What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

広島の豪雨被害、お気の毒です。

2014年08月22日 09時41分57秒 | 日常
 過ごしやすい気温が続いて、もう秋かしら?とうっかり思った次の日から、連日の気温30度越え! しかも湿度70%越え!Wはきついよ~。涼しくてほっとさせておいてからの暑さはしんどいです、おてんとうさま。

でも、全国的には酷い雨降りで、甚大な被害がでている土地もあって、本当にお気の毒です。突然の災害で亡くなられた皆さんに、心からお悔やみ申し上げます。行方不明の皆さんも、せめて全員見つかると良いのですが、ご家族はおつらいでしょうね。

不明51人・死者39人…土砂災害、捜索中断(読売新聞) - goo ニュース

震災を体験してから、こういう酷い災害が起きた時に、どうすれば”減災”できるんだろうと、まず思います。たぶん一番すぐできるのは「自分の住んでいる土地の事を、良く知っておく」ことなんじゃないでしょうか。海が近いのか山が近いのかという、うっかり「あたりまえ」なことも、「海岸から5Kmしか離れていない」「高台から遠い」「造成地」「以前に山つなみが起きたことがある」等、知っているのとそうでないのとでは、万が一の備えをするのに、ぜんぜん向き合い方が違うと思うんですよ。そこから、必要な備えもわかってくるでしょうし、避難する場所やそこへいくルートなんかもイメージしやすいでしょう?

それと、今回のように、普段なら無茶だ、できないだろうと思う「真夜中すぎの土砂降りのなかで、安全な場所へ避難する」ような、最悪の状況になった時の判断は、普段の備えがあるかないかで、大きく違います。

実際に、目の前の道路がじわじわと水かさが増えて避難しなくてはならなくなった時に、家の二階に籠るか、その増え続ける水の中を年寄りと子供たちを連れて逃げるのか選ばなくてはならなかった時に、私は即座に家の中にある食料とストーブと携帯コンロのことを思い浮かべて、家に残ることにしました。食料と燃料、これは本当に重要です。

(ただ、築47年の家の柱や土台が、津波の水や繰り返す余震に耐えて、家族が無事だったのは「幸運」なだけだったかもしれないので、ただ、こんなこともあったという参考にして下さい)

被災された皆さんは、こんな自然の圧倒的なちからの前では、なにをしても無駄だと、たぶん今は無力感に圧倒されておいででしょう。でも、命あったのなら生きなきゃなんないんですよ。どんな固くなったどろ土の山も、ガレキに埋まった道路も、助けてくれる人たちがいて、いっぽでも前に足が進むのなら、変わりますよ。お気をお落としだと思いますが、どうぞがんばって。


コメント (2)
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