chuo1976

心のたねを言の葉として

ⅭⅩⅩⅣ「ダム・タイプ」2022、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展   日本館展示 帰国展

2023-07-04 04:10:01 | 映画

 

ⅭⅩⅩⅣ「ダム・タイプ」2022、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 

 日本館展示 帰国展

『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2023/7/4

 

 胸の高さの台座のレコード盤の上の針から、多様な音が、雑踏、音楽、隊列、デモ行進、四角い部屋を取り巻くレコード盤の装置の並び、動いているもの、止まっているもの、タイマーでも、仕掛けられているのか、その関係は、定かではない、沢山の、レコード装置の音達、現実であり、過去であり、未来であり、中央の四角い部屋をめぐる、音達、そして、横の、いや、奥の一部屋、この部屋と始まりのレコードに取り巻かれた部屋との、関係は、果たして、私たちは、入場して、手前から、奥の部屋に、進むのだが、どこから、見るのでも、聞くのでも、何か決まりがあるわけでも無く、だが、二つの部屋が有ることの、関係性は、問われてあるのだ、こうして、私的には、まずは、始まりの、沢山の、取り巻いたレコード達の装置のある部屋の、その奥の、部屋、その中央に、四角い筒状のモニター、下から、見上げて、筒状の内側に、モニターが、4面に見出される、言葉の、文字の、隊列、動き、言葉たち、天井の位置は、開かれて、また、覗き見る、4面の下の四角もまた、開かれて、故に、私たちは、下から覗けるのだが、光る言葉の列、動き、移動、此の言葉を検索するか、赤い線が、移動する、言葉たちを、検索するように、動いていく、言葉たちの多様な動き、これまでの単調な、縦移動から、シャッフルが掛ったごとくに、言葉たち、知識、認識、理性、辞書、検索して、選択され、理解する、発する、受け取る、書きだす、全ての原点、赤い線の検索こそ、思考、回路、理性、生理、整理、隣のレコードに取り巻かれた、部屋では、その中央に、やはり筒状の装置、モニター、今度は天井部分の光たち、星達、その天井の光が、モニターが、下に、床に、映し出されて、点燈して、消えて、四角い部屋の、巡りの壁には、赤い文字の列が、ネオンの様に、蠢いていく、移動していく、これは、隣の部屋での、検索結果では無いのか、、つまりは、此の部屋の装置の天井と床は、隣の部屋の、四角い4面の上下をふさぐのでは、2つの部屋の合体、これこそが、思考、人、頭脳、知性、理解、存在、今、2つに分解されて、四角い2つの部屋に、頭を、頭脳を、分裂させて、、分解して、暴き立てている、私を、私たちを、社会を、国家を、権力を、解剖してみた、巡りのレコード針の音たちをも含めて、まさに、世界そのものが、分解されて、解き明かされて、両者を行き来して、二つの部屋を、行き来して、二つの装置を、行き来して、見えてくる、聞こえてくる、ものたち、世界、現実、言葉は増殖していく、検索も複雑化して、言葉の隊列も、多様化する、その中でしか、思考できない、私、私たち、音と、言葉と、光と闇と、歩きながら、佇みながら、彷徨いながら、見えてくる、聞こえてくる、わたし、わたしたち、権力か、解放か、そんな、揺らぎの中に、中から、二つの部屋が、装置が、重なり、別れ、そこに在ってしまう私をこそ、根気よく、有ってしまう言葉達、音達を、解き明かして、解放して、どこまでも、今私は、あの装置達とともにあるのだ、どこまでも、

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札幌国際芸術祭

 札幌市では、文化芸術が市民に親しまれ、心豊かな暮らしを支えるとともに、札幌の歴史・文化、自然環境、IT、デザインなど様々な資源をフルに活かした次代の新たな産業やライフスタイルを創出し、その魅力を世界へ強く発信していくために、「創造都市さっぽろ」の象徴的な事業として、2014年7月~9月に札幌国際芸術祭を開催いたします。 http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/about-siaf