風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

山と海

2009-01-11 | 風の山から
11日祭りごとがあって手伝いを兼ねて10日から息子に行って貰う。午後から暫く美容院にも行ってない母を連れて奈半利まで出かけ、2時間ぐらいかかるというので、一度戻るのも結構時間がかかるのでその時間久しぶりに室戸の方に行ってみた。黄砂のようなかすみのかかったような変なお天気。海もすっきりしない。寒いと言っても室戸、国道沿いにはアロエの花街道、山の斜面には袋掛けされた枇杷の木が太陽いっぱい受けて輝いていた。ゴールデンウィークの頃にはビワの露天市も出るらしい。アロエの撮影もビワの撮影も車を止めてくれないので出来なかった。
実家の用事で来てもらっているので低姿勢あるのみ(笑)

キラメッセ室戸でコーヒーを飲んで時間を潰す。勿論此処のコーヒーも私のおごり。
「くじらのさと」かと思ったら「いさのごう」だった(汗)室戸は昔鯨漁が盛んだったと聞く。


 
鯨の郷の窓からは海がきれいに見える。みどりさんのオホーツクの海とは違うよねえ。でもこの海繋がっているのよねえと思いながら見てきました。

 
風の山からの海もこの日は良く見えなかった。室戸の海はこの写真の左側の向こうになる。

神道の家に生まれても、正しいお参りの仕方を知らない私は何時も適当にしていたが、父の葬儀をきっかけにきちんとしたことをしなければと思い、玉ぐしの捧げ方をならったが、墓前での参拝の仕方はまだだったので今日教えていただく。横で一緒にお手本を見せていただきながら参拝。やれやれと思ったらはい、もう一度一人でしてください。。。一番最後人のいない間にちゃちゃっとやって終わろうと思っていたのに、みんなの見ている前で緊張して何とか参拝(大汗)墓前に進む前からもう頭を低くしていなければいけないというのも初めて知り、拍手も葬儀の時は音をたてないようにするが、年月を経るに従い大きな音を立てる。右手を少しずらして拍手等など教えていただく。


お昼来ていただいた方皆さんでサワチ料理。撮影しようと思いながらお茶を出したりお酒沸かしたり忙しくしている間に、小さな子供たちに手をつけられていた(涙)葬儀であろうと年忌祭であろうとこのような盛り合わせのサワチ料理、これに刺身の盛り合わせが定番。

冷え込むということだったが、昼間は風もなく穏やかなお天気で良かった。
神官さんがお帰りになるとき、『今度来たときは立派にやってくださいね』と仰って帰られた。来年の春は父の3年祭忘れないように時々練習して立派にやりますとも風景は10日撮影
コメント (11)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬なのに♪ | トップ | 温もり »
最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
四国をバスツアーで回った時 (まーにゃ)
2009-01-11 23:56:34
幾つかの岬を歩いたので何処か判らなくなりましたが室戸岬の崖の様な所は松林の中を歩いて行きますか?
その後闘犬を見ましたが、赤い海は夕焼け?
お参りは心を込めれば多少違ってもと言う考えですが、施主ともなればそうもいかないかもね、難しそうですね。お帰りの一言はズシントとですね。
返信する
お祭り (karina)
2009-01-12 08:57:32
風さん おはよ~♪
お祭りやったがやねえ。
我が家も神道、今度はまだ先やけんど父の10年祭をせないかん。

この海岸段丘を見ると室戸へ来たという実感がわいてくるねえ。
吉良川町あたりのアロエも綺麗に咲いちょったろう。
返信する
おはようございます ()
2009-01-12 09:47:39
>まーにゃさん、トップの写真に見えているのは羽根岬で(奥)私のいる場所は室戸岬ではありません。室戸岬にも昔は何度か行ったのですが、あのころの海岸は松林が沢山ありましたが、最近松が減り、砂浜も減ったような気がします。まーにゃさんが四国巡りしたときの岬は足摺岬の方かもしれませんね。闘犬を見たということは、桂浜?松林はあります。
夕日が沈むころ海は赤く染まって綺麗ですよね。お祭り私が施主ではありませんが、みな適当にやっているので正式を習って置いたら良いかなと、神職さんとも親しくなりいろいろ教えてもらっています。一堂に集まり先祖を供養することでの人間関係ということも大切かと思うこのごろです。神職さんは、教育にかかわるお仕事もされているので教え方はなかなか上手です(笑)お帰りの言葉はにっこり笑いながら、どうせまた忘れているだろうと思ったことでしょう(大汗)

>karinaさん、karinaさんは参拝の立居振舞ちゃんと立派にするろうねえ。神職さんの所作を見るがも面白いぜねえ。来年は父の3年、暫く神事が続きます。
室戸岬、羽根から先はあんまり行ってなかったけんど、この岩場は室戸の海という感じやねえ。アロエ結構長い距離植えられちゅうねえ。撮影出来んかったがは心残りや。。。
返信する
四国の方々は・・・ (arfa)
2009-01-12 10:43:58
弘法大師一色だとは思ってませんが、意外にそのほかの信仰も多いんだなあと、拝見してます。お大師様も全国行脚だから、そこまでは 手が回らなかったんだね。(笑)

