩くと川沿いに出ました。川の側にも洗濯物が干され、その向こうに上海TV塔が朝日を受け薄ぼんやりと見えていました。近代的なTV塔と庶民のひたむきな生活。現在の上海を表現しているようで興味深い光景です。
  これで今回の上海を中心にした新中国江南旅情は終わりです。
上海浦東空港から中国東方航空のエアバスA330に乗り、羽田空港に向かいました。