いやもう、まったくもってどうってことないだろう、私事な、ささやき。
「12月は皇室の方々のお誕生日が続いてる」と同じくらいの間隔で、お葬式が続いている。
主人の従兄の次男さん、うちの次男の同級生君。うちの左斜め向かいの旦那さん。うちの右斜め向かいのおばあさん。半月で四人亡くなった。
血が繋がっている間柄では無いけれども、幼児の頃から膝に乗せて遊ばせていた子や、ハタチになったばかりの子。タバコ休憩のたびに、日に三度は挨拶していた旦那さん。ここに嫁いで25年、毎日のように顔を突き合わせていて、死んだうちのおばあさんと丁々発止でしゃべりたおしていた94歳のおばあさん。みな、震災を越えて暮らしていた人たちのお葬式に参列して、同じ町内の皆さんと顔を合わせるたびに、自分の歳を感じてしまう。
皆さん、死に至った理由は違うけれども、残された者の気持ちを考えると、師走の物寂しさがつのる。
「12月は皇室の方々のお誕生日が続いてる」と同じくらいの間隔で、お葬式が続いている。
主人の従兄の次男さん、うちの次男の同級生君。うちの左斜め向かいの旦那さん。うちの右斜め向かいのおばあさん。半月で四人亡くなった。
血が繋がっている間柄では無いけれども、幼児の頃から膝に乗せて遊ばせていた子や、ハタチになったばかりの子。タバコ休憩のたびに、日に三度は挨拶していた旦那さん。ここに嫁いで25年、毎日のように顔を突き合わせていて、死んだうちのおばあさんと丁々発止でしゃべりたおしていた94歳のおばあさん。みな、震災を越えて暮らしていた人たちのお葬式に参列して、同じ町内の皆さんと顔を合わせるたびに、自分の歳を感じてしまう。
皆さん、死に至った理由は違うけれども、残された者の気持ちを考えると、師走の物寂しさがつのる。