A子さんは自分の傷ついた心を癒してくれる人としか付き合いません。さて私の辛い体験談の一つですが1970年代、アルゼンチンを業務で訪問し、偶然ですが、陸軍と市民の暴動に巻き込まれてしまい、私と歩いていた先輩が機関銃にやられ、遺体を放置して逃げた自分が許せずに神経症になった事があります。その時はひたすら自分の心の痛みに同情してくれる人としか付き合いませんでした。治療者のお陰で元気になりだすと、何故か癒しの言葉を投げかける人が嫌いになり、自分から或道を歩き出しました。求道への道を歩き出した時の回復率は目を見張るものがあり、自分も治療者も人間の潜在能力の物凄い力に感動した思い出があります。癒しだけを求める時期、それが嫌いになり自分で決めた或道を歩き出す必要を冷静に識別する訓練は貴重な人生を生き抜く為の最高の知恵の一つのようです。:
<人は何故狂うか:228-4>:
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