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「フクシマから岐阜に避難してきた人の話」

2011年09月08日 11時00分10秒 | 日常
>フクシマから離れることを「逃げる」といわれるのではないかと心配です。

 これと同じ事がこちらの被災地でも言われています。不自由でしんどい生活をするのを選んだのは貴方だろうにと思う。なのに、違う土地で新しい生活をしようとする人たちに、「逃げた」って言うのおかしいでしょう。そりゃ逃げるさ、放射能は恐い物だから。逃げない事を偉いと思う人は、そう思っていれば良い。浸水の被害があろうが、大きな地震で被害を受けようが、自分の判断だもの。

★「フクシマから岐阜に避難してきた人の話」( http://www.janjanblog.com/archives/48645 )より引用

震災直後は騒然としていました。
放射能については、誰も危ないといってはくれませんでした。
震災のあと数日後にの12日~15日ころなどは、スーパーなども青空市場となって再開していました。
あとになって、一番放射能が高い時期だとわかったのですが、
誰もそのような危険性を知らせてくれなかったので、
自分と娘はその青空市場にかなりの時間並んでしまいました。

福島市内には放射能の多いホットスポットが点在しています。
ホットスポットといっても、公園がロープで囲われていて入るなと紙が貼ってあるだけです。
自分の娘の通う学校が放射線量が高いホットスポットだと知ったのは、
娘の学校が何度もTVに映されたかからです。
娘は面白がっていますが、親は気がきではありません。

(中略)

Q:避難に際して仕事以外での障害はなんでしょうか?

A:コミュニティの問題があります。
移住した先では子供にも友達がいないので新しい友達ができるか不安です。
母親たちにもママ友がいません。
知っている人も周囲にいないので不安です。
地域の地理などもわかりません。
同じ地域の人たちが集団で移住すれば安心です。
もともとすんでいた地域での人間関係が壊れることが心配です。
フクシマから離れることを「逃げる」といわれるのではないかと心配です。
自分たちも近所には移住することを話していません。
とても言える雰囲気ではありません。
フクシマでは放射能のことは話題にならないのです。

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