田辺イエロウ 「結界師」 正守さんの今後を予想。

　ミステリーボニータ２月号を読んだら、永久保貴一の「カルラ舞う！」で、舞ちゃんのキスシーンがあってびっくり！翔ちゃんだけに、ほのぼのラブがあるんじゃなかったのね～（笑）

同じく掲載されている、高階良子の「遠い日の殺人」が、相変わらず主人公が殺されるかどうかぐるぐる悩んで事件に巻き込まれて、あ～、高階作品だぁ～とニヤリとしました。


　さて本題は、週刊少年サンデー連載中の田辺イエロウの「結界師」なんですが。

＊以下、雑誌掲載されている話をネタバレで語っています、コミック派の方はお気をつけ下さい。














　ここ最近の展開で正守さんの命が、いかにも危な～い（汗）遂に扇一郎との決戦を向かえて、読んでいて緊迫感で顔が引き攣る思いです。

ちょっと前に、修行中の良守が猫師匠（らぶり～♪笑）に「烏森に何かあった時、お前も一緒に動揺しない為に、無になる修行をするのだ」と言われる場面があったんですよ。

その逆で「良守が動揺したら、烏森も呼応して不安定になる」という事ですよね？

わちゃ～、正守さん大丈夫かな～？と思っていたら、なんと最新号で日浦君が耳に付けてたピアスみたいな受信機（ICチップみたく、上からの命令が脳に伝わるのかな？）が作動して、お仕事モードになって良守の家を飛び出したんですよ！

まさか、まさか、日浦君に正守さんを倒させる展開なんでしょうか？！

志し尾君の二の舞にならないよう、日浦君をなんとか理解しよう、友達になろうとしている良守の想いを知っている正守さんには、日浦君の必殺の攻撃をかわせないんじゃないかな。

（＊参照　田村由美の「BASARA」で、四道は宿敵・タタラが親友・朱理の想い人・更紗と同一人物と気づき殺せず、命を落とす）

　もうひとつ、烏森が良守に「ここから出たい（自由になりたいでしたっけ？）」と意志を伝えているんですよね。それって”器”があったら可能じゃないでしょうか？あれだけの能力者の正守さんなら、その”器”になるんじゃないかな～と。

瀕死の正守さんを救う手立てであり、たぶん、良守が暴走している（正守さんの死か、あるいは日浦君とのやりとりで、暴走すると思うんです）のを止める意味もあって、そうなるんじゃないでしょうか。

ほら、その道に詳しい松戸先生が居るじゃないですか（たぶん、あの人ならご存命でしょう・苦笑）それか、満を持して、お母さんが顔だしで来るかも！

うん、正守さん大好きな私としては、なんとしても消えて欲しくないのが、一番の願いなんですわ。でも、「田辺さんは、荒川弘や高橋留美子並みに、容赦ない」いう強い認識が私にはあるので、この予想はあると思います。

今後のサンデー連載「結界師」は、読みはぐれの無いよう、お気をつけ下さい。