ハガネの女 season2 第３話 ＊感想＊

＊　ハガネの女　season2　「ハガネ、断髪する」＊　　番組ＨＰ

今回は　円形脱毛症に悩む和也（室井響）の物語。
前回のストーリーで　悪がきたちが次のターゲットを和也に決めたとき　
何故か気乗りしない様子だった翔太（芦田翔悟）は　実は和也に大きな借りがあったというコトなのねぇ。
それにしても　翔太が和也に借りを作ったのが保育園時代というのが　なんとも・・・(笑)。
学園モノによくありがちなエピソードなだけに　
中学時代に助けられて・・だとか　小学生の時に守ってもらって・・なぁんていう設定はよく見るけれど
小学校４年生の物語となると　過去のエピソードは保育園時代になっちゃうのかぁと　チョッとビックリ。
仲間からハブられるのが怖くて　和也のことを重ねて裏切る翔太の物語は　それなりに面白かったけど
どうも　和也が悟りを開きすぎなトコロが好きじゃないわぁ・・・。
あんな心の広い子供がいるかっ！と　どうしてもツッコミたくなる。
からかわれても決して怒ることをしなかった和也の真の想いは　あれで良しとしても
最後の最後に和也が翔太を殴ってしまう動機は　もっと単純に子供らしいものにしてもよかったんじゃないかしら。
このドラマは　過剰なほどに子供達の悪意や心の闇を描いていくトコロがあるので
子供の持つ美点も　大袈裟に描いてみました・・・って感じかしらねぇ。
翔太が謝罪の気持ちを　あのような形で表現したラストの展開は　思いがけなくって良かったし　まあいいか・・。

ボヤ騒ぎにまつわる水嶋（斎藤工）の秘密が　早々に暴露されてスッキリしたのも良かったわぁ。
デフォルメされて描かれる水嶋には　全く興味は無いので　
あのようなエピソードは　さっさとお終いにして欲しかったもの。　
嫌なヤツ・水嶋が　ペナルティとしてハガネ（吉瀬美智子）と組むことになったので
今までよりは　水嶋が絡むストーリーを楽しめそうな予感がするのは嬉しい。

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ハガネの女（２０１０年春ドラマ）最終回　＊感想＊　　　
ハガネの女　season2 　第１話　＊感想＊
ハガネの女　season2 　第２話　＊感想＊

マドンナ・ヴェルデ～娘のために産むこと～ 第３話 ＊感想＊

＊　マドンナ・ヴェルデ　「命の光」　＊　　番組ＨＰ

全６話という短さのためなのか　サクサク進んでいくわねぇ。
ストーリーの展開が速くって　まどろっこしさがないし　テンポ良く進んでいくわりには
要所要所を押さえた丁寧な作りとなっているところが好きだわぁ。

子供がいなくても幸せな人は大勢いる。そのことを教えてあげるのも親の愛ではないのか・・
という極めて全うな考えと　
理解も納得もできないが　自分の人生に最も欠けている愚かさを見せるみどりが眩しかった・・
という矛盾した気持ち。この相反する想いを見せた丸山（長塚京三）の言葉や
まず　自分の決断に巻き込んだ人たちに頭を下げろ・・という清川（勝村政信）の言葉が心に残る。

どうも　いまひとつ信用できないでいた丸山が魅力的に描かれていたのも良かった。
何だかんだと言いながらも清川の問診に付き添い　頭を下げる丸山は魅力的ね。
「失礼じゃないからタチが悪い。」という呟きも可愛くって　長塚さんの魅力を堪能できる回だったわぁ。

そして　今回　最も驚いたのは　やっぱり理恵（国仲涼子）夫婦の問題ね。
夫・伸一郎（片桐仁）の存在は　ずいぶんと希薄だなぁとは思ってはいたけれど
みどりとの手紙のやりとりは　ずっと描かれていたし　
後半になったら存在感を出してくるのかしら？などと思っていただけに　予想もしなかった展開にビックリ。
この予想外の展開と予告を見ると　どうやら理恵には　清川が仄めかしていた
医師としての挑戦や野望といったものがあるようねぇ。
理恵が　女性としてとても辛い経験を経てきたことを第１話で知ってしまっているだけに
清川が危惧していたような考えを　理恵が抱いているとは思いもしなかったので
浮かび上がってきた理恵の目的には　さらにビックリ。

予測が全くつかないストーリーなだけに　次回が　かなり楽しみになってきたわぁ。

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マドンナ・ヴェルデ～娘のために産むこと～　第１話　＊感想＊
マドンナ・ヴェルデ～娘のために産むこと～　第２話　＊感想＊