メロディ １０月号感想

白泉社オンライン

○清水玲子 「秘密」

　薪さんが、生涯の伴侶もとい下僕な岡部さんを目出度く篭絡しました（笑）

でも今回のお話のオチは笑えな～い。（そもそも「秘密」は笑える作品じゃないんですが）途中から、京極夏彦さんの「魍魎の匣」の雨宮さんを思い出して仕方なかったです。彼岸を渡って”自分だけの幸せ”を見つけてしまった彼と、今回の加害者が重なりました。どちらも行く末に待つのは破滅ですが、彼らは独りで幸せを見つけてしまったんです。

人間の脳の働きの不可思議は、人間が作るシステムには永遠に出来ない気がします。

○よしながふみ 「大奥」

　ブラック！

○山口美由紀 「天空聖龍～イノセント・ドラゴン」

　コミック派の皆さん、お話は順調に進んでますよ♪

なんというか、今回のお話を読んで、「ＶーＫカンパニー」に比べたら、えらくラブシーンが進歩したなぁ、山口さんも大人になられて（偉そう）と、しみじみ思いました（笑）だって、確かに「Ｖ－Ｋ」は学生の話だからラブシーンはそんなにおおっぴらに描けないという理由もあったと思いますが、あのじらしはないよね～（大笑）ま、どんな感じになっているかは、コミックになってからご堪能下さい。

○日本橋ヨヲコ 「みてくれよこのけなみ」

　やばい、めっちゃ好みの絵柄で、らぶり～なねこ漫画が始まってしまいました。