風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

ねぶりこ

2008-06-03 | 花日記
ほんのりと香る合歓の花。気配もなかったのに夕方玄関に出たら咲いちょった。 風の山に有るのはピンクの花。子供のころ「ねぶりこ」と呼んでいた。 父は「こうかの木」と言っていた。 減反政策で、稲を作らなくなった棚田に生えた「こうかの木」はあっという間に大きくなってしまった。 「ねぶりこ」の花が咲いて綺麗やったに、父は皮をぐるりと剥いで枯らしてしまった。(環状剥離) 先人が耕してきた田んぼを、山にする . . . 本文を読む
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