昨日発売の月刊ガンガン7月号にて、『鋼』は最終回を迎えました。雑誌冒頭の声優さんとの対談の中で、荒川さんが「九年間、休載も無く」と語っておられて、改めてこれって凄いことだよなぁと思いました。
「月刊誌で、人気が落ちることもなく、体調不良やスランプで原稿を落とすこともなく、作者本人が望むような内容で連載を続け、完結する」
これを成し遂げた漫画家さんが、いったい何人おられることでしょう?
編集部や作者さんが、全ての内情を語っておいでではないでしょうから、あるいは作品の内容に関しては、いろいろ悶着があったのかもしれません。でも、どれだけ原稿のストックがあったのはか判りませんが、妊娠&無事出産されても休載無しって、はんぱなさすぎだー!(笑)
ガンガンに掲載されいるコミック情報によると、コミック26巻は8月12日、最終巻となる27巻は11月に発売が予定されているそうです。あ~、早く1巻からぶっ続けで読みたいわ~。見事に完結した作品を、まとめ読みするって、漫画好きの本望ですよね~。
*以下、最終回のネタバレしてます、お気をつけ下さい。
最終回の内容に関しては、とにかくエドがウィンリーよりも
背が高くなった!ということが、万感胸に迫りました。だって、背たけのことはず~っとエドのもちネタでしたから(爆)
アルが体を取り戻すだろうと信じていたので、案外これに関しては泣けませんでしたけど(苦笑)目が覚めて人間の体だと安堵する朝が何度もあるだろうなぁとか、鎧だった頃には感じなかった二次成長のアレコレでうひゃ~となると好いなとか、こう、行間を埋めたくなる同人魂がぼうぼうに燃えております。きっとしばらくは、ネットも本も虹捜索が華やかになるんだろうな~♪あぁ、幸せ。
大佐もとい准将のマスタングさんは、視力戻っちゃいましたね(あは)ホークアイさんやスカーと共に、イシュバールと生涯かけて向き合っていくんだろうな~。たった一人のホムルンクスとなった、セリムのその後も想像すると燃えるよね~。
このへんは、後日談として描こうと思えばいろいろできそうで、ぜひ作者さんに描いて頂きたいです(切)以前に特典で「焔の錬金術師」をつけたみたいに、最終巻に特典で「その後の」外伝つかないかな~。小説でも好いんだけど。あのガンガン編集部のあざとさなら、やってくれると思うんだ(笑)