盛り合わせのサワチ料理(こちらではじめて知りました)は目を楽しませてくれる上に、子供たちが先に手をつけるほどに、おいしそうですね。でもすごく手間がかかりそう。ご苦労様でした。
返信する
arfaさん ()
2009-01-12 11:12:26
実家も祖先は仏だったようです。曹洞宗?(父に聞いたことがあるけどはっきり覚えてない)だったそうですが、多分廃仏毀釈の神仏分離令のころに神道に変わったのではないかと思うがですが、今度神職さんに聞いてみたいと思います。何でも疑問に思うことは聞きたい私です(笑)

お大師様は、実家の山の上までもおいでていたかどうかは知りませんが、集落の山の上にお大師様を祀ったお堂があって、今でも集落の行事として年に一度か二度集っているようです。

さわち料理、これは村の仕出し屋さんから取ります。お客さんは座敷の方で食べていただくのですが、子供用にと居間に持ってきてあったのを撮影しようと思っているうちに、子供の好きなものは食べられちょった(泣)一つのサワチに巻きずしから、練りもの、揚げ物、フルーツ私の好きなニッキの匂いのする水羊羹何でもありです(笑)何時も残るのはサバの寿司特に頭、でもこれを焼いて食べると美味しいがですよ。昔に比べれば女性の仕事楽になったとはいえやっぱりだれたねえ。ありがとう。
返信する
こんばんは♪ (hana)
2009-01-12 18:50:07
あ~いいですねぇ、海!
この景色気持ちいいです。
ふふふ^^
私も同じ経験は主人と出かけた時によくあります。
ここで車を止めてもらえたらな~ってね。
今まで何度シャッターチャンスを逃したことか
サワチ料理美味しそう、子供達が手を出すのわかります^^
返信する
hanaさん ()
2009-01-12 19:52:24
こんばんはすっきりした海ではなかったけど、近くでゆっくり見てきました。
hanaさん御主人さまでも言えませんか(笑)撮影出来なかった残念は暫く尾を引きますねえ。

サワチ料理、子供は待ちきれないし、好きなのばっかり食べてしまうし。。。『おばちゃんが写真写そうと思いよったに』と言っても後の祭り、子供たちは知らん顔して遊んでいました。
返信する
「いさのごう」とは読めませんね!(笑) (ジョルジュ)
2009-01-13 11:44:34
親戚の結婚式で 玉ぐしの奉納を一度やったことがあったかと思います。
いちいち、丁寧に教えていただきながらだから、ちゃんとできたと思います(の、つもり)。

仏教徒は 神社や教会に行っても 拍手を打ったり 十字を切る必要はなく、静かに手を合わせればよい、と教わって ホッとしたことを覚えています。
風さんはキチンと復習をなさってくださいね(笑)。

江戸時代の国学者たちの提唱した神道、ましてや 明治以降、昭和の戦争前からの神道は 日本古来の神道ではないはず、と思っています。
もっともっと以前から、日本人は いろいろなところで神を感じ、額づいて 手を合わせてきたはずですよね。
そうせねば、というか、そうしたい気持ちになってしまうと思うんです。
今の神職の方たちは そういう原初的な神道は 学問としては学んでいらっしゃるんでしょうか?
神道も学べば面白いだろうな、と いつも思っている仏教徒です(笑)。
返信する
ジョルジュさん ()
2009-01-13 17:33:14
読めませんよねえ。人名と一緒でどう読むかは名付け親の思いですからねえ。

神道といっても、実家は普段特別にお祀りもしないどうでもよい神道です(汗)熱心な方はお塩とお米毎日お祭りするそうですが、実家は一切そういうことはしません。

神社などでお参りする時も適当ですが、年忌祭皆さんの見ている前でのお参りあんまり適当にやれないと思ったわけです(笑)

神職になるためにどのような勉強をしているのか詳しくは知りませんが、息子さんは(3代目)国●院大学の神道学科に進んだので、跡を継ぐ決心をしてくれたようだと嬉しそうでした。
かく言う神職さんは次男さんでお兄さんが跡を継ぐと思っていたので神道に関係ない大学を卒業したそうですが、継ぐことになり勉強をし直したと仰っていました。

柏手を打つという意味も、神職によって解釈というか考えもあるので、私のことが絶対だとは言えないのでほかの神職さんにあんまり言わんとって下さいよなんて笑っていました。もう忘れちゅうけんどプラスとマイナス陰と陽そんなことからの話だったと思います。
私は玉串の捧げ方と、墓前でのお参りを覚えておけばOKです。
返信する
祭事 (aigen)
2009-01-17 18:32:55
私の家でも月末に、祖母の27年祭を予定しています。
まだ両親が健在ですので、ほとんどのことは母がします。そのうちに覚えておかないと大変だとは思いながら、できるうちは任せておいた方がいいだろうと思っていますが・・・・
私の方は仏教ですので拍手はしませんが、神道の葬儀に初めて参列したとき、音を立てずに両手を動かす拍手作法に感動しました。
玉串の捧げ方、何度も機会はあるのですがいつも迷ってしまいます。
返信する

コメントを投稿

風の山から」カテゴリの最新記事