1983年のオープン以来小さなお子様から大人まで、多くの皆様に愛されてきたイッツ・ア・スモール・ワールド。
この“世界で一番幸せな船旅”は東京ディズニーランドが35周年を迎える2018年春に生まれ変わります。
皆様とのたくさんの思い出はそのままに、ディズニー映画の仲間たちが新たに加わります。そして、さらに幸せな船旅へ…。
先日、10年ぶりくらいに東京ディズニーランドに行ってきたんです。
子供の頃から一番好きなアトラクションだった『イッツ・ア・スモール・ワールド』が今月末でクローズして大幅にリニューアルされると聞いたので、その前にもう一度、と。
リニューアル後は、アナ雪やラプンツェルなどのディズニー映画のキャラクターの人形が多数追加予定とのこと。音楽にも映画を彷彿とさせるアレンジがなされるそうです。
しかーし
このアトラクションの魅力って、物語の主人公でもなんでもない、世界中の“ふつうの子供たち”がふつうにあの歌を歌っているところにあるのだとワタシは思うの。そこにディズニー映画のキャラクターや音楽が混ざると、ちょっと本来のテーマと違ってしまうのではないかなぁ。本国を追ってのリニューアルのようなので仕方ないことなのだろうけれど・・・。
今回久しぶりに乗って、やっぱりいいなあ~(o˘◡˘o)と思いました。
最初のいくつかの部屋では、カラフルな色んな国のお人形さんたちがそれぞれの言葉と衣装で歌って踊って。
それが最後の部屋では、みんなが真っ白の衣装になっていて。
それはもちろん世界の多様性を否定しているわけではなくて、むしろその逆で。
この世界には色んな文化や宗教や言葉があって、私達はそれぞれの国に生まれて、肌や髪や目の色もみんな違うけれど、でも結局はみんな同じ「人間」で、同じ「命」で。同じ月と太陽を見ていて。
そんな当たり前のことを大人は忘れてしまうけれど、子供たちはちゃんと知っている。
なんにも難しいことではないはずなのに、とても単純で簡単なことのはずなのに、どうして私達大人は世界を複雑で難しくしてしまうのだろう。
みんながこのアトラクションの子供たちのようにいられたら、みんな幸せになれると思うのに。
ディズニーは「人種や性別、国籍、言語の違いがあっても子供達は何のしがらみもなくすぐに友達になれ、ケンカしても泣いて笑ってすぐに仲直りしてしまう。まさしくこれが平和の世界ではないか」と考え、「「平和な世界」とは「子供たちの世界」ではないか」と考えた末に、アトラクションのテーマが決定した。
(wikipedia)
先日亡くなった北朝鮮の某氏も大好きだったというディズニーランド。
私は電車に乗ってこんなに簡単に行けるのに、彼には遠い遠い場所だったのですよね。
目と鼻の先にある、隣同士の国なのに。
ところで私の母もやっぱりこのアトラクションが好きなのですが、子供って同じことを飽きずにいつまでもやっていたりする、そんな感じがこのアトラクションの世界には感じられて、幸せな気持ちになるのだそうです。たしかにそういう感じもありますね^^
アトラクションの出口でもらった、小さなラゲッジタグ風カード。今月限定で配られたそうです。
It's a world of laughter
a world of tears
It's a world of hopes
and a world of fears
There's so much that we share
that it's time we're aware
It's a small world after all
It's a small world after all
It's a small world after all
It's a small world after all
It's a small, small world
There is just one moon
and one golden sun
And a smile means friendship to everyone
Though the mountains divide
and the oceans are wide
It's a small world after all
It's a small world after all
It's a small world after all
It's a small world after all
It's a small, small world
世界中 どこだって
笑いあり 涙あり
みんなそれぞれ 助け合う
小さな世界
世界はせまい
世界はおなじ
世界はまるい
ただひとつ
世界中 だれだって
微笑めば 仲良しさ
みんな輪になり 手をつなごう
小さな世界
世界はせまい
世界はおなじ
世界はまるい
ただひとつ
ミルクチョコレート味のポップコーンとアナ雪仕様のシンデレラ城。
こうして写真を見ても、TDLってやっぱり夢の国だなぁ。みんな笑顔で。
お値段は全く夢がないけど(-_-)。ポップコーンバケット、欲しかったけど高すぎてムリだった。。。二千円以上するんだもん
ホテルの窓から。
世界から壁がなくなって、大人も子どもも、みんなが平和に笑顔で暮らせる時代がいつか必ず来ますように。
※追記:
youtubeってすごい・・・。1964年のNY万博の一番最初のイッツアスモールワールドの映像がありました(紹介は31:27から。乗り物の映像は37:08から)。
すでに今と同じ日本語の歌詞も流れてます。
この素朴さがいいよねぇ。3Dやプロジェクションマッピングも凄いと思うけど、私はこういう作り手の温もりが感じられる素朴さが落ち着く。。。