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毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

「#芋煮戦争 2015」 食欲の秋到来

2015年09月15日 10時03分28秒 | 日常
 「#芋煮戦争 2015」のまとめを読んで、朝からにやにやしてしまったので、他県民にはまったくもってどうでもいいい、山形の芋煮と宮城の芋煮の違いを挙げて見ます。


◇山形の芋煮

 牛肉・さといも・こんにゃく・ネギ・まいたけ・醤油味
 
 ・「牛肉は出汁」だと思っているので、高級和牛の山形牛でさえ、惜しげもなくナベに投入される。
 ・あくまで「煮物」なので、おつゆはそんなに多くない。

◇宮城の芋煮

 豚肉・じゃがいも・にんじん・だいこん・ネギ・味噌味

 ・芋煮とはいうものの、正確には「芋煮汁」で、煮込んだ具材からしみ出した旨みたっぷりの汁こそが、一番の売りだと思う。


* 注意 これはあくまでも、山形県天童市生まれ&宮城県仙台市に嫁いだ実家の母(81歳)基準です


近年、広瀬川の川原で芋煮する若者グループが、ほぼ具材を食べ終わった芋煮のナベに、カレールーを投入して、シメはカレーライスにするのが流行っています。これは、カレーライスに豚肉を使うので(天下分け目の関ヶ原付近から、カレーの具材に使うお肉が、豚肉か牛肉か分かれる byケンミンショー)豚肉ベースの宮城の芋煮ならではの、アレンジだと思います。

私はどちらも子供の頃から食べて育ったんで、甲乙つける気はまったくないんです。ただ、母は普段から肉類をあまり食べる人じゃないのに、山形の芋煮を作る時だけは、良い牛肉を躊躇なく買って使うので、完全に「いい出汁がとれる食材」としか思っていないんだなァというのが、印象深いです。(全山形県民がそうじゃないと思いますけど)

あとは、長くて厳しい冬が来る前に、実りの秋を愉しもうという、東北人の愉快なイベントとして、この芋煮戦争が盛り上がれば好いかな~と思います。焼いたサンマをおかずに新米を食べるとか、梨にラフランスにリンゴにと、東北の秋は美味しモノがい~~っぱいあって忙しいのだ♪

コメント
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