河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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もっと楽に行こう

2008年03月08日 | Weblog
他人にどう思われても…

度々私のBlogに登場する心理学者の加藤諦三さんの講演にこんな話しが出てくる。

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ある夫婦が自分たちには子供が出来ないことがわかったので、奥さんは犬を飼いたいと言い出した。

ところが夫は、
「犬を飼ったら、あの夫婦は子供が出来ないから犬を飼ったと言われる」
と、その申し出を断った。

奥さんは子供が出来ないという現実を受け入れて”それでもどうしたら人生がより充実できるか”を考えていたのでがっかりする。最後には喧嘩になってしまい離婚を決意する。

しかし夫は離婚にも反対した。
「離婚したら周りの人がどう言うか…」
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以上私の意訳だが、まあ似たような話は沢山ある。

より重要なのは、自分自身がそんな束縛を自分にしかけているんじゃないか、と疑って点検してみることである。

OO常務がこう言ったから…
社会規範に照らし合わせてOOしなければならない…
社会のために、地域のために、皆のために…

いい事をやるのはもちろん結構なことだし、人間ならば「良い人」と思われる方が「悪い人」と言われるより気分がいいに決まっている。

しかしだからと言って、自分の内側の要求を押さえつけるのは、結局自分自身のためにも社会のためにもならない(自己の抑圧という)。

他人にどう思われようが、究極的には自分ひとりでも平気ということ。
そういう人は自他の境界がはっきりしている=他人との違いを受け入れる=自分を受け入れる

それが大人、という話である。