竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

6月24日・25日 遡上待ち(1)

2006年06月26日 08時41分14秒 | 渓修行
ゼンノ川連闘2回目。
今年はどうしたわけかノボリヤマメに出会えない。間もなく7月だというのに釣れてくるのは居着きタイプで良くて20cm止まり。例年だと5月に遡上のピークがあるのだが、その後もポツポツと登ってくるはずなのだ。
1日目、下流に滝があるので一帯を偵察する。竿弧空硬中硬改5.15m、道糸東レ釣聖0.15号、ハリスライカ川釣り0.2号。
この辺りは楽に降りられるため釣り人も多く、至る所に焚火の跡があり、ビールの缶が散乱している。水量は程よく、うっすらと濁りがある。
今週は水量が減少傾向にあり、遡上途中の魚は流れの緩い淵で待機モードとなっているはずだ。また一般のエサ師はこのような場所は流さないので重点的に探っていく作戦。
最初に降りた淵でドリフトしてみると、はじめチビヤマメが釣れていたが段々とサイズアップし16cmが来た。ところが、釣れるところを見られたようで2人連れのエサ師がすぐ横に割り込んできた。そしてたった今流していたスジに仕掛けを入れてくる。何と無神経な連中だろう!(注:他県ナンバーの白いオデッセイ)無性に腹が立ったがこのような人達にはいずれ天罰が下ると考え、おとなしくその淵を後にした。
その次の淵で前方に上流から下ってきたルアーマンが現われ、「この淵で釣れなければボウズ確定」と気合いで頑張るもむなしくノーバイト。
とりあえず滝下の淵まで行きこれで最後と奥の手の必殺エサを使うとヒット!大成功!これでボウズから逃れたと思ったら02のハリスがチモトから切られた。残念。引きを楽しめたのがせめてもの救い。糸を太くしておくべきだった。
ただこれは引きからしてノボリヤマメではなかったようだ。ニジマスかも?
滝は今の水量ではもちろん登れないが、傾斜が緩いのでべつだん魚止めという感じではない。平水時は1条だが、増水すると両サイドから水が落ち3条となりそうだ。なるほど、両サイドの2条があまりにチョロチョロだとイワナは登れるがヤマメは登れないという状況があり得ると思った。しばし滝を見上げ「この滝さえなければ!」とも思ったが、この滝があるからこそ上流に魚雷のようなヤマメが生息するのだ、と思うと感慨深いものがあった。
その後翌日に備え川虫取りをしたが、今年は例年よりだいぶ少ないようだった。
続きはまた明日。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 柿渋 | トップ | 6月24日・25日 遡上待ち(2) »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

渓修行」カテゴリの最新記事