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風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

「じじま」

2008-12-03 | 花日記
ユズ収穫も終わったらあれもこれもしようと思っていたが、ちょっと骨休めと甘やかして毎日だらしなくだらだらとしている。1週間、子供もいないしその間に引っ張り出して片付けようと思っていたのに、なかなかエンジンがかからなくてやっと今日から始めた。

母が捨てると言う布をを集めて入れたあった箱の中から、懐かしい布が出てきた。
子供の頃、母たち大人は農作業の時は皆このような生地でモンペを縫って穿いていた。思えばあの頃の母の年齢は30代だったと思う。そして友達のお母さんも似た年代だったと思う。モンペに地下足袋。確かに作業はしやすいけどねえ。
私は還暦になってもジーンズにスニーカーだもんね。
この生地はあの頃よりはもっと後のものだと思うけど随分地味な縞模様。「じじま」と言っていた多分『地縞』じゃないかと思う。
着物の反物みたいに巻いてあるのを買ってきて縫う前に水につけてから断っていた。「これはよけ(沢山)縮んだとか」大人たちが話していた記憶がある。

      
頂いた蕪で酢漬けを作ってみた。これも冬になると、どこの家庭でも作っていたものだと思う。私たちは『酢カブ』と言う。スライスしたりサイコロのように切ってたこの足みたいに細く切ったりして作る。甘酢でトウガラシと昆布を細く切って入れて作る。捨てるほどあるユズの皮(実際捨てている)など入れることは無かったが、最近はおしゃれに皮を添えたりしているのを見かけるのでちょっと真似てみた。私はこれに入れた昆布が好き。

ニホンズイセンも、子供のころから咲いていた場所に今も咲き続けている。この花が咲く頃マンリョウと、ナンテン、フユイチゴ等の赤い実そして、ヤブツバキにメジロが鳴いていた。今庭の園芸種の椿にミカンをさしておくとメジロが来てくれる。明日はミカン買ってこなくては。ユズでは来てくれない(笑)

思い出に浸ってないでどんどん捨てていかなければ方づかない明日も頑張ろう。
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7 コメント

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しっかりした (ohisama)
2008-12-03 22:31:13
丈夫そうな生地ですね。
これを何回も洗濯するうち身体になじむのでしょうね。
もう水仙も咲いているのね。
高知の一週間の天気を見ていたら、来週あたり
最高7℃、最低3℃か4℃の数字を見たぞね。
私は平気だけど、風さんはさぞ寒かろうと思いよったよ(笑)。
まだ日にちがあるから、今から覚悟をしておいた方がよいわよ。
柚子の皮捨てるほどあるの?ジャムにしたらおいしいぞね(笑)
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ohisamaさん ()
2008-12-03 22:42:24
捨てよります。12月初めにもう一度搾りに行く予定にしちょったけんど、『それほどよけじゃなかったら日帰りにするぜ』といううたら「ほんならえいわ搾る」ということで帰らんかったけんど、終わりの方は熟れた綺麗な皮だと言う事で全部捨てんと取って貰うちゅうけんど、まだよう取りにいかん。ohisamaさんは上手にジャム作るよねえ。ブドウは自分で栽培して作るき本格的やねえ。そのうち皮が届くかもしれんぜ(笑)

最高7度?おおのう今から寒気がするぞね。
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 (hana)
2008-12-04 11:38:18
こんにちは
先週末に農産物直売所で赤カブを買ってきました。販売店の方がいうにはラッキョウ漬けの素で簡単に作れるというのでやってみたのですが、結構美味しい♪
蕪を切るだけなので簡単だし^^
自然の色とはいえ赤い綺麗な色が出るものだなと思いながら少しずつ食べています。
片付ける気持ちはあっても出てきたもので私もつい思い出に浸ってしまいます
大掃除がしたくないので気がついた時にを心がけてはいるのですが、なかなか思うようにいかなくて。。。
風さん見習って私も午後からガンバロ^^
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良い時間をお過ごしね (まーにゃ)
2008-12-04 11:44:37
古布とか言って欲しい人は珍重してるらしいね、手の混んだ柄ですね、
お盆代わりに枝豆とかの器の下に敷くと良い感じ、クッションとか。生かしてください。酢の物にうちで採れた梅を酢と砂糖で漬けた梅酢を使って、みょうが・ 胡瓜春雨タコ・ 重宝しましたがもう梅酢も梅ノ木もありません。今日は高崎の友人が用事で上京チョットだけ寄るというので、松花堂に詰めて待っているところです、去年庭の柿に一句添えて送ってくれた人ですの。俳句を嗜む人は考えが深く、10歳下ですが大事な友人です風さんのように。
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こんにちは ()
2008-12-04 12:43:51
>hanaさん、そうですよね。ラッキョウ酢で浸けると簡単です。私はそれにユズ酢を入れています。

整理整頓は簡単、出したら元の場所に戻す。新しく物を買ったら古いものは処分するだそうですが、もっともなのに出来ない(汗)
そして、汚れたら掃除するじゃなく汚れる前に掃除すれば簡単、ごもっともですね(笑)
押し入れ一個分空になりそう(大汗)

>まーにゃさん、今頃はお友達と話がはずんでいることでしょうね。柿の句ありましたねえ。俳句をたしなむ方いいですよねえ。私などまーにゃさんに教えていただくことばかり恐れ入ります。
お庭の梅を収穫してつける。都会では贅沢なことですよね。御家族が増えてお庭よりもそれぞれのお部屋優先ですから仕方ないですね。
これから秋の夜長、手仕事楽しんでみようかと思っています。
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こんばんは (ジョルジュ)
2008-12-04 20:41:33
実家のイバラキでも 農家の人達は さまざまな柄のモンペをはいていました。
色とりどりの絣模様が多かったような気がします。
母の実家の会津の方では地味な縞模様ばかりでした。
今 「会津木綿」で検索すると カラフルな縞になっています。
いづれも丈夫で 洗えば洗うほど肌になじんで 気持ち良さそうです。
懐かしい気持ちになりました。

高知はまだ桜の葉が残っているんですねえ。こちらはもう丸裸です。
これからケヤキ、その後にイチョウが散って 年越しになります。
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ジョルジュさん ()
2008-12-04 23:10:35
やっぱりモンペと言えばこういう縞がらというか、絣のようなのがイメージですよね。この「じじま」等を織っていた工場、実家への帰り道にあったけど数年前に廃業してしまいました。土佐紬と言うのでエプロンとか袋物など割合人気があったんですけどねえ。「会津木綿」見せてもらいました。なかなかエイですねえ。

サクラは散ったのとそうでないのと色々です。温いせいか、歩きコースから見える山々も今、綺麗に色づいています。
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