今日の夕方の地元ニュースでも取り上げられていたんですが、焼きハゼが無いと「仙台雑煮」は作れないんです。祖父が生きていた時から、実家のお雑煮には欠かさずお椀に一匹どーん!と焼きハゼがのっかっていました。日本全国、その土地自慢のお雑煮があると思いますが、仙台はこの焼きハゼでとった出汁じゃなきゃ、お雑煮じゃないんです。
リンク先の冒頭に、
>東日本大震災は、海の恵みを受け取り、豊かな「味」を育んできた東北地方の人々の暮らしを、根底から覆した。
とありますが、何十年と繰り返し祝ってきたお雑煮も作れなくなる、その事実に、本当に何もかも奪っていったんだなと、地震と津波の影響の大きさに打ちのめされる思いです。
勝手な願いではありますが、長面浜(ながづらはま)の焼きハゼを、どうか復活させて頂きたいです。そうじゃないと、宮城の大事な物が、またひとつ奪われて消えていってしまいそうで、悔しいです。フカヒレもホヤもカキもワカメも、みんなきっと帰って来るって信じてます。だから今年は無理でも、どうぞいつかまた作って下さい。
★「日本経済新聞 / 焼きハゼ名人、揺れる一歩 得意先【今年も作りますか?】」
( http://www.nikkei.com/news/topic/relatedarticle/g=96958A9C93819695E3EAE2E2808DE3EAE3E2E0E2E3E3819A98E2E2E2 )
リンク先の冒頭に、
>東日本大震災は、海の恵みを受け取り、豊かな「味」を育んできた東北地方の人々の暮らしを、根底から覆した。
とありますが、何十年と繰り返し祝ってきたお雑煮も作れなくなる、その事実に、本当に何もかも奪っていったんだなと、地震と津波の影響の大きさに打ちのめされる思いです。
勝手な願いではありますが、長面浜(ながづらはま)の焼きハゼを、どうか復活させて頂きたいです。そうじゃないと、宮城の大事な物が、またひとつ奪われて消えていってしまいそうで、悔しいです。フカヒレもホヤもカキもワカメも、みんなきっと帰って来るって信じてます。だから今年は無理でも、どうぞいつかまた作って下さい。
★「日本経済新聞 / 焼きハゼ名人、揺れる一歩 得意先【今年も作りますか?】」
( http://www.nikkei.com/news/topic/relatedarticle/g=96958A9C93819695E3EAE2E2808DE3EAE3E2E0E2E3E3819A98E2E2E2 )
うちでも、大昔は親戚のおじさんがハゼ釣り&干す担当だったそうです。今となっては、探して買うモノになりました(ため息)
>大根とか野菜(雑煮の具)を外に出して、凍らせておくのは、保存だけなのでしょうか。「こうすっとうめぐなるんだおん」と、これは祖母が言ってました。
ここいらでは「しみらかす(外気で凍る→こおる→しみる)」と言います。雑煮用に「ひきな(だいこん&にんじんを細かく短冊切」を一度煮てから、一回分づつまとめてザルに並べて、夜間外に干すんです。今は冷蔵庫でもできちゃうんですが、「しみるとうめぐなるんだおん」
最近では津波の被害にあった、奥松島、月浜にありますお魚屋さんで、父が購入してました。
この職業になってから、正月に帰省することが無くなりましたが、時期はずれでも、父が鯊出汁雑煮をこさえてくれました。
最後のいくらが決めてでしたが、「仙台雑煮」はやはりこれです。
大根とか野菜(雑煮の具)を外に出して、凍らせておくのは、保存だけなのでしょうか。
「こうすっとうめぐなるんだおん」と、これは祖母が言ってました。