昨日発売された九井 諒子さんの『ダンジョン飯』13&14巻を買ってきました。
「どうやって終わらせるんだろうか?」と思っていたんですが、大団円となりました。九井さんの作品は、セリフや行動のひとつひとつに複数の意味が重ねられていて、何度も読み返したくなるお話ばかりだったんですが、今作もまた何重にも想いが重なった素晴らしい「物語」でした。また一巻から読み返そうと思います。主人公たちのパーティーもですが、登場するどのキャラ(魔物もふくめ)たちで、この後もいくらでもお話が描けそうな感じです。そもそも「魔物ほかを美味しく料理する」という発想だけでも面白いのに、作者さんが描くのは「生きるとはなにか?」という命あるモノたちの本質を問うものなので、全巻を通して絵もストーリーも構成もすべて巧いなぁと思いました。
しかし、13&14巻(最終巻)を同時に発売するというのにびっくりしました。アニメ化もあったからでしょうか?放送される28局のなかに、東日本放送があって良かったです♪
そしてこちらも密林から本日到着しました。
あ~、この「アンソロジー」の感じ、懐かしいわ~としみじみ。原作漫画は、実家のもう取り出せない場所にあるので読みかえせないんですが、ラストの作者の魔夜さんの作品に「パタリロ」他の作品のあの空気を感じられて嬉しかったです。