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ブータン国王が「幻の蝶」の標本を日本に寄贈

2011年11月17日 08時11分21秒 | 日常
 リンク先の記事に動画があって、蝶の標本が見れるんですが、その標本の拵えの美しいこと!先日のNHKの特集で、日本の学術調査隊がこの「ブータンシボリアゲハ」を、ブータンの山奥で再確認した様子を観たのですが、蝶が飛び交う映像を観て、「夢の様に綺麗」って、こういう事を言うんだなと思いました。どうかこの綺麗な蝶が、手厚く保護されて、乱獲などされませんよう願います。

しっかしブータン国王様、でら男前だね!

★「NHKニュース / ”幻の蝶”日本に寄贈」( http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111115/k10013984551000.html )より引用

 ヒマラヤ山脈にあるブータンの奥地で、この夏、日本とブータンの共同調査隊がおよそ80年ぶりに確認した「幻のチョウ」の標本2点が、日本を訪問中のブータン国王の使節団から、15日、調査隊の関係者に贈られました。

日本に贈られたのは、「ブータンシボリアゲハ」のオスの標本2点で、大人の手のひらほどの大きさがあり、羽に鮮やかな深紅の模様と3つの尾を持つのが特徴です。およそ80年前にヒマラヤ山脈にあるブータン東部の谷で発見され、その後、一切の報告がなく、「幻のチョウ」と呼ばれてきましたが、この夏、日本蝶類学会の専門家がブータン政府と共同調査を行い、およそ80年ぶりに再確認しました。

今回の標本は、日本を訪れているブータン国王の使節団が、友好の証しとして、日本に贈ることにしたもので、15日夕方、東京港区の迎賓館で日本の調査隊のメンバーに手渡されました。「ブータンシボリアゲハ」は、ワシントン条約の対象で、許可なく取り引きすることが禁じられていますが、今回はブータン政府が正式な輸出の手続きを行い、寄贈が実現しました。

標本を受け取った東京大学総合研究博物館の矢後勝也特任助教は、「日本の財産だと思います。このチョウの研究を進めることで、ヒマラヤのさまざまな生物の進化の謎に迫ることができる」と話していました。今回、贈られた標本は、東京大学総合研究博物館と東京・世田谷の進化生物学研究所で、それぞれ保管され、今後、公開も検討するということです。

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