【2016.05.28(sat)】
★インフレ時代の選択肢
・昨年~今年にかけてスーパー等で買い物をする度に物の値段が微妙に上がっていることを感じます。
私はコーヒーを良く求めますのでその価格の変化には敏感です。一時極端に価格が跳ね上がった時期がありました。
あまりのことに少し様子を見ていましたら、ほどなく元の価格近くまで戻りました。
値上げ幅が大きかった為に買い控えが起こり売上数字にも影響を及ぼした結果の価格調整だったのでしょう。
・価格が戻ったのはいいのですが良く見ると内容量が減っています。実質値上げですね。
今様々な分野で物価上昇の傾向が見られ、日々それを実感しているのですが皆さんはどう思われますか?
・USAの利上げ観測、原油安、新興国景気の低迷、為替相場の動向等により市場は方向感が乏しいですね。
27日後場の東証は昼過ぎに伊勢志摩サミットの<G7伊勢志摩首脳宣言>が発表されたことを受けてどう動くのかと思っていましたが、一部銀行/保険株・資源株が上がったものの、その他の銘柄は大きく動きませんでした。日経平均は80円高と小幅な値動き、東証1部の売買代金も今年最低とインパクトに欠ける結果でした。
・昨今の世情を反映してか資産運用会社が薦められるファンドの種類も徐々に変化しているように思います。
最近受けた資産運用のセミナーで、コア・サテライト戦略に基づいた商品の紹介がありました。
・運用資産を大きく2つに分けて、コアになる部分では安定的な成長を図る一方で、残りをサテライト部分として比較的高いリターンを目指すバランス型ファンドの一形態とされています。
・一例として紹介されたファンドは【債券】70%、【株式】15%、【REIT】15%を標準的な投資比率として、基準価格の変動リスクが大きくなった場合には【株式】2.5%、【REIT】2.5%まで比率を下げて運用するという商品でした。
このファンドの愛称は<円奏会>なのですが、名前のとおり【円建ての資産】のみを投資対象としていて「為替変動リスク」がないというのがセールスポイントの一つでした。確かにリスクを取らない堅実な商品と思えます。
・毎月決算型で直近の基準価格と分配金、信託報酬費用等の数字からはじくとNISAで非課税の場合ザックリで年利2%程度となるようです。(2016.5月時点)利殖目的ではなくインフレ率をカバー出来れば可という守りの姿勢が色濃く感じられる。
・ちなみにモーニングスター社のアワード<Fund of the Year 2015>バランス(安定)型部門で最優秀ファンド賞に選ばれています。
今後預金だけでは資産を守ることが難しいと考え始めた方に向いているかも知れません。勿論元本保証は無いのですが…
・0金利の時代ですので債券比率70%というのが若干気になるところです。BBB格以上の社債を中心にして償還期間の分散も行っているとのことでしたが、今後も安定した運用結果が出せるか注目しておくべき点だと考えます。
・プロが強く薦める優秀?なファンドに投資しても必ず収益が上がるとは限りませんし、自分=素人が分析し勝手に良いと思い込んでいる商品なら猶更です。
・個別株は勿論、信託商品についても分散購入していないととても安心はできないですね。
今も債券や株式がパッとしませんが、一方では低金利のおかげでJ-REITが比較的いい状態にて救われています。
マイナス運用のものがあってもトータルでプラスに持っていくには、投資対象の異なるファンドに出来るだけ細かく、多く分散する…これしかないと感じています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
See you.
I.O
★インフレ時代の選択肢
・昨年~今年にかけてスーパー等で買い物をする度に物の値段が微妙に上がっていることを感じます。
私はコーヒーを良く求めますのでその価格の変化には敏感です。一時極端に価格が跳ね上がった時期がありました。
あまりのことに少し様子を見ていましたら、ほどなく元の価格近くまで戻りました。
値上げ幅が大きかった為に買い控えが起こり売上数字にも影響を及ぼした結果の価格調整だったのでしょう。
・価格が戻ったのはいいのですが良く見ると内容量が減っています。実質値上げですね。
今様々な分野で物価上昇の傾向が見られ、日々それを実感しているのですが皆さんはどう思われますか?
・USAの利上げ観測、原油安、新興国景気の低迷、為替相場の動向等により市場は方向感が乏しいですね。
27日後場の東証は昼過ぎに伊勢志摩サミットの<G7伊勢志摩首脳宣言>が発表されたことを受けてどう動くのかと思っていましたが、一部銀行/保険株・資源株が上がったものの、その他の銘柄は大きく動きませんでした。日経平均は80円高と小幅な値動き、東証1部の売買代金も今年最低とインパクトに欠ける結果でした。
・昨今の世情を反映してか資産運用会社が薦められるファンドの種類も徐々に変化しているように思います。
最近受けた資産運用のセミナーで、コア・サテライト戦略に基づいた商品の紹介がありました。
・運用資産を大きく2つに分けて、コアになる部分では安定的な成長を図る一方で、残りをサテライト部分として比較的高いリターンを目指すバランス型ファンドの一形態とされています。
・一例として紹介されたファンドは【債券】70%、【株式】15%、【REIT】15%を標準的な投資比率として、基準価格の変動リスクが大きくなった場合には【株式】2.5%、【REIT】2.5%まで比率を下げて運用するという商品でした。
このファンドの愛称は<円奏会>なのですが、名前のとおり【円建ての資産】のみを投資対象としていて「為替変動リスク」がないというのがセールスポイントの一つでした。確かにリスクを取らない堅実な商品と思えます。
・毎月決算型で直近の基準価格と分配金、信託報酬費用等の数字からはじくとNISAで非課税の場合ザックリで年利2%程度となるようです。(2016.5月時点)利殖目的ではなくインフレ率をカバー出来れば可という守りの姿勢が色濃く感じられる。
・ちなみにモーニングスター社のアワード<Fund of the Year 2015>バランス(安定)型部門で最優秀ファンド賞に選ばれています。
今後預金だけでは資産を守ることが難しいと考え始めた方に向いているかも知れません。勿論元本保証は無いのですが…
・0金利の時代ですので債券比率70%というのが若干気になるところです。BBB格以上の社債を中心にして償還期間の分散も行っているとのことでしたが、今後も安定した運用結果が出せるか注目しておくべき点だと考えます。
・プロが強く薦める優秀?なファンドに投資しても必ず収益が上がるとは限りませんし、自分=素人が分析し勝手に良いと思い込んでいる商品なら猶更です。
・個別株は勿論、信託商品についても分散購入していないととても安心はできないですね。
今も債券や株式がパッとしませんが、一方では低金利のおかげでJ-REITが比較的いい状態にて救われています。
マイナス運用のものがあってもトータルでプラスに持っていくには、投資対象の異なるファンドに出来るだけ細かく、多く分散する…これしかないと感じています。
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・我が家の<カッコウセンノウ>に花が咲きました。
2016.5.11
2016.5.11
See you.
I.O