たけしが18歳年下“愛人”と事務所独立 肥留間氏「軍団自立への愛情」
世界的な映画監督でお笑いタレントのビートたけし(71)が3月いっぱいで所属事務所「オフィス北野」から独立することになったという。“愛人”と伝えられるビジネスパートナーの女性が設立した会社に移るというのだ。独立は映画製作にも影響を及ぼすとみられるが、いったい何があったのか。
14日付スポーツニッポンによると、オフィス北野の森昌行社長(65)が独立を認めた。たけしは森社長に「これまで背負ってきたものをいったん下ろしたい」と語ったという。
オフィス北野は1988年、たけしが太田プロダクションを退社し、森氏とともに設立。92年から社長を務める森氏が、プロデューサーとして資金集めに奔走し、“北野映画”を支えてきた。
たけしは現在も6本のレギュラーを抱える売れっ子で、同社にとっても“屋台骨”的な存在だけに、事務所的には大打撃だ。北野映画の製作がどのように進められていくのかや、「たけし軍団」の去就など気がかりな問題も残る。
たけしは、18歳年下のビジネスパートナーの女性が3年ほど前に設立した「T.Nゴン」に移るとみられる。たけし自身も代表取締役に就任している。
この女性だが、4年前に週刊誌が“愛人”として報道。たけし自身は、自著「ビートたけしのオンナ論」のなかで、この女性を“オネーチャン”として現在同居中であることを明かしている。
芸能評論家の肥留間正明氏は「太田プロはたけしが出てから、若手が育った。一方、オフィス北野は30年たつが、軍団はたけしに依存しすぎて若手も育っていない状態。『いつまでも当てにするなよ』『あとは自分たちでやれよ』という愛情込めたメッセージだと思う」とした上で、「女性の会社に移るということで、公然とした形で女性をバックアップしたいという思いもあるのだろう。女性への愛情ですよ」と指摘する。