写真なくてすみません。
職場に向かう路上で、よくハクセキレイを見かけます。
竹心は、鳥を見分けるのは苦手ですが、この鳥だけはすぐに分かります。いつも尻尾を振っていますね。
お馴染みのキセキレイは渓流でしか見かけません。それに対してハクセキレイはわりとどこでもいる感じです。
みなさんもどこかで普段目にしていると思います。
渓流に黄ばんだキセキレイがいて、下流域や街中に白くてきれいなハクセキレイがいるのは何だか不思議な気がします。もしかするとキセキレイの黄色も、ゼアキサンチンなどのカロテノイドかもしれませんね。
キセキレイの餌はご存じの通りカゲロウです。
そして、ハクセキレイはどうもユスリカを主食にしてるんじゃないかという気がします。
そのせいか、ハクセキレイは川べりだけでなく、いろんなところに出現します。海岸近くにもわりかし多いようです。
そして市街地でも、花壇や植え込みの周囲、マンホールの上などで活発に飛び回っている姿を見ることがあります。たいていは朝方です。
ハクセキレイはわりと人間を怖がらないので、すぐ近くでかわいらしい姿を見せてくれます。
ツバメはかなり上の方をいつも飛んでいますけど、ハクセキレイは地面や水面に近いところを飛んで(跳んで?)います。きっと下半身の跳躍力が抜群なんでしょうね。尻尾を振ることと何か関係があるのかもしれません。
そして、この低空を飛び回る理由はたぶん、陽が昇って地面が温まったときに一斉に飛び立つユスリカの成虫を待ち構えているんだと思います。
そうするとツバメは上空で交尾中のユスリカを狙ってるのかな?
竹心がユスリカにこれほどまでにこだわるのは、それが、最もありふれた、季節を問わず個体数の多い虫だからであります。
ユスリカというのは、面白いことに、あまりの寒さに他の昆虫が休んでいる真冬でも、活発に餌を食べて、そしてまた、羽化して産卵する、すごくタフな虫なんだそうです。
そういえばスキーのゲレンデにいる雪虫も、ユスリカの一種ですね。
ユスリカというのは意外なことにものすごく種類が多くて、土の中や塩分の多い汽水域まで生息しています。
あまりにも小さいんで人間が気づかないだけなんですね。
小さいといえば、そうです。フライフィッシングで言うディプテラ(diptera)、ミッジです。
よく見かけるボウフラは、ユスリカの代表選手ですが、これはたくさんいるユスリカのごくごく一部だったんですね。
ワカサギやテナガエビ釣りで使うアカムシユスリカなんかも、ユスリカの中でも大型の部類なんだそうです。赤虫の赤いのはヘモグロビンなんだそうで、ヒトの血液と同じなんですね~。
そんなわけでユスリカは、鳥達にとっては、餌の少ない冬場の貴重な食料になってるというわけですね~。
ヤマメも、冬の間はやっぱりユスリカをよく食べています。ワカサギも夜、水面近くまで上がってきてユスリカを食べていますよ~。
ユスリカは、土の中や川底の泥の中など、酸素が少なくて他の生物が生息しづらい場所で生活していて、有機物を餌にしています。そして、成虫になると魚いる酸素の豊富な水中や、鳥のいる陸上に上がってきます。みんな気持ち悪いって言いますけど、びっくりするくらい働き者なんですね。
考えてみれば、酸素が少なくても生きていける虫って、ユスリカの幼虫、ガガンボの幼虫、あとはハナアブの幼虫だとか、限られた虫だけなんですね~。ユスリカってすごく大事な虫さんなんですね~。
というわけで、釣りに行ってキセキレイやハクセキレイを見かけたら、空中に小さな虫が飛んでいないか、じっくり観察してみてください。
職場に向かう路上で、よくハクセキレイを見かけます。
竹心は、鳥を見分けるのは苦手ですが、この鳥だけはすぐに分かります。いつも尻尾を振っていますね。
お馴染みのキセキレイは渓流でしか見かけません。それに対してハクセキレイはわりとどこでもいる感じです。
みなさんもどこかで普段目にしていると思います。
渓流に黄ばんだキセキレイがいて、下流域や街中に白くてきれいなハクセキレイがいるのは何だか不思議な気がします。もしかするとキセキレイの黄色も、ゼアキサンチンなどのカロテノイドかもしれませんね。
キセキレイの餌はご存じの通りカゲロウです。
そして、ハクセキレイはどうもユスリカを主食にしてるんじゃないかという気がします。
そのせいか、ハクセキレイは川べりだけでなく、いろんなところに出現します。海岸近くにもわりかし多いようです。
そして市街地でも、花壇や植え込みの周囲、マンホールの上などで活発に飛び回っている姿を見ることがあります。たいていは朝方です。
ハクセキレイはわりと人間を怖がらないので、すぐ近くでかわいらしい姿を見せてくれます。
ツバメはかなり上の方をいつも飛んでいますけど、ハクセキレイは地面や水面に近いところを飛んで(跳んで?)います。きっと下半身の跳躍力が抜群なんでしょうね。尻尾を振ることと何か関係があるのかもしれません。
そして、この低空を飛び回る理由はたぶん、陽が昇って地面が温まったときに一斉に飛び立つユスリカの成虫を待ち構えているんだと思います。
そうするとツバメは上空で交尾中のユスリカを狙ってるのかな?
竹心がユスリカにこれほどまでにこだわるのは、それが、最もありふれた、季節を問わず個体数の多い虫だからであります。
ユスリカというのは、面白いことに、あまりの寒さに他の昆虫が休んでいる真冬でも、活発に餌を食べて、そしてまた、羽化して産卵する、すごくタフな虫なんだそうです。
そういえばスキーのゲレンデにいる雪虫も、ユスリカの一種ですね。
ユスリカというのは意外なことにものすごく種類が多くて、土の中や塩分の多い汽水域まで生息しています。
あまりにも小さいんで人間が気づかないだけなんですね。
小さいといえば、そうです。フライフィッシングで言うディプテラ(diptera)、ミッジです。
よく見かけるボウフラは、ユスリカの代表選手ですが、これはたくさんいるユスリカのごくごく一部だったんですね。
ワカサギやテナガエビ釣りで使うアカムシユスリカなんかも、ユスリカの中でも大型の部類なんだそうです。赤虫の赤いのはヘモグロビンなんだそうで、ヒトの血液と同じなんですね~。
そんなわけでユスリカは、鳥達にとっては、餌の少ない冬場の貴重な食料になってるというわけですね~。
ヤマメも、冬の間はやっぱりユスリカをよく食べています。ワカサギも夜、水面近くまで上がってきてユスリカを食べていますよ~。
ユスリカは、土の中や川底の泥の中など、酸素が少なくて他の生物が生息しづらい場所で生活していて、有機物を餌にしています。そして、成虫になると魚いる酸素の豊富な水中や、鳥のいる陸上に上がってきます。みんな気持ち悪いって言いますけど、びっくりするくらい働き者なんですね。
考えてみれば、酸素が少なくても生きていける虫って、ユスリカの幼虫、ガガンボの幼虫、あとはハナアブの幼虫だとか、限られた虫だけなんですね~。ユスリカってすごく大事な虫さんなんですね~。
というわけで、釣りに行ってキセキレイやハクセキレイを見かけたら、空中に小さな虫が飛んでいないか、じっくり観察してみてください。