生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心の病を経験した人生を、どう解釈するか?

2009年02月26日 | 第6章:明るい感情の領域
フロイドもユングも私も人類全ても心に咎や罪深さや歪んだ心を持っています。もし自分だけは心に<とが>が無いと断言した人がいたとすると、その人は本物の心の病人でしょう。古代から現代まで、文化、国、その地方に存在している色々の宗教、そのような諸条件で心の病の定義が違います。1960年代、スイスのジュネーブでオックスフォード大学主催で面白いWSがありました。一人の患者を世界的に有名な40人の病理学者が私達学生の前で診断するプロセスを公開する勉強会でした。病名、治療方法は40通り出てきました。このように自分の心の病とは何でしょう?医師への信頼は大切ですが、何といつても頼りになるのは自分です。どんな病名をつけられても、病気以外の生き甲斐を求めて生涯を明るく生き抜く決意をして元気になった人々は沢山います。その決意が最高の良薬となり、幻聴、幻覚は残ってはいますが、その幻聴幻覚を友として明るく元気に生きている人々も沢山います。:<人は何故狂うか:228-5>:

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