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”放水決死隊”と天皇陛下のお言葉

2011年03月17日 22時03分28秒 | 社会全般
福島第一原発はのっぴきならぬ状況が続いていた。

ぼくは本当に祈った。
祈るしかないように思えたからだ。

そして、現場で活動を続ける方々が、どうか無事で済みますように、と本気で祈った。
胸が張り裂けそうになった。


このような時だからこそ、天皇陛下のお言葉に接して、少し穏やかな気持ちになり、僅かながらの安堵と勇気を頂けたように思えた。

昨夜、テレビで拝見いたしました。

<天皇陛下>お言葉全文(16日) (毎日新聞) - Yahoo!ニュース


これからも苦闘は続いてゆくだろう。
だが、陛下の祈念は勿論のこと、世界中の人々が一緒に応援し、祈ってくれているのだから、きっと立ち直れるんじゃないか、と思えるようになった。

放射線の恐怖がある中で、何と警視庁機動隊が僅か1~2分の放水をしに行くと決意したことが昨晩報じられていた。
自衛隊がヘリでの放水断念と伝えられた後でのことだ。
その、あまりの犠牲的精神には、本当に驚かされた。
警察が行くなら、自衛隊だって行くぜ、ということなのかどうなのかは判らないが、今日はどちらも放水に出動したとのことだった。


たとえそれが、あまりに微力で、大火災の真っ最中に「たったのバケツ1杯」の水をかけただけのようなもので、効果が殆どないとしても、現地に向かった隊員たちや自衛官たちの、死をも覚悟せねばならない決意には、誰もが心打たれるだろう。米海軍のヘリなども、極めて困難な状況の中で、献身的活動を続けてくれた。


ただ、あまり無理はしないで欲しい。
本当に危なくなったら、命を大切にして、逃げて欲しい。



この困難な状況の中で、みんなの心を一つにし、みんなの英知を結集して、対処してくれるだろうことを信じている。